妻ソン・イェジンとの"ニアミス"共演も...ヒョンビンの直球な愛情表現にも胸がときめく、20代の代表作「シークレット・ガーデン」
2025.12.9(火)
11月19日に開催された韓国映画の祭典「第46回青龍映画賞」で栄えある2部門(主演男優賞&人気スター賞)を受賞したヒョンビン。受賞対象となった主演映画「ハルビン」で演じた抗日独立運動家アン・ジュングン(安重根)役が高く評価された一方で、同じく2冠(主演女優賞&人気スター賞)に輝いた妻ソン・イェジンとの2ショットも大きな話題となった。
2人を結び付けたラブロマンス「愛の不時着」(2019年)以降、ヒョンビンのキャリアは、12月24日(水)より配信を控える最新主演ドラマ「メイド・イン・コリア」しかり、重厚かつシリアスな作品が続いている。
だが、ツンデレな年下御曹司を演じ、"ヒョンビン病症候群"なる現象を生んだ大ヒットドラマ「私の名前はキム・サムスン」(2005年)の影響もあってか、20代の頃のヒョンビンは、精悍な顔立ちとモデル体型を生かした"俺様エリート"のイメージがかなり強かった。
12月30日(火)より女性チャンネル♪LaLa TVにて放送されるドラマ「シークレット・ガーデン」(2010年)もその一つ。ヒョンビンの俳優人生を大きく変えた「愛の不時着」の約10年前――アイドル的な人気を誇った20代の締めくくりに、大財閥の御曹司で、まさに鼻持ちならない俺様男を愛嬌たっぷりに演じ、最高視聴率37.9%を記録した作品だ。

母方の一族が大財閥で、自身も高級デパートのCEOを務めるキム・ジュウォン(ヒョンビン)は、アメリカの一流大学を卒業し、広大な邸宅に暮らす超セレブ。韓流トップスターである従兄のオスカーにライバル心をむき出しにしているものの、デパートの広告塔として起用しようとするなど、経営者としても強か。そのオスカーに契約を結ばせるために出向いた撮影現場で、男勝りのスタントウーマンのキル・ライム(ハ・ジウォン)と運命的な出会いを果たすのだが...。

家柄、学歴、仕事、ルックスすべてが完璧なジュウォンにとって、自分に媚びを売らないライムとの出会いは衝撃。失礼な態度で激怒させるも、なぜか彼女のことが片時も頭から離れず、その姿を追うようになっていく。そして、"ロエルデパート主催・オスカーと行く済州島ツアー&MV撮影見学"で訪れた怪しげな食堂で、女店主からもらった自家製の酒を口にした2人は翌朝、互いの魂が入れ替わってしまう...。
2人が入れ替わって初めて顔を合わせるシーンがまず絶品。戸惑いながらも平常心を保とうとするジュウォン(体はライム)に対し、ライム(体はジュウォン)はショックのあまり膝を抱えてベンチに座り込んでしまう。ライムが「キスは?元に戻る方法としておとぎ話ではキスは定番なの」と提案し、おそるおそる軽いキスを交わす場面も、男女入れ替わりモノならではのコミカルな名シーンに仕上がっている。

"ある魔法"によって入れ替わりを繰り返しながら、心まで急接近していくジュウォンとライム。そんな2人のロマンスはキスシーンもチャーミングで、ドラマの"名物ショット"が続々誕生した。
腹筋をしているジュウォンが、自分の足を押さえているライムに体を起こす度に顔を近づける"キス寸止め"の腹筋シーンや、口元にカプチーノの泡をつけたライムの唇をその泡もろとも奪う"カプチーノキス"など...。好きをダダ漏れさせているジュウォンのツンデレぶりもさることながら、その度に男勝りのライムが覗かせる乙女の顔が何とも可愛らしいのだ。

セレブ風を吹かすジュウォンが劇中で着用する、青いスパンコール付きの超高級ジャージまでもが爆発的な話題を集めるなど、社会現象を巻き起こすほどの人気を呼んだ同作。最終話では、(ヒョンビンとの共演シーンこそないものの)当時すでにスター女優だったソン・イェジンが本人役で登場するというサプライズも。このドラマを最後に入隊したヒョンビンにとっては、20代を締めくくる代表作の1つであり、夫となり父となった今振り返ると色々な再発見が楽しめそうだ。
文=酒寄美智子
放送情報
「シークレット・ガーデン」<ノーカット字幕版>
放送日時:2025年12月30日(火)12:00~
※毎週(月)~(金)12:00~
※スカパー!第1話無料放送
チャンネル:女性チャンネル♪LaLa TV(スカパー!)
※放送スケジュールは変更になる場合があります
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