Liella!のメンバーとしても活躍する伊達さゆりが、振り返る5年間「すごくいろいろな世界を見ることができた5年間でした」

2025.11.7(金)

『ラブライブ！スーパースター!!』澁谷かのん役、同作品のスクールアイドルグループ・Liella!のメンバーとして活動する一方、ドラマ・映画・舞台への出演など、さまざまなフィールドで活躍する声優・伊達さゆり。彼女の2nd写真集「シルエット」が、11月6日(木)に発売された。以前から訪れてみたいと思っていたという香港・マカオを舞台に、元気いっぱいの笑顔から、今までに見せたことのないクールな表情などを余すところなく収めた一冊に仕上がっている。今回、発売を前に伊達にインタビューを実施。写真集に込めた思いなどを聞いた。

――前作から3年、2nd写真集出版の企画が持ち上がっていると最初にお聞きになった際の率直なご感想をお聞かせください。
「『いいんですか?!』という感想が最初に出てきました(笑)。1st写真集もデビューして直後の発売だったので、その時も『いいんですか？』という感想が出て。 2nd写真集も、まさかもう一冊出させていただけると思っていなかったので、びっくりしました。それと同時に、『1stの時とくらべて、なにか変わった部分あるかな？』と、撮影前ですけど思いましたね。やっぱり『当時と何か変わって、成長している姿を残さないといけないんだろうな』みたいなプレッシャーもありました」

――実際に撮影した写真から、ご自身の変化は感じられましたか？
「たくさんありまして、ありがたいな、良かったな、と思いました。この3年間で、いろいろなお仕事をさせていただく中で、1stの時より少し自信がついたのか、笑顔がよりナチュラルになった感じはしますね。ちゃんと自分が思った通りの表情ができるようになってきているのがうれしかったです」

――ロケ場所を香港・マカオに選んだ理由を教えてください。
「小さい頃から、いろいろな写真などを見ている中で、日本にはない街並みが大好きだったんです。有名なモンスターマンションも、ギュッと密集していて、上に積み上がってる感じで、写真で見るのと、自分の目で実際に見るのとでは、絶対に雰囲気が違うんだろうな、と思っていました。さらにネオン街もありつつ、真逆な自然がたくさんある地域もたくさんあったりとか、なんか日本では見られそうで見られない景色がたくさんあるなあって思っていました。今回、5月にだいたい一週間くらいで訪れましたが、すごくエネルギッシュで、謎に包まれた街だな、と感じました」

――お気に入りのカットを教えてください。
「撮影初日に、マカオの夜の街で撮影下、黒の背中開きのミニドレスの写真です。笑顔全開でラブリーな表紙とのギャップがあって、すごく好きですね。今までは、髪の毛もちゃんとスプレーで固めて、乱れないのが正義だと思っていたんですけど、この写真では、あえてラフに自分でかき上げてみたりと、初めての経験だったので新鮮でした」

――香港・マカオでの思い出に残っているエピソードを教えて下さい。
「写真集の中にも、その一場面があるのですが、香港の現地ですごく有名な屋台で食べた、野菜たっぷりトッピングのラーメンが、とってもおいしかったです。初めて食べるものなので、ドキドキしていたのですが、めちゃくちゃおいしくて。現地の方々のお昼ごはんを体験できてうれしかったです。今も、また食べたいなって思っています(笑)」

――2025年12月にデビュー5周年を迎えますが、今までの活動を振り返ってのお気持ちをお聞かせください。
「あっという間だったなと思う時と、まだまだだな、と思う時がありますが、すごくいろいろな世界を見ることができた5年間でした。これからも、皆さんへの感謝の気持ちと初心を忘れずに頑張りたいな、と思っています」

――これからの5年で挑戦してみたいことがありましたら教えてください。
「ありがたいことに、声をきっかけに私のことを知ってくださった方がたくさんいてくれて。なので、自分の声で新たな出会いだったり、命を新たに吹き込んでみたり、物語を読んでみたり、感動を少しでもプラスできたら素敵だなと思うので、今後も声を鍛えていきたいです」

――最後に、2nd写真集「シルエット」の発売を楽しみにされている皆様にメッセージをお願いします。
「皆さんのおかげで、2nd写真集を出させていただくことができました。今の自分を形に残せてもらえるのは、とても特別なことですし、それに加えて、自分が好きな空間を皆さんと共有できるっていうのが、すごくうれしくて。私自身は、とっても楽しい撮影でしたが、手にとってくださる方が、どんな感想をお持ちになるかは、読んでみないとわからないと思うので、すごく楽しみではあるんですけど、今はまだドキドキの方が勝っています。もし、よかったら読んでいただいて、感想を教えていただけるとすごくうれしいなあと思います。全部の写真に、いろいろなエピソードがあるので、想像しながら読んでいただけたらなと思います」

取材・文＝中村実香

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