坂口健太郎が演じる漫画営業マンの葛藤と成長に思わず涙...野木亜紀子脚本・黒木華主演のお仕事ドラマ「重版出来!」
2025.8.29(金)
松田奈緒子による漫画を野木亜紀子の脚本で実写化した2016年のドラマ「重版出来!」。主演は黒木華で、新人編集者・黒沢心(黒木)が週刊コミック誌「バイブス」の漫画編集者として奮闘し、成長していく姿を描いたお仕事ドラマだ。
黒沢は柔道の日本代表候補だったが怪我のため選手生命を絶たれ、出版社「興都館」に入社。それだけに元気いっぱいで、明るく真っすぐに仕事と向き合う姿がパワフルだ。そんな黒沢に、編集部の同僚のみならず漫画家やそのアシスタントの面々も影響を受け、改めて自身の仕事や夢と向き合うようになっていく。そんな中でも印象的なのが、坂口健太郎が演じた小泉純という人物だ。
小泉は興都館のコミック営業部員。しかし、営業部の配属は彼が望んだものではなく、3年間異動願いを出し続けている。本来は情報誌の編集部員になることを希望していた小泉は営業の仕事にやりがいを見出せず、いつも周囲の仕事に打ち込む人たちを1歩引いて見ており、自信の無さそうな顔をしている。新刊の部数決定会議でもきちんと話すことが出来ず、営業部部長・岡(生瀬勝久)に説教されるも、それすらも小泉の心にはあまり響かない...。
■坂口健太郎演じる漫画営業マン・小泉純の成長に共感と涙

第2話では、そんな小泉にフォーカスが当たる。漫画「たんぽぽ鉄道」の第3巻発売に向けて、営業部員たちは同漫画の販売促進に力を入れることに。その折で、黒沢は営業部の仕事を知るために小泉に付いて学ぶことになり、2人は行動を共にするようになる。小泉は書店への営業回りの中で、黒沢の積極的な姿勢やコミュ力、仕事への前向きなマインドに触れ、徐々に心境に変化が。これまでは"自分は営業の仕事に向いていない"ということへの葛藤や諦めが彼の心を占めていたが、やっと1歩踏み出すのだ。「たんぽぽ鉄道」の重版まで売れ行きはもう一押し、というところで開かれた営業部の作戦会議の場で、小泉は書店への営業回りの経験を活かし、自分から販促方法を提案する。初めて能動的に営業の仕事に取り組んだことで、"漫画を売ること"のやりがいを知るのだった...。
小泉は黒沢に触発されたことで垂直的成長を遂げるわけだが、そんな小泉の成長ぶりを演じた坂口の演技がさすがだ。当初は営業の仕事のやりがいを見出せず、書店員たちから"幽霊みたい"と噂されるほどに生気のない様子の小泉を、坂口はうかない表情や控えめな話し方で体現。また、黒沢を始めとした周囲の人の行動や言葉に触れた時には、セリフを放つまでの少しの間や僅かな表情の変化で、小泉の心の中にある不安や迷い、コンプレックスを表現した。
その後、仕事の楽しさを知った小泉の表情にはみるみるうちに活力が満ちていき、その姿はまさに別人のようだ。そんな小泉の成長ぶりを坂口が好感度たっぷりに演じている。初めて靴底がすり減るほど営業に打ち込んだ小泉のひたむきな姿には胸を打たれ、思わずほろりと涙がこぼれてしまう。
坂口の持ち味でもある柔和な表情とナチュラルで柔らかな存在感は、本作でもしっかりと魅力を発揮。その後も小泉は、黒沢の良き相談相手としてたびたび登場するので、主人公・黒沢の新人編集者としての奮闘はもちろんのこと、坂口演じる小泉の成長にも注目してほしい。
文=HOMINIS編集部
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