WHITE SCORPION、「Corner of my heart」で魅せる新たな進化。2周年を前に語る現在地と未来への思い
2025.10.22(水)

10月22日(水)にWHITE SCORPIONの2nd MINI ALBUM『Corner of my heart』が発売される。先行して配信されていたシングル『Beach opening』で夏の記憶を彩った彼女たちが、着実に"今しかない瞬間"を積み重ねてきた集大成とも言える全7曲収録の作品だ。2周年を目前に控え、さらなる進化を続ける彼女たちの"現在地"が音に刻まれている。
今回はACE、ALLY、CHOCO、HANNAの4人に、新作アルバムの楽曲やミュージックビデオ撮影、そして2年間の活動を振り返った思いを聞いた。
――新曲『Corner of my heart』を初めて聴いた時の感想を教えてください
ALLY「前々回が『I do love you!』、前回が『Beach opening』と来て、この『Corner of my heart』で、ついにホワスピらしい"かっこよさ"が帰ってきたなと感じました。だからこそ、収録前からすごくワクワクしていました」
ACE「私も最初に聴いたときに"すごくかっこいい!"と思いました。成長した姿で、より力強い曲を表現できるのが楽しみです。もうすぐ2周年を迎える中で、より洗練された雰囲気の楽曲で、かっこいいアルバムに仕上げようという気持ちになりました。リード曲『Corner of my heart』では、ホワスピの強い"表情"や、これまで以上に増した表現力を見てほしいです!」
CHOCO「『Corner of my heart』は、ホワスピの魅力である"かっこよさ"が存分に出ている曲で、これまでの経験を全部ぶつけられる楽曲だと思いました。このアルバムは、"THE ホワスピ"らしいリード曲、さらにバラードなど挑戦が多かったカップリング曲もある"まさにホワスピ"のすべてが詰まったアルバムになっていると感じます」
HANNA「前回や前々回は可愛い系というか笑顔の多い曲だったので、次はどんなテイストの楽曲が来るんだろうとワクワクしていました。今回はホワスピらしいかっこいい曲で、"これぞ!"という感じがしました。ファンの方も『どっちが来るんだろう』と楽しみにしてくださっていたと思うので、その驚きを一緒に楽しんでもらいたいです。歌詞は失恋ではなく恋愛を描いていて、少し甘酸っぱい雰囲気があって、いつものかっこよさとはちょっと違うホワスピを見せられる曲になっていると思います」
――MVを撮影されたとのことですが、どんな印象で、ポイントなど教えてください
CHOCO「『眼差しSniper』のMVと同じく、今回も池田監督に撮っていただきました。無機質で真っ白なセットなど、『眼差しSniper』を思い出すようなシーンも多く、私たちの成長を見比べながら感じていただけると思います。すっぴんに近い"素の私たち"を表現した場面もあるので、そうした表情にも注目してもらいたいです」
HANNA「2年ぶりに池田監督に撮っていただけてうれしかったです。撮影前に『ホワスピの成長を見るのが楽しみ』と言ってくださって、緊張とワクワクの両方がありました。今回は道具をあまり使わず、自分自身の表現で見せる場面が多かったので、2年前と比べても表現の幅が広がったと感じました。ピアスを開けるシーンなど、当時はできなかった"大人びた表現"にも挑戦しているので、成長した姿を見ていただけるMVになっていると思います」
ACE「『眼差しSniper』と通じる部分もあって、写真を撮られるシーンやメンバーとの掛け合い、ダンスパートなど、1つ1つのカットを少ないテイク数で集中して撮りました。その分、すべてのカットに魂を込めて表現しているので、細部まで注目して見てほしいです」
ALLY「CHOCOが言っていたように、すっぴんに近い表情の私たちもいれば、白くきらびやかな衣装で踊るシーンもあります。日常的な風景のようでいて、引きで見ると真っ白な非日常の空間というギャップがあって、不思議な世界観のMVになっていると思います。そのコントラストもぜひ楽しんで見てほしいです」
――9月23日のWHITE SCORPION 3rd ワンマンライブ「連撃」で3曲を初披露されましたが、SCOPISTからどんな反応がありましたか?
ALLY「リード曲の『Corner of my heart』に対して、"かっこいいのが戻ってきたね!"という声をたくさんいただきました。それは私たちも期待していた反応だったので、とても嬉しかったです。『希望には羽がついてる』や『愁情』も大人っぽい雰囲気の曲で、新鮮だったという感想も多く、本当にうれしい反応ばかりでした」
ACE「『Corner of my heart』には"かっこいいホワスピが戻ってきて嬉しい""またこの曲が育っていくのを見られるのが嬉しい"という声をたくさんいただきました。『希望には羽がついてる』は、それぞれのメンバーのソロパートが多く、推しメンバーの魅力を存分に感じられる構成になっているので、ファンの方にとっても特別な曲になったと思います。『愁情』では2階のバルコニーから登場して歌ったのですが、私にとって初めてのセンター曲でもありました。見下ろしたときに泣いているファンの方の姿が見えて、私まで胸が熱くなりました。"もっと頑張ろう"と思わせてくれた大切な曲です」
CHOCO「ワンマンは1部が"静"、2部が"動"という構成で、まるで別のライブのように違う楽しみ方ができたと、多くの方に言っていただきました。特に2部では客席の中に降りてステージのように使うなど、ファンの皆さんとの距離を近く感じられる演出ができて、ホワスピらしさを実感しました。これまでの定期公演の積み重ねがあってこそ実現できたと思います。12月のワンマンライブでは、その感動を超えるステージを届けたいです」
HANNA「まず"3曲もあるの!?"と驚いているファンの方の表情がすごく印象的でした。3曲それぞれ雰囲気は違っても、どれもホワスピらしさを感じてもらえたのが嬉しかったです。特にダブルアンコールで『Corner of my heart』を踊らず、会場全体で盛り上がるように披露したとき、すでにコールを作ってくれているファンの方がいて、受け入れてもらえたことが本当に嬉しかったです」

――今回の衣装もとても素敵ですが、お気に入りのポイントはありますか?
