黒沢ともよ・石上静香・坂本真綾が最終局面を迎える『アークナイツ【焔燼曙明/RISE FROM EMBER】』を語る!
2025.8.21(木)

放送中のTVアニメ『アークナイツ【焔燼曙明/RISE FROM EMBER】』が最終局面を迎える。
シリーズ第3期となる今作では、引き続きアーミヤ率いるロドス製薬が災厄に立ち向かう姿が描かれつつ、チェンやタルラの家族関係などキャラクターの過去が明かされ、目が離せない展開が続いている。
HOMINISでは、アーミヤ役の黒沢ともよ、チェン役の石上静香、タルラ役の坂本真綾にインタビューを実施。それぞれが演じるキャラクターの変化や、現場へのエピソードについて語ってもらった。
アーミヤ役・黒沢ともよ

――再びアーミヤを演じるにあたって、どういった気持ちで臨みましたか?
「緊張しました。ゲームの方ですでに登場しているようにアーミヤが次のフェーズに進んでいくことはわかっていたので、『今までのアーミヤ完結編』としての覚悟というか、気合い?気負い、みたいなものは個人的にあったように思います」
――3期まで演じられて、アーミヤの成長や変化をどのように感じられていますか?
「こういった物語で『成長』というと、良いことばかりになりがちですが、今作におけるアーミヤの成長は、はたして彼女にとって"よいもの"なのだろうか、と考えずにはいられませんでした」
――アニメ3期で特に印象に残っているシーンやセリフはありますか?
「パトリオットとのたたかいの全てです。あまりにも圧倒的でした」
――アフレコ現場はどのような雰囲気でしたか?現場でのエピソードがあれば教えてください。
「初登場のキャラクターも多く、みんなで集まって収録できたシーンも多かったので、重厚な世界観に関してみんなで意見を交わすような会話が多かったです。この人はこの後どうなるの?これって本当はどうなってるの?とか答えられる範囲でスタッフさんに教えてもらいながら楽しくおしゃべりさせていただき、和やかな収録現場でした」
――最終局面を迎えるTVアニメ「アークナイツ」について、これからの見どころや、観ている方へのメッセージをお願いします
「アニメが始まってから数年、アーミヤと共にここまでは走ってきました。初めは長いと思っていた戦いも、振り返ればあっという間で、儚いです。まだ一緒にいたい、と思うようになりました。彼女がたどるその道を共に歩ける人でいるため、これからも頑張り続けたいです。まだまだよろしくお願いします」
チェン役・石上静香

――再びチェンを演じるにあたって、どういった気持ちで臨みましたか?
「チェンは1期から3期の間でロドスに対しての見聞、龍門に対しての疑念、そしてタルラ...。彼女の正義感が強い故に、誰にも頼ることができず、自分一人でなんとかしようとする...ある意味、1期のアーミヤのような少し危うさを感じました。一人の人間として、龍門近衛局隊長でもなく、自分が正しい、想いのまま突き進むチェンとして...泥臭く、愚直に気持ちのまま演じようと意識しました」
――3期ではチェンの過去や家族関係が明かされました。演じるにあたって難しかったシーンや、工夫された点はありますか?
「ウェイさんとの口論のシーンを演じるにあたり、どうしても声量や迫力が山寺さんに敵わなくて...。 どうしようと悩んでいたのですが、よく考えたら大人と子供の言い合い。負かされていい、その代わり吼えて気持ちをぶつけられるだけやってみようと思い、アフレコに挑みました。結果、ディレクションも何も言われずOKでしたので安心しました」
――アニメ3期で特に印象に残っているシーンやセリフはありますか?
「ホシグマとの対決ですね。3期を演じる際に収録を楽しみにしていたシーンの1つでしたので、アフレコ映像の段階でアクションシーンもすごく力が入っていて、気合いをいれて挑みました。いつも隣で肩を並べて戦っていた味方と対峙すると、改めてホシグマの強さを感じ、そして誰よりもチェンの理解者で...そんな二人の関係が大好きです」
――アフレコ現場はどのような雰囲気でしたか?現場でのエピソードがあれば教えてください
「ストーリーはどんどん佳境に迫っていましたが、アフレコ現場はいつも和やかな雰囲気でした。現場の雰囲気はキャストが作るものですが、実はスタッフさんとの関係値も雰囲気作りに関係がありまして...特に渡邉監督が本当に優しくて作品への熱意が現場でひしひしと伝わり、それに応えたいと相乗効果で役者もより頑張る。1期から最後まですごくすごく素敵な現場でした」
――最終局面を迎えるTVアニメ「アークナイツ」について、これからの見どころや、観ている方へのメッセージをお願いします
「ここまでアークナイツを応援してくださり、ありがとうございます。いよいよアニメも最終回に向かって物語が進んでいきます。アニメで追ってくださっている方は、この後どんな展開が待ち構えているのか。ゲームを遊んでくださっている方は、どんな映像であのシーンなどを演出しているのか...是非ご期待ください!そして観終わった後、自分がどう感じて、自分にとって大切なものは何なのか一緒に考えてみてください。引き続き、アークナイツをよろしくお願いいたします!」
タルラ役・坂本真綾

――再びタルラを演じるにあたって、どういった気持ちで臨みましたか?
「再びタルラという存在に向き合えることは、とても楽しみであり、同時に大きな覚悟が必要でした。彼女は強くて、壊れそうで、でも壊れない人。そんな複雑な彼女の"今"をどう表現できるか、前回以上に深く、慎重に、そして心から声を届けたいという気持ちで臨みました。」
――3期ではタルラの過去が語られていますが、どのように感じられましたか?
「タルラは"革命の象徴"として描かれることが多いですが、その裏には少女としての弱さや、どうしようもない喪失があるんですよね。彼女の過去を知ることで、彼女はただ強いだけの人ではなく、深く傷ついた、でも諦めなかった人なんだと感じました」
――アニメ3期で特に印象に残っているシーンやセリフはありますか?
「アリーナとの会話のシーンは特に印象的でした。タルラにとっていちばん自分らしくいられる相手だったと思いますし、心の支えだったはず。過去のエピソードが描かれ、二人の絆が深いものだと感じられたからこそ、その後の展開に胸がしめつけられました」
――アフレコ現場はどのような雰囲気でしたか?現場でのエピソードがあれば教えてください
「静かで集中した空気の中にも、スタッフや共演者の皆さんの優しさや熱量を感じられる、あたたかい現場でした。また、監督の作品への愛が本当に深くて、その想いに応えたいという一心で演じていました」
――最終局面を迎えるTVアニメ「アークナイツ」について、これからの見どころや、観ている方へのメッセージをお願いします
「タルラは決して英雄ではないかもしれません。でも、彼女なりのやり方で世界を変えようとしたひとりの人間です。その結末が、皆さんにどう映るのか...最後まで見届けてもらえたらうれしいです」
文=HOMINIS編集部
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