山田涼介と浜辺美波が静かな世界観の中で紡ぐ切なく美しくラブストーリー!過酷な運命が2人を翻弄する「サイレントラブ」
2025.11.28(金)
山田涼介と浜辺美波の共演で2024年に公開されたラブストーリー「サイレントラブ」。監督は「ミッドナイトスワン」、「異動辞令は音楽隊!」などで知られる内田英治が務め、まなべゆきこと共同で脚本も担当した。また、音楽は内田監督が長年熱望し、久石譲が担当することが叶った。本作のために制作されたオリジナル楽曲が、美しいメロディーで作品を彩った。
(C)2024「サイレントラブ」製作委員会
あるきっかけから声を発することをやめ、音大の清掃員をしながら毎日"ただ生きている"ように日々を過ごしていた蒼(山田)。ある日、事故で目が不自由になった音大生・美夏(浜辺)が失意の末に屋上から飛び降りようとするところに鉢合わせた蒼は、必死で彼女を助ける。運命的な出会いをした後、蒼は何があってもピアニストになる夢を諦めない美夏に心奪われ、目の見えない彼女を何があっても守ろうと決意する。しかし、美夏に想いを伝える方法は、そっと触れる人差し指とガムランボールの音色だけ。"イエス"の時は1回、"ノー"の時は2回タッチすることで意思疎通をし、2人は静かに絆を深めていくのだった。そんな蒼の不器用すぎる優しさがようやく美夏の傷ついた心に届き始めた時、2人は運命の濁流に飲み込まれることとなる...。
■山田涼介と浜辺美波が静かな世界観の中で紡ぎ出す切ないラブストーリー
(C)2024「サイレントラブ」製作委員会
アイドルとして活躍しながら、俳優としても着実にキャリアを重ねてきた山田は、作品ごとに違った顔を見せる。本作で演じた主人公・蒼は劇中でほとんどセリフのない役どころだが、山田は表情の変化や仕草で蒼の感情をしっかりと表現。わずかな表情の動きや呼吸の浅さ、そして瞳に帯びた温度からは、蒼の焦りや怯え、諦め、そして美夏への想いも伝わってくる。キラキラと眩しいアイドルオーラを封印し、暗く曇った瞳に、蒼が抱える重い過去を映し出している山田の演技が見事だ。
一方の浜辺は、持ち前の透明感で美夏を可憐に演じている。視力を失ったという、こちらも難役に挑戦しているが、美夏の人間性をしっかりと表現。視力を失ったことで不安定になったり、逆張りのように高慢な態度で周囲を敵視したり...美夏の虚勢と脆さという二面性を好演。しかしその根底には、ピアニストになることを諦めてはいない、芯の強さやひたむきさが垣間見える。そして、蒼との関わりの中で心が解け、柔らかくなっていく、その恋心の過程も美しく描き出している。
心を通わせ始めた2人には、過酷な運命の罠が待ち受ける。その先にある未来は、幸か不幸か――。静かな世界観の中に映し出される切ないラブストーリーの行方を、山田と浜辺の演技にも注目しながら見届けてほしい。
文=HOMINIS編集部
放送情報
サイレントラブ
放送日時:2025年12月21日(日)12:00~
チャンネル:WOWOWシネマ(スカパー!)
※放送スケジュールは変更になる場合がございます
出演:山田涼介 浜辺美波 野村周平 吉村界人 SWAY 中島歩 古田新太
-

橋本愛が元ホス狂いの激情のように渦巻く愛を表現!仲野太賀と夫婦を演じた「熱のあとに」
提供元:HOMINIS11/7(金) -

「蒼蘭訣」の"戦神・長珩"を上回る麗しさ...ジャン・リンホー(張凌赫)の"美顔"が本国でも反響を呼んだロマンス時代劇「四海重明」
提供元:HOMINIS10/13(月) -

ギアミュ、スザク役の赤澤遼太郎とルルーシュ役の小南光司が推しているものとは?【#推シゴトーク】
提供元:HOMINIS11/8(土) -

阪口珠美、乃木坂46から舞台へ――『醉いどれ天使』で感じた"女性の強さと儚さ"
提供元:HOMINIS11/6(木) -

太田光(爆笑問題)や玉井詩織(ももいろクローバーZ)、黒木華も...松重豊扮する"ゴローさん(井之頭五郎)"への愛が見え隠れする「それぞれの孤独のグルメ」
提供元:HOMINIS11/8(土)

