綾瀬はるかと上白石萌歌が魅せる、タイプの違うキャラクターの"不変と進化" 「義母と娘のブルース 2020年謹賀新年スペシャル」
2025.11.3(月)
数々の話題作に出演し、さまざまな役を演じてきた俳優・綾瀬はるか。近年では、映画「レジェンド&バタフライ」(2023年)で男勝りの毅然とした信長の正室を演じたかと思えば、映画「リボルバー・リリー」(2023年)で腕利きの女スパイ役で圧巻のアクションを披露するなど、その演技の幅の広さは止まることを知らない日本を代表する役者だ。
一方、映画やドラマから、CM、舞台まで、現在見ない日はないほど活躍している俳優・上白石萌歌。ドラマ「パリピ孔明」(2023年、フジテレビ系)やドラマ「イグナイト -法の無法者-」(TBS系)、映画「366日」(2025年)などで、さまざまなヒロイン像を披露しており、次世代を担う若手実力派俳優の一人だ。
そんな2人が共演したドラマ「義母と娘のブルース」シリーズ(TBS系)では、それぞれの世代でエンタメ界を引っ張る2人の演技力をあますところなく味わうことができる。
■6年にわたり放送されてきた大人気シリーズ
(C)TBS (C)桜沢鈴/ぶんか社
同シリーズは、桜沢鈴による同名漫画を実写化したもので、血のつながらない母娘のたどる20年間の軌跡を描いた感動大作。2018年に連続ドラマ、2020年、2022年、2024年にSPドラマが放送され、2024年のSPドラマ「義母と娘のブルースFINAL 2024年謹賀新年スペシャル」で6年にわたるシリーズが完結した。
連続ドラマでは、バリバリのキャリアウーマンだった亜希子(綾瀬)が、先妻を亡くした良一(竹野内豊)と結婚し、小学生の娘・みゆき(横溝菜帆)の義母となる。仕事はできるが世間の主婦とはズレていた亜希子は、慣れない家庭生活で失敗を繰り返しながら奮闘。そんな亜希子にみゆきは反発しながらも、互いに距離を縮めていく。そんな中、良一が他界。数年後、高校生となったみゆき(上白石)と一人前の主婦となった亜希子は、血のつながりがないことを乗り越えて真の親子の絆を強めていくという10年間が描かれた。
綾瀬と上白石が親子として互いに寄り添い絆を深めていく亜希子とみゆきの姿を描き出した連続ドラマでも2人の演技の素晴らしさに触れることができるのだが、より深く堪能できるのがSPドラマ「義母と娘のブルース 2020年謹賀新年スペシャル」(2020年)だろう。
■赤ん坊に亜希子とみゆきが翻弄される!
(C)TBS (C)桜沢鈴/ぶんか社
同ドラマでは、連続ドラマの1年後を舞台に、亜希子とみゆきの周囲に巻き起こった騒動を描く。大阪で単身赴任していた亜希子が会社をクビになって東京に戻ってくる。時を同じくして、みゆきがアルバイトしているパン店の店先で捨てられていた赤ん坊を連れ帰ったことで、亜希子はみゆきに失職したことを打ち明けられないまま、赤ん坊の世話に振り回されてしまうという内容。
ドラマ自体は約2年ぶりの放送となるため、綾瀬も上白石も同じ役を久しぶりに再演しているのだが、ストーリー上の1年間の時間経過を踏まえた上で"役の不変と進化"の表現が秀逸で驚かされる。
綾瀬は、一定のリズムとトーンで話す亜希子独特の口調や丁寧できびきびとした所作、表情の変化の少なさなど、亜希子を構築する特徴をしっかりと再現しつつ、失職したことをみゆきになかなか言い出せないといった人間味を表わす芝居も披露し、亜希子の進化もしっかりと表現。
また、上白石もちょっと抜けている、マイペースで愛らしいみゆきを連続ドラマの時から変わらず好演。常識的だがマイペース過ぎてぽわんとしたキャラクターのみゆきを、仕事はできるが世間からはズレている亜希子とは違った"クセの強さ"で表している。
■完璧ではないが、親子としてさらに成長していく2人に心動かされること間違いなし
一方で、みゆきが世話や本当の親探しをする中で、初めて"親心"と向き合うことで、血のつながらない自分を育ててくれた亜希子の心情に思いを巡らし、人としての成長する様子をもしっかりと描き出している。
"完璧ではないいびつ"な2人のキャラクターが、時に衝突し、時に支え合って、互いに足りないところを補完し合っていくという同シリーズの醍醐味はそのままに、それぞれがしっかりとキャラクターの"変わらないところ""成長したところ"を表現することによって、連続ドラマより一層深みのある世界観を作り出している。ぜひとも2人の演技力の奥深さを堪能してほしい。
文=原田健
放送情報【スカパー!】
義母と娘のブルース 2020年謹賀新年スペシャル
放送日時:2025年11月30日(日)12:00~
放送チャンネル:TBSチャンネル2
出演:綾瀬はるか、竹野内 豊、佐藤 健、上白石萌歌、井之脇海、横浅利陽介、浅野和之、麻生祐未 ほか
※放送スケジュールは変更になる場合があります。
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