高石あかりが少女の衝動性や嫉妬をひりつくような演技で表現!「セフレの品格 決意」
2025.11.30(日)
連続テレビ小説「ばけばけ」でヒロイン・松野トキを演じ、その演技力が話題になっている高石あかり(※「高」は正しくは「はしご高」)。映画「ベイビーわるきゅーれ」シリーズでは元女子高生で殺し屋という役柄を生き生きと演じ、目黒蓮主演の「わたしの幸せな結婚」でヒロインの異母妹・斎森香耶役に抜擢されると、表情豊かな芝居を見せ、高い評価を得た。
そんな高石が17歳の少女を演じたのが映画「セフレの品格 初恋」の続編として公開された「セフレの品格 決意」だ。原作は湊よりこの人気レディースコミックで、「女子高生に殺されたい」「悪い夏」などを手掛けてきた城定秀夫がメガホンをとった。
それぞれの現実の中で暮らす男女の性愛も含めて描き、大人の恋愛ドラマとして支持された本作。主人公でバツ2のシングルマザー・森村抄子を演じるのは行平あい佳。そして抄子の初恋の相手で、バツ1の産婦人科医・北田一樹を青柳翔が演じている。第2章の「決意」で高石が演じるのは、一樹の診療所を訪れる山田咲。"セフレ"としての関係を続けている抄子と一樹の関係に嵐を巻き起こすポジションだ。咲の自分ではコントロール不可能な激しい心の揺れと虚無感を、見事に表現した高石の演技に焦点を当ててみたい。
■少女の孤独を高石あかりがヒリヒリした演技で魅せる
(C)2023日活
一樹が出会ったのは、頼る家族もなく、心を閉ざし、荒んだ日々を生きている咲。その危うさに見て見ぬ振りをできなくなった一樹は、咲が落ち着くまでの間、自分の家に住まわせることにする。高石の演技は、17歳の少女が置かれた不安定な状況と引き裂かれた心を雄弁に物語っている。自暴自棄になっているのを止めようとして腕をつかむ一樹に、怯えた顔になりながらも「触んなよ、変態!」と攻撃的な言葉を浴びせ、一樹が咲に現実を突きつけると充血した目を見開き、やがて子供のように頭を横に何度も振り、泣き叫ぶ。憑依型の女優とも表現される高石だが、その緊迫感溢れる演技から目が離せなくなる。
■嫉妬で我を失った少女の変貌が物語の鍵を握る
おそらく一樹は咲にとって初めて自分を本気で怒り、親身になってくれた男性。
それゆえに抄子と一樹が笑い合い、仲むつまじそうにしているのを見て咲は嫉妬の感情を抑えられなくなる。そして抄子もセフレだからと自分に言い聞かせて感情的にはならないものの、一樹の選択に疑問を抱き、咲の出現によって事件に巻き込まれてしまうことに。
一樹と抄子の関係をかき乱す存在を演じた高石だが、後半では2人との関わりによって自分と向かい合うようになり、素直に、穏やかになっていく咲を、別人のような笑顔と声のトーンで表現。咲の衝動的な顔と成長した顔を演じ分ける、その芝居は細やかだ。
人気を博してシリーズ化された本作は、第3章「セフレの品格 慟哭」が都内先行公開中、第4章「セフレの品格 終恋」が12月12日(金)全国公開されて、完結となる。理性を重んじようとする主人公たちを振り回す咲を演じた高石の強烈な存在感は、第2章に欠かせないものとなっている。
文=山本弘子
放送情報
セフレの品格 初恋
放送日時:2025年12月5日(金)23:00~、12月20日(土)23:30~
出演:行平あい佳 青柳翔 片山萌美 新納慎也
セフレの品格 決意
放送日時:2025年12月12日(金)23:05~、12月22日(月)0:10~
出演:行平あい佳 青柳翔 高石あかり 石橋侑大
チャンネル:映画・チャンネルNECO(スカパー!)
※放送スケジュールは変更になる場合がございます
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