日向未南、天海由梨奈、古賀葵、青山吉能が語る、「帝乃三姉妹は案外、チョロい。」出演決定時の秘話!
2025.8.20(水)

芸能科、体育科、進学科のトップに"三帝"と呼ばれる天才が君臨する才華学園に転入した綾世優。天才大女優の息子でありながら、超のつく凡人な彼が居候することになったのは、なんと"三帝"である、長女・一輝、次女・二琥、三女・三和の、帝乃三姉妹の家だった。かつて母が願った"幸せな家族"を目指すため、優は凡人なりに天才三姉妹との距離を縮めようと奮闘する...。

7月9日(水)24:30より絶賛放送中の、ひらかわあやによるホームラブコメディー漫画が原作のTVアニメ『帝乃三姉妹は案外、チョロい。」。今回、主人公・綾世優役の日向未南、帝乃一輝役の天海由梨奈、帝乃二琥役の古賀葵、帝乃三和役の青山吉能へインタビューを実施。演じるキャラクターに寄せる思いなどを聞いた。

――「帝乃三姉妹は案外、チョロい。」へのご出演が決定したとの一報をお聞きになった際の率直なご感想をお聞かせください。
日向「率直に『嬉しい!』でした。私自身はスタジオオーディションの時、『参加できただけよかったな』という感じだったのですが、マネージャーさんは、結構手応えを感じていて『いい感じじゃない?』みたいな雰囲気だったんですよ。『あ、そうなんですか』みたいに話しながら一緒に帰ったので、合格の一報を聞いた時は、その時のマネージャーさんのことが思い浮びました。
主役を演じることになって、頑張るしかないな、と。共演するみなさんの足を引っ張りたくないという不安もありましたが、実はこういったラブコメの男の子主人公を演じるのが、ずっと夢だったんです。絶対に一度はやってみたいと思っていたので、夢が実現する嬉しさもありつつ、優という正義感もありかっこよさもある素敵な役柄をやらせていただく喜びもありつつと、いろんな感情がぐちゃぐちゃになりながら、初顔合わせの現場に向かいました。」
青山「私は、お店でお昼ごはんを食べている時に、マネージャーさんから『そういえば、これ決まったんで』と、スマートフォンで作品のビジュアルを見せていただいて。まだアニメ化が発表されただけの時期でしたし、お店の中だったので、作品名やキャラクター名で口に出せなかったんですよね。私も大きな声が出せないから、心の中では大爆発しているけれど『あ!(嬉しい...)』みたいな表情で、その時は喜びを表しましたね(笑)。今となっては、初顔合わせをドッキリにするためだとわかるんですけど、どんな声優さんと三姉妹の役を演じるのかマネージャーさんに聞いた時に『いや、ちょっとまだそれはわかんないんですよね』みたいに言われて、その時は『あ、そうなんですね』って納得したんですけど、そこから茶番が始まっていたんだなって、今だから分かります(笑)」
古賀「オーディションを受けた時から、ずっとずっと二琥を演じたくて。『お願いお願いお願いお願い』と、ずーっと思っていたんです。私もある時、マネージャーさんとご飯食べている時に『決まったよ』って言われて、『やったぁああああ!』と、すごいハッピーな気持ちになりました。そして、私も同じように『他の姉妹はどなたが?』と聞いても、『まだわかんないかも~』っていう感じだったんですけど、その時はハッピーだったので『家族っていうものがテーマになっている作品だから(他のキャストと)仲良くなれるといいなぁ!人見知りな部分は出さないようにしよう~』みたいに思っていたら、顔合わせのYoutube配信番組で、よく知っている同じ事務所の人が2人もいました(笑)。でも、2人と三姉妹を演じられるのは、すごく嬉しいサプライズでした」
天海「私も一報を聞かせていただいた時は、もう『驚き驚き驚き驚き』みたいな感じで(笑)。私の場合は、スケジュールによくわからないキープが入っていて。でも『アニプレックス』と書いてあって、『ちょっと待って。これ、もしかして...』って思いながらも、マネージャーさんから何も言われていない状態で、事務所に呼び出されたんですよ。事務所に呼び出されるのって、あんまりないですし、なんか怖いじゃないですか。『意図せず何かやっちゃったかも...』って思っていたんですけど『一輝役に決まった』って言われて。
青山「会議室ってこと?大声出し放題じゃん!」
天海「でも、逆に『え。あっ、えっ、えっ』みたいに、戸惑いや驚きの感情の方が強くて。その数日後に顔合わせがあったんですけど、皆さんと特番でご一緒させていただく中で、自覚がふつふつとようやく湧いてきたっていう感じでした。でも、そこからはもう『うぉおおおお!一輝を演じるぞ!』みたいな気持ちで演じていました」
――公式Youtubeでは『全員イメージ通りの声』というコメントが多数ありますが、演じられるキャラクターをどのように解釈してオーディションに挑みましたか?

