パク・ボゴムの後任に熱視線！「愛の不時着」「トッケビ」「ソンジェ背負って走れ」..."韓ドラOSTの神"こと10CM(シプセンチ)への熱い支持

2025.10.23(木)

「雲が描いた月明り」(2016年)や「おつかれさま」(2025年)で知られる人気俳優パク・ボゴムがMCを務め、大きな反響が寄せられた韓国KBSの音楽番組「THE SEASONS」シリーズ。そんな国民的俳優の後任となる"第8代MC"に起用されたアーティスト、10CM(シプセンチ)をご存知だろうか？

■パク・ボゴムから"韓ドラOSTの神"こと10CMへバトンが継承！毎回注目の「THE SEASONS」シリーズのMC交代劇

「THE SEASONS」シリーズは、"季節(SEASON)"ごとにMC＆タイトルが変わるというスタイルが特徴の音楽トークショー。生バンド演奏による即興的なアレンジが満載で、その日限りのコラボパフォーマンスも繰り広げられるとあって、"ホスト"役となるMCの手腕も問われ、毎回、MC交代には熱い視線が注がれてきた。

さらにパク・ボゴムがホストを務めた前シーズンでは、ボゴムとユン・ジョンシンのコラボ曲「上り坂」やENHYPENがカバーしたImagine Dragons(イマジン・ドラゴンズ)の「Demons」といった番組発の音源のリリースも相次ぎ、番組自体への注目度も一段と高まった印象だ。

■ボゴムがMCを務めた「THE SEASONS」の第7シーズン最終回の紹介記事

そんな期待のかかるタイミングにも関わらず、熱い反応で迎えられた10CMは、"韓ドラOSTの神"と呼ばれる人気ミュージシャン。「トッケビ～君がくれた愛しい日々～」(2016年)、「愛の不時着」(2019年)、「スタートアップ：夢の扉」(2020年)、「涙の女王」(2024年)、「ソンジェ背負って走れ」(2024年)...と、ざっと挙げただけでも、近年の韓ドラ界を代表するヒットドラマのOST(Original Sound Trackの略)に名を連ねてきた。

韓ドラファンであれば知らない人はいない10CMを新MCに迎え、韓国で9月より放送スタートとなった「THE SEASONS～10CMのスダムスダム」(11月3日(月)深夜よりKBS Worldにて日本初放送)。

番組のSNSを通じて募集されたサブタイトルの「スダムスダム」とは、2014年に発売したフルアルバム「3.0」の収録曲で、"なでなで"という意味。初回のオープニングで10CMは「スダムスダム」を歌いながら登場すると、ファンに頭を"なでなで"されるというユニークなファンサービスで会場を盛り上げた。

■天才デュオ・AKMUのイ・チャンヒョク、韓国ヒップホップ界のレジェンド・EPIK HIGH、2PMのウヨン...ゲストの多彩なラインナップ！

10CMの美しい歌声で幕を開けた記念すべき初回の最初のゲストには、"第3代MC"を務めた天才兄妹デュオとして知られるAKMUのイ・チャンヒョクが出演。これまでにも第1シーズン「パク・ジェボムのドライブ」、第4シーズン「イ・ヒョリのレッドカーペット」の初回ゲストに登場しており、チャンヒョクが初回ゲストに登場したシーズンはヒットするという"ゲン担ぎ"的な存在としても注目を集めた。

番組の"先輩"として、「僕はMCというより盛り上げ役のような存在だったので、わざと踊りながら転んだりしました。自分の体を惜しまないで」とユーモアたっぷりにアドバイスを送ったチャンヒョク。10CMの困惑のリアクションを引き出したり、「Hug Me」のデュエット中では熱い抱擁を交わしたりと、チャーミングなキャラクターで10CMをリードし、番組の幕開けを好アシストしていた。

その他にも、初回に相応しい豪華ゲストが名を連ね、7年ぶりに日本での単独公演を開催したことでも話題を呼んだ韓国ヒップホップ界のレジェンド・EPIK HIGH(エピック・ハイ)も登場。10CMの楽曲「Fine Thank You and You」がチャートの上位に上り詰めた時、1位に君臨し続けたという因縁の楽曲「It's Cold」のコラボステージも披露され、10CMが一方的に抱いていた胸のわだかまりも無事(？)解消された。

2回目以降も、韓国のロックバンド・TOUCHEDや「梨泰院クラス」(2020年)をはじめとする韓ドラのOSTで人気のKIM FEEL(キム・ピル)、新進気鋭のラッパー・BIG Naughty、ミュージカル「デスノート」韓国版に出演するキム・ソンギュ(L役)＆キム・ミンソク(夜神月役)...と、多彩なジャンルのゲストがズラリ。そのラインナップや、彼らとのセッションからも、10CMの人脈、音楽的才能の豊かさが伝わってくるはずだ。

第3回には、デビュー7周年を機に、これまでの"(G)I-DLE"から改名したi-dle(アイドゥル)のYUQI(ウギ)がゲストに登場。スパンコールが散りばめられたド派手なギターを携えた彼女と共に、自身の「CDEFG」を歌うと、彼女のギターを借りてi-dleの代表曲の1つである「Fate(傷つくのは嫌いだから)」を弾き語りするというサプライズも。

また、今年9月にデビュー17周年を迎えた2PMのWOOYOUNG(ウヨン)とは、彼がかつて出演した「ドリームハイ」(2011年)のOST「Dream High」を披露。最後はジャケ写を真似たポーズを再現するなど、K-POPアイドルたちとのフレンドリーな掛け合いも好印象だった10CM。

アーティスト名の通り、至近距離でコミュニケーションを取る10CMのMCによって、アーティストたちのどんな一面を知ることができるのか？今後のゲストとの共演にも期待したい。

文＝HOMINIS編集部

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