吉岡秀隆の貴重な姿が満載!本木雅弘、安田成美ら豪華キャスト共演の青春映画「ラストソング」
2025.9.6(土)

WOWOWドラマ11年ぶりの主演となる本格派ミステリー「連続ドラマW 夜の道標 -ある容疑者を巡る記録-」(9月14日(日)にWOWOWプライムで放送開始)で、内部告発によって左遷された窓際刑事という役どころでの熟練した演技への期待が寄せられている吉岡秀隆。
5歳の時に子役デビューを果たしてから今年で50周年。半世紀にも及ぶ芸能キャリアの中では俳優だけでなくミュージシャンとしても活躍したことも。そんな俳優であり"シンガーソングライター"でもある吉岡の魅力も味わえるのが、9月14日(日)にWOWOWプライムで放送される「ラストソング」(1994年)だ。
吉岡の代表作であるドラマ「北の国から」の演出家として知られる杉田成道監督が、映画「優駿 ORACION」(1988年)に引き続き、吉岡とタッグを組んだ「ラストソング」は、音楽で成功することを夢見た3人の若者の友情を描いた青春映画。
吉岡に加えて、「ファンシィダンス」(1989年)や「シコふんじゃった。」(1991年)などのヒット作が相次ぎ、映画俳優としての評価を高めていた本木雅弘、「素顔のままで」(1992年)などTVドラマの主演が相次いでいた安田成美も名を連ね、時代を代表する豪華キャストが顔を揃えたことも話題となった。

(C)1993 東宝・フジテレビジョン
博多のラジオ局に勤める倫子(安田)は、ライブハウスでロックバンド"シューレス・フォー"のボーカル・修吉(本木)と知り合い、過激な態度とは裏腹に優しい歌声に魅了される。そんな修吉はギタリスト・一矢(吉岡)の才能に一目惚れしバンドメンバーとして迎え入れ、レコード会社のオファーを機に上京を決意。
修吉の強引な誘いにより倫子も付いていくが、バンドはなかなか芽が出ない地方周りの日々を送ることに。それでもいつかは天下を取ることを誓う修吉だったが、その思いも虚しく一矢だけが才能を開花させ、スターへの道を歩みはじめていく...。
かわいがっていた弟分だけがブレイクしていくという残酷な現実やそれに伴う人間関係の変化など、挫折や喪失といった感情渦巻くほろ苦い青春を3人が体現。お調子者の自信家である修吉を持ち前のスター性でチャーミングに演じる本木に対し、吉岡は繊細な天才肌の一矢を独特の影のある雰囲気で表現。そんな2人の見守り、揺れ動く倫子を安田が瑞々しく演じており、複雑な思いが入り混じった人間臭いドラマが繰り広げられていく。
若者のエモーションをスクリーンに浮かび上がらせる3人の演技はもちろん、本作のもう一つの主役と言えるのが音楽。ジェフ・ベック・グループのキーボーディストなどで活躍したニッキー・ホプキンスを起用した盤石の布陣で作られている。
数々の楽曲の中でも劇中で重要な意味を持つのが、吉岡が歌う主題歌「ラストソング」。作詞・作曲を吉岡自ら手がけたこの楽曲は、新たな道を歩むことを決意した一矢の決別の思いを歌ったナンバーであり、吉岡のエモーショナルな歌声や切なくも力強い歌詞が心に沁みる。さらに、甲斐よしひろが作詞・作曲した挿入歌「光あるうちに行け」まで歌手としての吉岡の魅力も大いに堪能できるはずだ。
いぶし銀な魅力を放つ現在の姿とは一味異なる、若かりし日の姿はもちろん、アーティストとしての輝きも放つ映画「ラストソング」。なかなか見ることが叶わない作品だけに、この機会に逃さずにチェックしておきたい。
文=HOMINIS編集部
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