前田拳太郎、映画「栄光のバックホーム」へ抱く思いを語る「横田慎太郎選手とお母さんが本に込めた思いを少しでも多くの方に届けるために」
2025.11.26(水)
2013年のドラフト会議で阪神タイガースに2位指名され、背番号 24を背負う若きホープとして将来を期待された横田慎太郎選手。2016年の開幕戦では一軍のスタメン選手に選ばれ、見事に初ヒット。順風満帆な野球人生が待っていると思われたその矢先に、21歳で脳腫瘍を発症し、引退を余儀なくされてしまった。
そんな横田選手の自著「奇跡のバックホーム」と、彼が2023年に28歳でその生涯を閉じるまで、家族と共に闘い続けた人生の軌跡を描いたノンフィクション「栄光のバックホーム」が、映画「栄光のバックホーム」として映像化される。
今回は11月28日(金)の公開に先駆けて、横田選手のライバルでもあり親友でもある先輩・北條史也選手を演じる俳優・前田拳太郎にインタビューを実施。本作にかける思いなどを聞いた。
――今回の映画は、横田慎太郎さんの自著「奇跡のバックホーム」と、母の目線で描く「栄光のバックホーム」の2冊が原作ですが、原作や脚本を読んだ時の感想を教えてください
「僕はこれまで野球についてはあまり詳しくなかったんです。だから今回この作品に携わって、初めて横田選手という存在を知り『どうして今まで知らなかったんだろう』『たくさんの人に届けないといけない』と思いました。僕は原作からすごく勇気をもらいましたし、横田選手とお母さんが本に込めた思いを少しでも多くの方に届けるために、僕も少しでも力になれればいいなという思いで作品に携わらせていただきました」

――元阪神タイガースの北條史也選手という実在の人物を演じられたことについては?
「最初は、実在する方を演じなければいけないことへのハードルの高さを感じました。北條選手のことをいろいろ調べて、最初は『北條選手に似せて喋ったりしようかな』などと考えたんですが、映画の中の登場人物だから、そうじゃないなと途中で気付いて。『栄光のバックホーム』という作品の中での北條選手を演じられたらいいなという思いで演じさせていただきましたし、監督もそういう風に言ってくださいました。野球ファンの方が映画をご覧になって『これは北條選手じゃない』と思う人もいらっしゃると思います。でも、僕は作品の中で生きる北條選手や、作品の中での北條選手の思いを大事にしながら演じました」

――最も印象に残っているシーンはありますか?
「実は、横田選手を演じた松谷鷹也さんは、この作品に4年前から取り組んでいて、横田選手ともお話したことがあったりと、ずっと準備されていたんです。そんな鷹也さんの役に対する熱量に負けないようにという気持ちで、ぶつかっていこうと思いながら演じていました。そんな中で撮影した、入院中の横田選手に北條選手が話しかけるシーンは、台本を読んだ時からどうやって演じようか悩んでいました。北條選手は先輩という立場で、横田選手の前ではいつも笑顔で、いい兄貴分なんですけど、そんな人から溢れ出てくる弱さを表現したいと思って、たくさん考えました。でも、実際の撮影で横田選手を演じる鷹也さんの声を聞いた時、素直にそのお芝居を受け取って"心のやりとり"のようなものを大事にしたいと思い、その場で演じました」

――タイトルの「栄光のバックホーム」にちなんで、ご自身の「栄光の瞬間」と言えるような思い出を教えてください
「中学生の時に夢だった『全国中学生空手道選手権大会』の団体形で優勝した時と、戦隊もののオーディションに受かった時ですかね。それがなければ僕は今の事務所のLDHにも入っていないと思います。受かったおかげで、こうして夢だった役者のお仕事をすることができているので、僕自身の栄光と言えるのではないかなと思いますね。この作品をたくさんの人に見ていただいて、感動が広がっていくとしたら、それもまた栄光ですし、この作品でまたいい景色が見られたらいいなと思います」

――今回の映画は、どのような方々に観ていただきたいですか?
「僕自身、役者としてこれからどうしていこうかと考えている時期の撮影で、すごく背中を押してもらって勇気付けてももらいました。自分の道がわからなくなって迷子になっている人や、自分の目標に向かって思うようにいっていない人にとって助けになる作品だと思うので、そういう方々に届くといいなと思いますね。なかでも10代の皆さんには、ぜひ観ていただきたいです。僕も部活などで悩む時が多くて、もし学生時代にこの映画と出会っていたら、もっといい結果を残せたのかもしれないと思うので、部活を頑張っている皆さんにも観てもらえたらうれしいです」
撮影・取材・文=中村実香
ヘアメイク=山口恵理子 スタイリスト=村井素良
<衣装>
ジャケット¥275,000(Kazuki Nagayama/STUDIO FABWORK03-6438-9575),パンツ¥42,900(Juha/info@juha_tokyo.com),ブーツ¥33,000(REPRODUCTION OF FOUND/EYEFOUND03-6434-7418)
その他スタイリスト私物
公開情報
幻冬舎フィルム 第一回作品
映画「栄光のバックホーム」
2025年11月28日(金)公開
製作総指揮 : 見城 徹 / 依田 巽
原作 : 「奇跡のバックホーム」横田慎太郎(幻冬舎文庫)
「栄光のバックホーム」中井由梨子(幻冬舎文庫)
脚本 : 中井由梨子
企画・監督・プロデュース : 秋山 純
出演:松谷鷹也 鈴木京香
高橋克典 前田拳太郎 伊原六花 山崎紘奈 草川拓弥
配給:ギャガ
制作:ジュン・秋山クリエイティブ
©2025「栄光のバックホーム」製作委員会
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