ラン(伊藤蘭)、スー(田中好子)、ミキ(藤村美樹)...キャンディーズの色褪せない魅力が凝縮!「電線音頭」や「しらけ鳥音頭」など、社会現象を巻き起こした昭和バラエティの面白さ
2025.10.7(火)

"ラン"こと伊藤蘭、"スー"こと田中好子、"ミキ"こと藤村美樹による3人組として、1970年代に絶大なる人気を誇った国民的アイドルグループ、キャンディーズ。
1978年4月4日、後楽園球場での"伝説の解散コンサート"で活動に終止符をうつも、その輝きは色褪せず...。その後、女優活動に専念してきた伊藤は、2019年5月にソロ歌手デビューを果たし41年ぶりに歌手活動を再開。精力的にコンサートを行うなど、結成から50年以上が経った今もなお根強い人気を誇っている。
そんなキャンディーズ全盛期の熱狂的な人気ぶりが窺えるのが、昭和のテレビ史に燦然と輝く伝説のバラエティ「みごろ!たべごろ!笑いごろ!!」。当時お茶の間に一大ブームを巻き起こしたこの番組の中から、「#2」(1976年10月18日放送回)をはじめとする厳選20タイトルが、約50年の時を超えて、10月12日(日)よりホームドラマチャンネルにてCS初放送送される。

(C)渡辺プロダクション
1976年10月から1978年3月にかけて放送され、人気絶頂の国民的アイドル・キャンディーズと、コメディアンの伊東四朗&小松政夫という異色の組み合わせ、歌とコントを巧みに融合させた斬新な構成が、老若男女問わず大きな支持を集めた同番組。圧倒的なスター性を放つラン、ミキ、スーの歌唱で幕開けする華やかなステージの数々もさることながら、最大の見どころは、社会現象と化した名作コントの数々だ。

(C)渡辺プロダクション
番組の核となるコーナーでは、伊東四朗と小松政夫の"職人芸"ともいうべきアドリブ満載の掛け合いから、「小松の親分さん」「悪ガキ一家の鬼かあちゃん」といった秀逸なコントが次々に誕生。
中でも、"ベンジャミン伊東"コーナーからは、漫画家・石ノ森章太郎がデザインしたというヒーロー"デンセンマン"も生まれ大人気に。そのデンセンマンや伊東らが歌い踊る、"チュチュンがチュン"で始まる「電線音頭」、そして小松がパペットと一緒に歌う「しらけ鳥音頭」は、当時社会現象レベルの爆発的な人気をもたらし、まさにお茶の間の話題を独占する国民的コンテンツへと上り詰めた。

(C)渡辺プロダクション

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伊東や小松以外にも、東八郎、荒井注といった昭和を代表する名コメディアンたちが顔を揃える中、キャンディーズの3人もコントにチャレンジし、「悪ガキ一家の鬼かあちゃん」ではラン助、スー吉、ミキ子という悪ガキトリオに変身。伊東を「お母さん」と慕いながら、全力でコントを演じ切るプロ根性、そしてコメディエンヌとしての愛らしい魅力に満ち溢れている。

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もちろんトップアイドルとしての本領も発揮し、番組のオープニングをはじめ、随所で歌唱パフォーマンスを披露。美しいハーモニーを奏でる「ハート泥棒」といった自身のヒット曲に加え、洋楽のナンバー、さらに番組レギュラーだった"若大将"こと加山雄三とのデュエットまで、この番組でしか聴くことのできない歌声を披露しており、これだけでも一見の価値ありだ。

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さらに、キャンディーズを主演としたスポ根ドラマも番組の1コーナーとして制作。第1作目「美しき伝説」ではバレーボール、第2作目「めざめれば秋」では柔道を題材に、王道の青春ドラマを繰り広げており、彼女たちのフレッシュな演技はまさにファン必見。スタジオジブリの名作「紅の豚」のポルコ・ロッソ役や、数々の洋画吹き替えでも知られる森山周一郎がナレーションを担当しているとあって、グッと世界観を盛り立てている点が何とも贅沢だ。

(C)渡辺プロダクション
昭和を代表する国民的アイドルとして約5年間というわずかな活動期間ながら鮮烈な輝きを放ったキャンディーズ。半世紀という時を超えて復活する、この伝説的バラエティは、ぜひ"お茶の間のテレビ"で味わいたいところだ。
文=HOMINIS編集部
放送情報【スカパー!】
みごろ!たべごろ!笑いごろ!!
#2(1976年10月18日放送)
放送日時:2025年10月12日(日)21:30~
#3(1976年10月25日放送)
放送日時:2025年10月19日(日)21:30~
#4(1976年11月1日放送)
放送日時:2025年10月26日(日)21:30~
チャンネル:ホームドラマチャンネル 韓流・時代劇・国内ドラマ
※放送スケジュールは変更になる場合があります
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