日向「優はとにかく素直で、『本当にそう思ってるんだろうな』というのが視聴者の方々に伝わらなきゃいけないと思っていて。その裏表のない性格を声色に乗せることをすごく意識しました。あと、男の子を演じるということで、とっさの時に演じている自分の女性的な部分が出てしまうことは絶対避けたいと思っていたので、そこは注意していました」
青山「三和は、自由気ままな猫ちゃんみたいなところがすごく魅力的だったので、そこを大事にしました。そして、三姉妹に共通している、カッコいい部分を優によって崩される部分の表現が、三和だけ違ったりすると作品が崩れてしまうので、三姉妹でそこを合わせていけたらいいなと思っていたこともあり。三和自身がどう思っているかもすごく大事だけど、作品として三姉妹が優に手のひらの上でコロコロと転がされるというか、翻弄されるところを同じテンポや空気感だったり足並みを揃えて演じられたらいいなと思っていたので、本当にこの3人が三姉妹でよかったなと思っています」
古賀「二琥ちゃんは、小柄ながらもとても武闘派で、物理的に強くて、鍛えてもいて。肉体を鍛えられる人の芯のある強さゆえに、男性からも女性からも人望が厚いタイプなんですよね。私はどちらかというと正反対の位置にいるので、そういう人への憧れを乗せつつ、乙女みたいな感じで優にキュンとしている時と、普段の男子小学生みたいな感じをうまく汲み取れたら、と思いながら演じておりました」
天海「私は、原作を読ませていただいた時に感じた第一印象をもとに、役作りをしてオーディションに挑ませていただきました。歌劇団に所属している役者さんだからこその声の艶を勉強したくて、三次元的な歌劇団の映像もいろいろ観て、女性が演じるからこそメロいと感じる男性像というものをすごく意識してオーディションに臨みました。最初にテープ、その後スタジオに呼んでいただくという形でのオーディションだったんですけど、テープの段階で、マネージャーさんからの『ぴったりだと思って』という言葉に背中を押してもらえたんです。スタジオでは正直あんまり手応えを感じられなかったんですけど、『これが私の演じる一輝だ!』と思いながら演じさせていただいた結果、ご縁があって皆さんに『イメージ通り』と言ってもらえることがすごく幸せだなって思います」
――もし、「帝乃三姉妹は案外、チョロい。」ワールドに参加できるとしたら、どのポジションを選びますか?

古賀「私は、帝乃家の三姉妹の従姉的なポジションで、優くんに三姉妹の過去みたいなのを語りつつ、『あの子たちはこうだったのよ』『だからうまくやってあげてよ』みたいな、そういうやつやりたい!!!」
日向「私は優の男友達ですね。小中高が一緒で、クラスもずっと一緒な幼なじみで、優から『帝乃三姉妹の家に住むことになったんだよね』って話を聞いて、『ええっ!』と驚く、みたいなポジションやりたいかもしれない」
青山「私は、まな板かな」
一同「爆笑」
青山:やっぱり一番、優くんと一緒にいられるし、丁寧に使ってくれる。しかも綺麗に洗って、たまに漬け置きしてくれそうだし(笑)。多分、キッチンに家族が一番集まるし、なんやかんやでみんな使うので、私はまな板にはなりたい」
天海「私は、いわゆるモブって呼ばれるポジションに行きたくて。アイドルとか好きな人たちを応援している親衛隊みたいな、それぐらいの立ち位置で見守りたい。認知はされたくなくて、いろいろ想像とか妄想とかして、そのおとぎ話みたいな感じで一生を終えたい。でも、皆さんの話を聞いて、それぞれのポジションも楽しそうだなって思いました!」
――最後にファンの皆様へメッセージをお願いします。

日向「これからめちゃめちゃめちゃめちゃ面白いエピソードがどんどんどんどん来るので、ぜひ一瞬も見逃すことなく楽しんでいただいて。できれば感想とかもつぶやいていただいたり、一緒に楽しんでいただけたらなと思いますので、今後ともよろしくお願いします」
青山「これから三姉妹がそれぞれフィーチャーされて、いろんな悩みだったり、知らない一面を見ることができる機会がいっぱいありますから、ぜひその際は三和推しになっていただきたいです! よろしくお願いします」
古賀「カッコよくて、可愛くて、チョロい三姉妹の魅力が、これからどんどん、どんどん露わになって『みんな好き!!!』ってなる場面がたくさんこれから出てくるんですけれども。二琥役としては二琥を推したいですが、優くんの凡人じゃない凡人さ、『あなた逸材では?』という部分にもぜひ注目して見ていただけたらと思います。とっても素敵で魅力的な人たちがいっぱいいますので、ぜひ楽しんでいただけたら嬉しいです。よろしくお願いします」
天海「映像や演出、音響の素晴らしさをすでに堪能していただけていると思うんですけれども、お三方がおっしゃったように、これから、どんどんどんどんキャラクターが深掘りされて、気になるキャラクターが増えていくと思います。でも、推しは増やすものなので、ぜひ『帝乃三姉妹は案外、チョロい。』推しになっていただき、最後まで見ていただいて、最終話まで見たからこその感想をいただけるのをすごく楽しみにしていますし、皆さんの期待に見合うお芝居を我々もできたと思っているので、合わせて楽しんでいただけると嬉しいです。今後もよろしくお願いします!」
文=中村実香
写真=皆藤健治
放送情報
帝乃三姉妹は案外、チョロい。#7
放送日時:2025年8月21日(木)00:30~
放送チャンネル:TOKYO MX ほか
放送日時:2025年8月22日(金)21:30~
放送チャンネル:AT-X
※放送スケジュールは変更になる場合があります
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