中山祥徳、井上ほの花らキャストによる生アフレコも!?TVアニメ「『薫る花は凛と咲く』Blooming Party」
2025.11.29(土)
11月1日イイノホールにてTVアニメ『薫る花は凛と咲く』のスペシャルイベントが行われた。3連休初日のイベント会場は昼夜満席でこのアニメが愛されていたのがよくわかる。各キャラクターの衣装のどこかに花をあしらった本イベントの描き下ろしイラストがステージに映る中、続々とお客様が集まっていく。そうして定刻になり、暗転した舞台袖からキャストの声優たちが次々と入場していくと、お客様の期待が高まるのを空気感で感じた。どのキャストも満席のファンに嬉しそうな笑みを浮かべ、「本日は楽しんでいってください!」と笑顔をこぼしていたのが印象的だ。
1つ目の企画は『薫る花 珠玉の名シーン』のコーナー。キャスト、監督、音響監督、キャラクターデザイン、原作者が各々思う名シーンに投票し、キャラクター毎に振り返っていく。尚、キャストは自分が演じたキャラクター以外に投票しておりどのシーンがくるのかファンと共に見守ることになった。昼公演ではキャストがチョイスしたシーン、夜公演ではスタッフがチョイスしたシーンを中心に紹介。両公演参加のファンには嬉しいサプライズだろう。

司会進行を務めたのは、宇佐美翔平役の戸谷菊之介。作中の翔平と似た明るいエネルギーでイベントを進行していく。
まずは井上ほの花が演じた和栗薫子からスタート。選ばれたのは第3話と第6話シーンで、第3話の図書館で凛太郎と薫子の会話シーンをチョイスした夏沢朔役の内山昂輝は「偶然の出会いも良い展開だし、お嬢様と思いきや特待生だから成績を維持しないといけないとかバイトを頑張っているとか意外な一面が見えていいシーン。強気なプライドがみえるのもギャップがいい」と声優ならではのキャラクター性を掴むきっかけのような理由で会場を納得させた。

このコーナーでは「各キャラクターを花に例えると?」というお題が最後に出される。この問いには演じたキャスト以外のメンバーが回答しており、様々な観点からそれぞれ思い思いの花を選んでいた。
薫子で選ばれたのは桜やスモークツリー。各々理由はあるが共通するのは「ふわふわ感」で薫子のほんわかとした性格を連想する花々が選ばれた。
続いて、依田絢斗の名シーンは第5話と第10話。第10話で凛太郎と絢斗がボウリング場で話をするシーンがピックアップされた。このシーンについて凛太郎を演じた中山祥徳は「絢斗の人に対する壁を感じていたが、ここで俯瞰しているようにみえて当事者意識がみえたのがよかった」と、ならではの一言。絢斗を演じた石橋陽彩も真剣に聞いていたようにみえた。花ではゼラニウムを中山がチョイス。季節感や花言葉から選んだというが、名シーンが裏の顔(?)のようなギャップを感じる場面だっただけに「赤色がいいね!」と場が和んだ。

宇佐美翔平の名シーンは勉強がわからなすぎる場面と凛太郎に聞きづらいことを直球で聞くシーンがピックアップされた。キャストからは「可愛い!」やこういう真っ直ぐな友達が大事という声が相次いだ。中でも内山は「アドリブを行う時に宇佐美起点でしか考えられないくらい中心にいた」と語った。正にムードメーカー。花では中山と井上がガーベラ被り。沢山の人に元気を与える花としてピッタリの花だ。皆が納得していたように感じた。
夏沢朔はとにかくメロい!と評されつつ、凛太郎との仲直りのシーンを含む第7話と第12話が選ばれた。音響監督も朔のメロさをピックアップしており、キャストを含め満場一致の良さとなっている。保科昴を演じた山根綺は第12話のシーンで「仲間にいれてくれる感じがいい。ギャップがある」と自身のキャラクターとも重ね合わせつつ、性格の高低差にやられた様子だ。花はアジサイで山根と石橋が被った。すぐ散ってしまう、儚い雰囲気と場所によって色が変わる花としてピッタリだなとお客様たちも納得の様子で多くの人々の印象が似たキャラクターを作り上げた内山さんの芝居の集約性が伺えた。

保科昴は第11話と第12話。特に第12話が絶賛で、石橋は「昴の道中を考えると、本当にいいシーン」と立ち上がり熱弁。また、昴が「ああ、楽しいな!」とアイキャッチでこぼすシーンは手放しでキャスト全員が改めて感嘆の声をあげた。お客様も昴の性格が変わっていった第12話の流れの中で感動した人も多いだろう。花は朔と同じアジサイがピックアップされつつ、井上がクリスマスローズという珍しい花を選んだ。この花は下を向いている華やかな花だが、上を向いている花もあるという。時に上下する花の特性が美しい昴にピッタリだと、薫子を演じた井上らしいチョイスだった。

最後の紬凛太郎は満場一致で第12話の海辺で気持ちが零れてしまうシーンが選ばれた。この「好きです」の言葉は何度もリテイクを重ねたらしいが、山根は「全テイクよかった」と述べている。作品に対するスタッフのこだわりが伺える。またカメラワークも世界から2人が取り残された感じとメインとしてふさわしい胸キュンなシーンだ。
花ではスズランやカーネーションが選ばれた。スズランは再び幸せが訪れるという花言葉が凛太郎にピッタリ。戸谷と石橋が選んだこの花にファンたちもなるほど...と納得したような空気が流れた。

名シーンが終わるとフラワーアレンジのコーナーへ。コルクボードを各キャラクターの場面カットと造花で彩っていく。終演後にロビーに飾られるということもあり、キャストは少し緊張の面持ちだった。登場キャストが3人1組にわかれて前半後半で作業が行われた。作業をしていない人3人は先ほどの企画の「花に例えると?」を振り返ったり、雑談したりと千差万別の対応。キャストのパーソナリティを感じるフリートークで随所で笑いが零れる。出来上がったコルクボードを内山は「呪物を作ってしまった」と語ったが、全員個性があり、それぞれ魅力がある仕上がりとなった。各キャラクターへの愛が感じられる温かい企画だったといえるだろう。完成したフラワーアレンジは作品公式Xに上がっているので、気になる人はチェックしてみてほしい。
最後は生アフレコとなり、イベントは終盤へ。各話から名シーンを数分ずつ演じていく。先ほどの明るくじゃれあっていたコーナーとは相変わって、「声優」としての真剣な表情にファンたちは固唾を呑んで見守った。
薫子を演じている井上は、表情が凄く柔らかくみえた。対照的に山根は昴に合わせて固い表情の印象を受けた。と思うと、戸谷は翔平と同じ天真爛漫な笑顔を振りまきつつお芝居しており、改めてキャラクターの個性を掴む職業だなと感心してしまう。凛太郎を演じている中山も不器用で優しい凛太郎の人柄を連想させる、葛藤と踏み出したい気持ちが内包された重厚な音を芝居として作っていた。また、内山は経験豊富な声優だなと感じる、リップノイズをのせない技術に驚かされた。石橋は性格のギャップがわかる場面を表現豊かに演じていたが、何より中性的な声が素晴らしいなと感じた。生アフレコという特別な空間はあっという間に終わってしまった。

お芝居の余韻そのままに、キャストが壇上に揃い踏み。やりきった笑顔と感動したファンたちの笑顔が咲き乱れた。口々にファンに感謝を述べるなか、中山は「是非、2期をやりたい」と真剣な顔で語った。それはファンも同じ気持ちで温かい拍手が咲き乱れた。大輪を咲かすその日まで、見守っていこう。
文=田中諒
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