当時22歳の妻夫木聡が温かな演技でつづった、犬と人間の温かな交流の物語!実話をもとにした映画「さよなら、クロ」
2025.11.26(水)
10月より放送中の日曜劇場「ザ・ロイヤルファミリー」で主演を務めている妻夫木聡。
妻夫木が大ブレイクを遂げたきっかけと言えば、2001年の映画「ウォーターボーイズ」。映画初主演を果たし、第25回日本アカデミー賞で優秀主演男優賞・新人俳優賞、そしてゴールデン・アロー賞でも映画新人賞を受賞し、たちまち注目の若手俳優となった。その後もテレビドラマへの出演が続き、2002年の「ランチの女王」でさらに知名度を高め、2003年には「ブラックジャックによろしく」で連続ドラマ初主演を飾った。
そんなブレイクの最中の2003年、主演を務めた映画が「さよなら、クロ」だ。
(c)2003 シネカノン/電通/衛星劇場
1960年代、長野県松本市。秋津高校3年生の亮介(妻夫木)は、ある日の登校中に、黒い野良犬を見つけ、自分の弁当を分け与える。すっかり亮介になついた野良犬は、その後、学校の中にまでやってきてそのまま居着くように。用務員室で暮らし、"クロ"と名付けられたその犬は、時には校内を自由に歩き回り、時には職員会議にまで参加し、すっかり学園中の人気を集めるマスコットとなる。同じ頃、亮介は親友の孝二(新井浩文)と、共にクラスのマドンナ・雪子(伊藤歩)を想う恋のライバルだった。しかし、孝二は雪子に自身の想いを告白した直後に、交通事故を起こして亡くなってしまう。孝二の告白を断っていた雪子は、事故のことを知ると自責の念に駆られるが、そんな彼女を救ったのも、やっぱりクロだった。それから10年が経ち、獣医となった亮介。旧友の結婚式に出席するために帰郷した亮介は、久しぶりに会ったクロが病気にかかっていることに気付くのだった...。
■実話をもとにした感動作の中で、妻夫木聡の温かな演技が光る
(c)2003 シネカノン/電通/衛星劇場
かつて長野県の高校で実際にあった話をもとに、「アカシアの道」の松岡錠司監督が切ない恋物語も盛り込みながら、瑞々しい青春映画に仕上げた本作。学校のマスコットとして周囲から深く愛された野良犬・クロは、学校の職員名簿にも"番犬"として記載され、その死の際には学校葬が営まれたという。
そんな1匹の犬と人々との温かい交流をつづった感動作で、当時22歳の妻夫木が主人公の亮介をフレッシュに演じている。登校中に出会ったクロに思わず弁当を与えたり、学校の中でマスコット的な存在になったクロのことを可愛がったりと、優しい亮介の性格が、柔和な雰囲気の妻夫木にぴったりとハマる。また、亮介は高校生ながらに親友の死を経験したり、好きな人に想いを伝えられなくなったりと、さまざまな出来事と直面することになる。高校生の亮介の中に渦巻く計り知れないほどの悲しみや苦しみも、妻夫木は表情や声色でしっかりと表現。観ている者を切ない気持ちにさせる演技力はさすがだ。
その後、亮介たちも大人になり、もちろんクロも同じように年齢を重ねていく。獣医となった亮介はクロの病気や老いと向き合っていくこととなる...。犬と出会い、共に過ごして、時間を積み重ねる。そこには数え切れないほどの楽しさや幸せな瞬間はもちろん、時には悲しみや苦しみを伴う出来事もあるが、すべてひっくるめて愛おしいものだ。そんな温かな時間を映像に映し出した感動作を、若手時代の妻夫木の演技と共に、見届けてほしい。
文=HOMINIS編集部
放送情報
さよなら、クロ
放送日時:2025年12月3日(水)11:40~
チャンネル:WOWOWシネマ(スカパー!)
※放送スケジュールは変更になる場合がございます
出演:妻夫木聡 伊藤歩 新井浩文 金井勇太 佐藤隆太 田辺誠一 柄本明
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