デビュー20周年のSUPER JUNIOR・キュヒョンの影のある一面も!ミュージカルのクラシック「ファントム」で本領発揮した歌唱力
2025.9.11(木)

今年でデビュー20周年を迎え、アルバム「Super Junior 25」のリリースをはじめ、世界16の地域を巡るワールドツアー「SUPER JUNIOR 20th Anniversary TOUR <SUPER SHOW 10>」など、歴代級のプロジェクトを展開中のSUPER JUNIOR。
ベテランアイドルグループのマンネであり、メインボーカルの一翼を担うキュヒョンは、今年の3月に来日ソロコンサートを行うなど、声量と深みのある甘くパワフルなボーカルを武器に個人でも活躍している。
そんな魅惑の歌声はミュージカルのフィールドでも発揮されており、「三銃士」(2011〜2012年)を皮切りに数々の作品に名を連ねてきた。その中でも2021年の韓国公演時にはチケット入手困難となった話題作「ファントム」が、9月12日(金)から「韓国ミュージカル ON SCREEN」の1作として劇場公開される。

(C) 2021 EMK Musical Company, All Rights Reserved
「韓国ミュージカル ON SCREEN」は、2000年代に一気に花開いた韓国ミュージカルの中から、人気アーティストや実力派俳優が舞台に立った傑作をスクリーンで上映する企画。7月の「エリザベート」を皮切りに「ファントム」、「マリー・アントワネット」、「笑う男」、「モーツァルト!」と全5作を順次劇場公開。
キュヒョンが出演した「ファントム」は、ガストン・ルルーのゴシック小説「オペラ座の怪人」を原作としており、1991年、ヒューストンでの初演以降、世界各国で上演され続けてきたミュージカルのクラシックだ。

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19世紀末のパリ、オペラ座の地下に潜む青年エリック(キュヒョン)は、醜い顔を仮面で隠し"ファントム"と恐れられていた。ある日、歌手を夢見るクリスティーヌ(イム・ソンへ)の歌声を耳にし、亡き母を思い出したエリックは、夜な夜なその姿を見せずに個人レッスンを行い、クリスティーヌの才能を開花させていく。ついに大役を任されたクリスティーヌだったが、そのことに嫉妬したオペラ座のトップ歌手・カルロッタ(シン・ヨンスク)の陰謀が悲劇を巻き起こすことに。
韓国ミュージカルならではの絢爛豪華な美術によってエレガントに表現された歴史あるオペラ座や薄暗く不気味な地下など、舞台上に作り上げられた世界観の中で、主演として輝きを放っているキュヒョン。
"歌の聖地"であるオペラ座にまつわる物語だけにオペラを歌唱するシーンも多く、気品に満ちた堂々たる歌声は美しく、ソプラノ歌手としてヨーロッパで活躍するイム・ソンヘら実力者相手にも引けを取らないほど。
「ファントム」は、アンドリュー・ロイド=ウェバー版の「オペラ座の怪人」に比べて、"ファントム"こと主人公・エリックの出生の秘密や人間性に光を当てた作品であり、喜びから怒りまで激しく揺れ動く主人公の感情をキュヒョンは歌と演技で表現している。

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腹の底から絞り出すような荒々しさと同時にどこか切なさも帯びた歌声や表情で、エリックの心の闇を歌ったかと思えば、クリスティーヌに惹かれていく恋心もさりげなく浮かび上がらせる。愛嬌たっぷりのお茶目なマンネとして知られるキュヒョンの素顔とはかけ離れた、ギャップある姿には心奪われることだろう。
韓国ミュージカル界でも屈指の影響力を持ち、数々のキャラクターを演じてきたキュヒョンが満を持して挑んだミュージカルのクラシック「ファントム」。SUPER JUNIORとして活動する時とは一味も二味も異なる魅力を、劇場の大スクリーンで堪能したい。
文=HOMINIS編集部
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