小栗旬とハン・ヒョジュが体現する不器用な恋...赤西仁の大人な色気も光る「匿名の恋人たち」に見る日韓合作への期待値の高さ
2025.10.11(土)
「Eye Love You」(2024年)や「愛のあとにくるもの」(2024年)、「初恋DOGs」(2025年)など、ここのところ相次いで制作され、大きな反響を呼んでいる日韓合作のロマンスドラマ。
日韓両国のトップ俳優の共演はもちろん、従来のドラマでは見られなかったような映像表現など、ユニークで質の高い作品を生み出しており、日韓合作はもはや一つのトレンドとなっている。その最新作となるのが、Netflixで10月16日(木)から配信される「匿名の恋人たち」だ。
第30回釜山国際映画祭で今年最も期待されるドラマが集まる「オンスクリーン部門」に正式招待されたことからも期待値の高さが窺える本作。フランス映画「匿名レンアイ相談所」(2010年)を原作に、不器用に生きる大人の恋模様を小栗旬とハン・ヒョジュの共演で描いたロマンティックコメディとなっている。
過去のトラウマにより潔癖症になったお菓子メーカーの御曹司・藤原壮亮(小栗)と、視線恐怖症のため自宅に引きこもりながら人気チョコレートショップの"匿名ショコラティエ"として働くイ・ハナ(ヒョジュ)。"人に触れられない"、"人の目を見られない"はずの2人だが、互いだけはなぜか大丈夫なことが分かり、ぶつかり合いながらも徐々に心を近づけていく。
実に13年ぶりのロマコメ出演となった小栗が演じる壮亮は、大手製菓会社が買い取った人気チョコレートショップ、ル・ソベールの新代表。小栗はスマートな佇まいや喋り方など、冷たさと強引さを持つエリートになりきっており、これまで数多のクールなキャラクターを演じてきただけあって説得力抜群だ。
一方、チョコレートへの情熱や過去の悲しいトラウマから自分は汚れていると思い込む悲壮感、潔癖症ゆえの生きづらさといった内に秘めた感情も徐々に顔を出していくなど、人間味のある人物を作り上げている。
ヒロイン役のヒョジュとのカップリングも絶妙だ。ヒョジュといえば、日本に韓流ブームを巻き起こした四季シリーズ最終章「春のワルツ」(2006年)に大抜擢され、以降も「華麗なる遺産」(2009年)、「トンイ」(2010年)とヒットを連発。さらに「MIRACLE デビクロくんの恋と魔法」(2014年)、「太陽は動かない」(2021年)といった日本関連作品への出演も豊富な実力派だ。
今作では人と目を合わせられず、チョコ作りで心の平穏を保ってきた引っ込み思案だが、それでも一歩ずつ前に進もうとするたくましい人物像を、視線の動きによる演技や可憐な笑顔でコミカルに表現。流暢な日本語の中に、韓国語での本音が入り混じるメリハリのあるセリフ回しなど、達者ぶりを見せている。
共に海外での演技経験を持つこともあってか、小栗とのケミストリーも抜群で、テンポ感の良い掛け合いで正反対な性格ゆえにぶつかり合う様子を表しつつ、そこから互いに助け合っていく盟友のような関係になり、さらには恋の予感も...と、距離感の変化を表現していく。
そんな2人の間に割って入るのが、赤西仁演じる壮亮の数少ない友人の寛。あるきっかけからハナが密かに想いを寄せるジャズバーのオーナーであり、優しくもどこか哀愁ある男性を赤西は持ち前の色気で雰囲気たっぷりに演じており、物語のキーパーソンとして独特の存在感を放つ。
壮亮とハナの心理カウンセラー・アイリーンを演じた中村ゆりや壮亮のいとこで右腕的存在の孝を演じた成田凌、ハナを匿名のショコラティエとして店に招き入れた師匠・健二役の奥田瑛二、壮亮の父・俊太郎に佐藤浩市と、ベテラン勢まで豪華キャストがズラリと並んでいる。
さらに、月川翔監督をはじめ、プロダクション・デザイナーのイ・ハジュン、編集のヤン・ジンモという「パラサイト 半地下の家族」(2019年)組が参加するなど、スタッフまで一流が揃った本作。日韓合作だからこそ実現した、クオリティの高い大人のロマンスを堪能したい。
文=HOMINIS編編集部
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