当時20歳の新垣結衣、可愛さと瑞々しさが弾ける青春映画!染谷将太、内藤剛志ら共演「フレフレ少女」
2025.9.26(金)

当時20歳の新垣結衣が主演を務め、その可愛さと瑞々しさが弾ける青春映画が「フレフレ少女」だ。
その頃の新垣と言えば、三浦春馬とW主演を果たした映画「恋空」の一途なヒロイン役が話題になった頃。ドラマでは舘ひろし主演のドラマ「パパとムスメの7日間」でムスメ役を演じ、コミカルな演技が多くの視聴者を笑顔にさせた。
そんな新垣が「フレフレ少女」で演じているのは、読書が趣味だったが、期せずして応援団に入部することになった高校生・百山桃子。応援団のメンバーとして永山絢斗、染谷将太、柄本時生、斎藤嘉樹が出演。応援団の役割すらわかっていない5人に喝を入れる第23代団長を内藤剛志が演じている。
後に「逃げるは恥だが役に立つ」が国民的ドラマとして代表作になる新垣だが、コメディエンヌとしての才能は当時からすでに発揮されていた。恋に恋する奥手の少女・桃子は、なぜ応援団に入部して長ランのハチマキ姿になってしまうのか?そんな物語の中で、新垣の多彩な演技がたっぷり味わえる作品となっている。いつのまにか自分が応援されているかのような気持ちになれるストーリーと、新垣の笑顔がまぶしい。
■セーラー服姿と長ラン姿のギャップに胸キュン!

(C)2008「フレフレ少女」製作委員会
恋愛小説に夢中になっている桃子は、野球部の男子に恋をして「何とか近付きたい」と思うものの、"恋文"という手段しか思いつかず、クラスメートから「昭和じゃないんだから」「その眼鏡と髪型、なんとかしたら?」と言われるほどに地味な女子高生だ。そんな中で試行錯誤してみるものの、うまくいかずに悩んでいた時に目に入ってきたのが、「野球部の応援がしたくても、部員がいない」と教師に訴えている山本龍太郎(永山)の姿。屋上で1人、「我々はどんな困難にも負けず、立ち向かわねばならない!」と叫んでいた龍太郎の声に背中を押された桃子は、下心もあって、入部を決意。
ところが、唯一の部員の龍太郎は、声は大きいが気は小さく、桃子はいきなり団長に任命されることに。さらには文学少女の語彙力の広さを活かし、部員集めに奔走するのだった。思わぬ展開に眉間に皺を寄せたり、野球部の試合ではセーラー服姿のまま、蚊が鳴くような小さい声とアイドルのような振りで応援したりと、新垣の演技はコミカルかつチャーミング。片思いの男子に会いに行く時の私服姿や、団服にピンクのハチマキ、オールバックの凛々しい姿など、新垣の華麗なる変身が楽しめるのも本作の醍醐味だ。
■団長として覚醒する桃子と、成長していく部員たちの姿も感動的
ある日、部室を訪れた大先輩の元団長・柳原(内藤)は、あまりにも情けない部員たちを泊まり込みの合宿に連れていく。そこで待っていたのは、逃げ出す部員が続出するほどのスパルタな日々。そんな"ドタバタ要素"を盛り込みながら、ヒロインの桃子を主軸に、応援団の矜持と魅力をしっかり伝える構成も感動に繋がっていく。
柳原を始めとするOB軍団に"気合いの大切さ"を叩きこまれ、桃子は「応援する側は応援される側より強くなきゃいけない」と、団長として覚醒。その後の長ラン姿は、ビシッとキマっている。そんな桃子の心境の変化をキリッとした表情に反映させる新垣の芝居に技ありだ。
撮影中は全員で特訓を積んだと言うだけあって、応援の型のキレのある動きや発声、一糸乱れぬチームワークに驚かされる。甲子園を目指す野球部に邪魔者扱いされていた応援団が、かっこよく、タフになっていく青春ドラマを、新垣を始めとする若き日の永山、染谷、柄本らの演技と共に楽しんでほしい。
文=山本弘子
放送情報【スカパー!】
フレフレ少女
放送日時:2025年10月12日(日)12:15~、10月30日(木)10:40~
チャンネル:WOWOWシネマ
※放送スケジュールは変更になる場合がございます
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