ACE「私はパンツスタイルで、ベースはCOCOちゃんと同じ形なのですが、COCOちゃんはフリルがたくさんついていて、逆に私はフリルはあまりなくて、フォーマルな感じになっていて。COCOちゃんとは形は似ているけど、違ったクールな印象の衣装なので、すごく嬉しかったです」
CHOCO「私は足元がすごく可愛らしくて、私だけ白い靴下を履いていて、靴にリボンがついているんです~!みんなブーツ型なんですけど、私はパンプス型で、足元がすごく可愛いのがお気に入りです。この衣装を作ってくださった方は『Caution』の時の衣装さんと同じ方なんですけど、各々の好みとかをすごく把握していて、どんな形がスタイルよく見えるかも意識して作ってくださっているのが伝わって、愛を感じます」
HANNA「お気に入りはネクタイです。AOIさんと一緒なんですけど、スパンコールがちょっとずつ違うんです。あと個人的になんですが、みんなヒールがあって、これで踊るのが初めてで。すごい高いヒールだから、"挑戦できる服装だな"って思います」
CHOCO「今回、初めてお腹が出ています。大人になりました~!」
――ACEさんは『愁情』が初めてのセンター曲だと思いますが、初めてセンターに抜擢された時はどうでしたか?
ACE「この歌割りをいただいたのは名古屋の遠征の時で、AOIと同じ部屋だったんですけど、2人で追っかけで歌うところがあったりして、まずそこで2人ですごい"良かったね!"って喜びました。ファンの方もすごく期待してくれていたと思うし、このタイミングで、もうすぐ2周年というタイミングで、この楽曲のセンターをいただけたことが本当に嬉しかったです。期待に応えられるように、この曲を新しいホワスピの表現として、しっかり自分の色を出せるように頑張りたいなと思いました」
――七夕の短冊にセンターになりたいと書いていましたよね
ACE「来年の七夕までにはって思っていたので、こんなに早く叶って本当に嬉しいです。やっぱり夢は口に出していくものなんだなって実感しました。これからもファンの方と一緒に、新しい目標をどんどん叶えていけるように頑張りたいと思います」
――2年目の活動を振り返って、印象的だったことや全体的な感想を教えてください
ALLY「ずっと応援してくださるスコピストの皆さんとの思い出も本当にたくさん作れましたし、濃い思い出をいっぱい作れるようなイベントもありました。新しいスコピストの方と出会う機会も多くて、すごく輪が広がった1年だったと思います。本当にあたたかくて、ワンマンの時も本来ならできないようなサプライズ的なことを、ファンの皆さんのマナーの良さや協力の心があるからこそできたと思っています。スコピストの皆さんは本当に優しくてあたたかい方が多いので、改めてそれを実感できた1年でした」
CHOCO「私は"豊洲1000人"とか、"TikTok5000投稿キャンペーン"とか、去年は想像もできなかったような大きな数字に挑戦する企画が多かった1年だったなって思います。どちらも最終的には達成できて、それを通してファンの方の熱量や想いがすごく伝わりました。自分たちには大きすぎるって思っていた目標も、ファンの方と本気で頑張れば届くんだっていう成功体験ができた1年でもありました。この2周年のライブも絶対に完売させたいですし、3年目に入っても"それは無理なんじゃない?"って言われるような目標でも、最初から諦めずに一緒に頑張っていきたいと思えるようになりました」
ACE「2年間を振り返ると印象的なことは本当にたくさんあるんですけど、個人的には"非常手段"の時期が一番印象に残っています。最初は何もかもが新鮮で、夢が叶って嬉しいっていう気持ちばかりだったけど、少しずつ現実的な壁にぶつかることも増えて、悔しさを感じることも多くなりました。その時期に"自分のため"じゃなくて"ファンの人のため""メンバーのため"って考えられるようになったのが大きかったです。オーディションの時から抱えていた悔しさを乗り越えたからこそ、今の自分があるんだなって思うと本当に嬉しいです。12月のワンマンライブも絶対に悔しい思い出で終わらせず、満員にして、次のホワスピの未来へつなげていけるように頑張りたいと思います」
HANNA「この1年は、"豊洲1000人"とか、最初は達成できなかったこともあったり、スタッフさんから現実的な話を聞く機会もあったりして、自分たちの立ち位置を見つめ直す時間が多かったと思います。スコピストの皆さんともっと関係が深まる合宿とか御宿、サマーキャンペーンなどもあって、本当に濃い1年でした。新しい挑戦ができるのは、スコピストの皆さんがあたたかく見守ってくれて、挑戦を受け入れてくれるからこそだと思います。ファンの方への感謝の気持ちがより深まったし、心があたたかくなった1年でもありました。3rdワンマンライブで皆さんが楽しんでくれたからこそ、それを超えるライブにしたい、もっと期待を超えていきたいなって思っています」
文=HOMINIS編集部
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