i☆Ris・山北早紀、若井友希、久保田未夢が新曲「夢へのヒトカケラ」と周年ライブへの意気込みを語る!「本気でかかっていく勢いなので、フルチャージで来てほしい(笑)」
2025.11.14(金)
i☆Risのニューシングル「夢へのヒトカケラ」が11月19日(水)にリリースされる。久保田未夢がヒロインのティノ・シェイド役を演じているアニメ「嘆きの亡霊は引退したい」第2クールのエンディング主題歌に起用されたこの曲は、松隈ケンタが手掛ける軽やかで爽快感に満ちたロックサウンドが特徴的な楽曲となっている。
今回は待望の新曲について、そして11月15日(土)に控えるぴあアリーナMMでの13周年記念ライブ「i☆Ris 13th Anniversary Live -TITLE MATCH-」について、山北早紀、若井友希、久保田未夢の3人に語ってもらった。
――新曲「夢へのヒトカケラ」への印象は?
若井「曲のデモをいただいて初めて聴いた時は、『意外だな』と思いました。今まで明るい曲とか、かっこいい曲とか、どちらかに振り切った曲が多かったので『次はこういうテンション感なんだなぁ』って。アニメの曲って、テンションが高い印象が強いんですが、この曲はサウンド感としては爽やかで、ロックではあるけど、ゆったりしてるというか。i☆Risにしては落ち着いてる感じがあって、でもエンディングにはすごく合ってる感じがして、新鮮でしたね」
山北「私も最初に聴いた時の感想としては同じで。まだ『嘆きの亡霊は引退したい』を見てなかったので、アニメの内容がどういうものかあまり知らずに聴くと、シングルの表題曲としては意外だなという印象を受けましたね。最近、キラキラアイドルソングのようなタイプの楽曲が主流だから、『これがシングルの表題曲で大丈夫なのかな?』と思ったりもしましたし(笑)、ある意味『攻めたな』って。後に作品を見させてもらったり、『エンディングになるよ』と言われて歌詞も紐解きながら聴いたりしてみると、聴けば聴くほど『めちゃくちゃいい曲だなぁ』と思いました」
――最初に聴いた時とはどんどん印象も違って感じられたり?
山北「はい。アニメタイアップの曲って作品と紐づいたりしていると思うので、リンクしてる部分とかが分かると印象も違ってくるのかなって。この曲は『エンディングまで見届けたくなる曲だな』と思いました。曲自体も疲れてる人が聴いても気疲れしない曲というか、シンプルに励まされるなと思いました」
久保田「去年の劇場版アニメ「i☆Ris the Movie -Full Energy!!-」を除くと、「Queens Bluff」(2022年8月3日発売/Netflixシリーズ「賭ケグルイ双」エンディングテーマ)ぶりのアニメタイアップなので、『あ、これこれ!』って、歌詞を見ながら思いました。ここ最近のシングルやアルバムの楽曲では私たち自身のことを歌ってるものも多くて、前作の『ViVa i☆DOL』は特にそういう感じだったので。今回の曲は、『嘆きの亡霊は引退したい』に第1クールから出演させていただいていることもあって、レコーディングする時に『アニメの中のキーとなるワードだったり情景を入れて書いてくださったのかな』と思ったりしました。『嘆きの亡霊』は第1クールの時にエンディング曲に合わせて次回予告をラップするというのが定着していて、全話そうだったんです。なので、『え?この曲でラップするの?』とは思いました(笑)」
――第1クールで定着していると、第2クールも期待されている感じはありますよね
久保田「そうなんですよ。レコーディングの段階では第2クールでも続くのか分からなかったんですけど、エンディング曲に寄せてのラップ予告はすごく好評だったので、次もやるとしたらこの曲なのかと、少し不思議に思ったりもしました。それにラップ予告は別としても、アニメとエンディング曲って見てくださっている方には強く印象に残るものだと思うんです。『あぁ、第2クールの時はこの曲だったな』『この曲を聴くと物語を思い出すなぁ』って。そういう曲にi☆Risの楽曲を選んでいただけたことがありがたいなと思っています」
――曲の中で好きなフレーズや共感する部分はどこですか?

