長縄まりあ&桑原由気、もともと仲良くなりたかった2人の距離が縮まったのは...?
2025.9.18(木)

2017年にテレビアニメ第1期『小林さんちのメイドラゴン』、2021年に放送された第2期『小林さんちのメイドラゴンS』に続き、6月27日より京都アニメーション制作、映画『小林さんちのメイドラゴン さみしがりやの竜』が上映された人気アニメシリーズ「小林さんちのメイドラゴン」。9月19日(金)に新宿ピカデリーでのオールナイト一挙上映も決定し、ファンの期待も高まっている。
今回はテレビアニメシリーズと映画において、カンナを演じた長縄まりあと、トールを演じた桑原由気にインタビュー。2人の仲の良さが滲み出るインタビューとなった。

Ⓒクール教信者・双葉社/ドラゴン生活向上委員会
――映画化が決まったときのお気持ちを改めて教えてください
桑原「原作を読んでいる時から"映画みたい"と思うぐらい壮大なお話だなと感じていたので、三期とか続編があったらいいなと密かに思っていました。それが、まさか映画になるなんて!"この場面が映画館で見られるのか"と思ったら、純粋にファンとして楽しみだなぁと。またみんなで演じられるのも楽しみでした」
長縄「私も三期あったら良いな~、まだかな~と勝手に思っていたので映画になることを聞いて"なんと映画に!"と驚きました。それと同時に"頑張らねば!"って。すごく気合いが入りました」
――具体的にどのように気合いを入れましたか?
桑原「まりあちゃんは、カンナの呼吸があるんです。一期・二期の収録の時、和気あいあいと楽しく収録させていただいていたのですが、まりあちゃんの意識として、カンナを演じる時はワーっと盛り上がった後でもカンナに切り替えるために、カンナの呼吸に整えていて。それを聞いていいなと思ったので、私も今回はトールの呼吸を頑張りました」
長縄「えー!そうだったのー!?」
桑原「トールはカンナとは逆で、とても賑やかなキャラクター、感情を表にぶつけるキャラクターなので。逆に皆さんと話したりしながら気持ちを作ってみようって。普段はあまり自分の気持ちを表に出す方ではないのですが、カンナの呼吸を見習いました!ただ、今回の劇場版では、おとなしいカンナが自分の意見を言うシーンも多かったので、そういう時に、どういう佇まいをしていたのかは気になるな」
長縄「どうだろう...でも、カンナの呼吸は意識してました!演じている最中は集中したかったから、台本をいただいた時からカット数を言われたら、どのシーンかわかるぐらいたくさん読み込んでいたし"お腹空いたなぁ"とかも思いたくないぐらい(笑)。"集中して!"と自分を追い込んでいました」

Ⓒクール教信者・双葉社/ドラゴン生活向上委員会
――たしかに長丁場の収録となると、集中力も切れてしまいそうですもんね
長縄「そうならないように自分に言い聞かせていました。だから、終わった直後は力が抜けて(田村)睦心さんと"やったね、お疲れさま!"ってハイタッチしました」
――アニメから映画版へとなったことで、カンナもトールも成長しているように感じました。それにちなんで、おふたり自身が一期の放送当時と比べたら成長したなと思っていることはありますか?
桑原「成長していたらいいなと思うのですが、本当に一期の時は、いっぱいいっぱいで...」
長縄「私も、そうだな。最近TVアニメの一期を見させていただく機会があったのですが、一期の最初の頃は"カンナはこうだ"というものが手探り状態だったなと感じました。今は"カンナはこうだと思う!"みたいなのが自分なりにあるので、そこはやってきて成長していると言えるのかなと」
桑原「確かにね!私も一期の時はとにかく全力で演じていました。それにトールもまだ人間界に馴染めなかったりして、悩んでもがいてみたいな状態だったところから、今は少し周りを見る余裕が生まれて、他の人を傷つけないことなど、いろんなことを考えるようになりました。ただ、正直なところ、一期の時のことは記憶にないぐらいいっぱいいっぱいでしたね。本当に京都アニメーションさんの作品が大好きで、それを見て育ってきたからこそプレッシャーや緊張感がすごくて。後悔はないのですが、もっとこういう風にやりたいというものが、どんどん湧き出てくるのがこの作品でした。二期が決まったときは、自分のやりたかったことを全部つぎ込みました」
長縄「私も二期をやるという連絡いただいたときは"気合い入れていくぞ!"と思いました」

Ⓒクール教信者・双葉社/ドラゴン生活向上委員会
――いっぱいいっぱいだったというのはちょっと驚きでした。というのも、おふたりといえば、アニメシリーズの頃から仲睦まじそうだったので。グッと距離が縮まったきっかけはありましたか?
桑原「これも皆さんのおかげなんです。私は積極的にお話できない性格なのですが、睦心さんやまりあちゃんが積極的に私に話しかけて、扉をこじ開けてくれようとしていたのが伝わりました。クリスマスの日に収録があった日には、誰かがプレゼント交換しようという提案をしてくださって、みんなでプレゼント交換したりして」
長縄「睦心さんは事務所の先輩ですし、たくさんお話ししてくださる方なので、 『桑ちゃんとも仲良くならなければ!』と思って、たくさん話しかけた記憶はあります。カンナはトール様を追いかけて、人間界まで来たんだから!って」
桑原「そう!それを感じて。私も仲良くなりたいっていうのがあったから嬉しかったな」
長縄「でも、たしかに『今なら話しかけられるか?』って桑ちゃんのことをチラチラ見ていたのは覚えています。うるさくなかった?(笑)」
桑原「私はもともと自分から行くタイプじゃなかったから、いっぱい話しかけてもらえて、とても嬉しかったよ!別の現場でもまりあちゃんと睦心さんとご一緒する機会はあったけど、あんまりしゃべれなかったから、これを機会にめちゃめちゃ仲良くなりたいと思っていました!今、こうやってお互いの家に行ったりできるようになって本当に嬉しい!」
長縄「嬉しいなー!」
桑原「ゲームの通信したりもね!」
――すごく仲の良い様子が伝わってきました!最後に、改めてそれぞれのキャラクターの映画での注目ポイントを教えてください
桑原「トールはアニメ版だとほのぼのした日常のシーンが多かったのに対して、映画だと考えるシーンや戦っている場面がたくさんあってめちゃめちゃカッコ良いと思います。前までだと、小林さんのために...というのが中心だったのですが、今回は守るべきものが増えたトールの戦いがたくさんあります。そこが映画ならではの見どころの1つかなと思っています!」
長縄「一期・二期を経て、カンナはいろんな表情を見せてくれたと思います。ただ、この映画では、その27話を通して見せていなかった表情をより大きく見せていて、そこが映画ならではだと思います。絵がとてもキレイですし、戦って、アクションがついたり。ぜひ戦うシーンや表情を見ていただけたらと思います」
文=於ありさ
映画情報
映画『小林さんちのメイドラゴン さみしがりやの竜』
2025年6月27日(金)公開
アニメポータルサイト:https://maidragon.jp
アニメ公式X:https://x.com/maidragon_anime
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