若井「『運の波に乗って〜』というフレーズがあるんですが、このワードが好きで、すごく印象に残っています。i☆Risが今まで歌ってきた曲は『夢を追いかける』とか『どうにか夢を掴む』とか『あがく』のように『一生懸命さ』みたいなものが多くて。もちろんそれもいいんですけど、私は自分の人生においても"運の波"に揉まれてここまで来たという実感があるので、すごくしっくりきて腑に落ちる感じがしたんです。i☆Risとして13年やってきて、私たちも努力をしてきましたけど、やっぱり運もあったと思うんです。私、"運"って言葉が本当に大きいと思っていて、すごく好きなんですけど、それを肯定してくれている感じがある、このフレーズが好きです」
山北「私も同じです!2票目です(笑)。アニメの曲ってバトルものとか、盛り上がる作品が多いからこそ歌詞も必然的に奮い立たせるものが多いけど、『嘆きの亡霊』は主人公が気の抜けたキャラだし、そのエンディングということもあって、気疲れしないで聴けるんですよね。その結果、『もうちょっと頑張ってみようかな』と思えるいい曲なんです!それがi☆Risにも通じるし、"運"だなと思うんです。13年のi☆Risの冒険のまとめでもあるのかなって」
久保田「2人が言ってくれていること、すごく分かります。私たち自身にも通じるし、作品にも通じるところが多いですね。主人公のクライは、基本やる気がなくて、能力もなければ、戦いのスキルもないんですけど、運だけでなんとか生きてきたような人なんです。そこがすごくマッチしてて、作品にもi☆Risにも合ってるというのはすごいなと思います。私は最後のサビの4行が好きで、『嘆きの亡霊』のことをすごく描いているなって。この中で出てくる"僕"って、聴いている人によっては自分が"僕"だったり、主人公のクライの"僕"でもあるのかなと感じられるんです。ネガティブなワードも多い中で、『僕を見捨てない唯一の宝』という一番キラキラ輝くワードがここに入っているのが、素敵な歌詞だなと思います」

――11月には13周年記念のワンマンライブも開催されますね
山北「これまでのライブとはガラッと変わります!13年やっていると、なんとなくライブの形も出来上がってくるじゃないですか。序盤はこういう感じで、最後に定番曲が来て...みたいな。今回のライブはそれを結構ぶち壊している感じがあります。新しいことにもチャレンジするので、最近ファンになった方も楽しんでもらえるし、ずっと応援してくれているファンの方にも『ここで新しい見せ方が来たな』というふうに新鮮に感じてもらえるんじゃないかなと思います」
若井「去年と会場は一緒ということで、いかに違った見せ方をするかというのもあると思うので、ステージの造りや曲の構成も違います。私たちとしては『なるべくファンの皆さんの近くに行けたらいいな』とか『広い会場だけど遠く感じないようにしたい』という思いがあって、全員に楽しんでもらいたいというのを一番大事にステージを作っています。大きい会場だけど、近くに感じてもらえるライブになるんじゃないかなって」
久保田「私たちが思ってる以上に、i☆Risのライブをファンの人たちが楽しみにしてくれているんだろうなというのは今年のツアーの時から思っていて。私たちがステージに立つ前のオープニングSEの時点でファンの皆さんが仕上がってる感じがあって、それくらいi☆Risのライブを楽しみにしてくれている"勢い"みたいなものを、春のツアーからすごく感じていました。今回の周年ライブもファンの方の勢いに負けないくらいに、私たちもお見せできたらいいなと思っています!それこそ2人が言ってくれた通り、今回は新鮮なセトリになっている部分もあったり、大きい会場だけど近くに行ったりする工夫もしています。『タイトルマッチ』というタイトルの通り、お互いどっちが早くHPを削れるか、こちらも本気でかかっていく勢いなので、フルチャージで来てほしいなって思います(笑)」
撮影=皆藤健治 取材・文=田中隆信
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