中川大輔×桜田通×草川拓弥×EJ(&TEAM)が演じる個性豊かな4タイプ男子に翻弄される恋の行方は?田辺桃子主演ドラマ「海老だって鯛が釣りたい」
2025.7.30(水)

7月3日より中京テレビ・日本テレビ系全国ネットにて放送中のドラマ「海老だって鯛が釣りたい」。本作は、夢見がちなOL・海老原唯子が、個性豊かな"4タイプ男子"に翻弄される姿を描いたもがき系ラブコメディ。主人公・海老子を演じた田辺桃子をはじめ、"沼男"こと水沼脩役の中川大輔、"鯛男"こと鯛島亮介役の桜田通、"幼馴染"三浦拓未役の草川拓弥、そして"王子様"パク・ジョンス役で日本の連ドラ初出演を果たしたEJ(&TEAM)が集結。
7月30日(水)に放送予定の第5話では、海老子は鯛島と2人きりで温泉宿泊出張へ!浮かれ気分で、鯛島との急接近にドキドキが止まらない!ところが、鯛島の体調に異変が。憧れ上司のピンチを海老子が救う!?彼の意外な弱点を知り、2人の心の距離は縮まるが...。後日、水沼の店に寄った帰り道、不審な男に追いかけられ――海老子の恋の行方や如何に!?
今回は、キャスト5人にインタビューを敢行。演じたキャラの魅力や、それぞれの役作りのポイントなどを語ってもらった。

――演じたキャラクターの魅力は?ご自身との共通点もありましたら教えてください
田辺「彼女の面白いところは、理想とかけ離れた今の自分を知ったときに、現実逃避せずすぐに反省会を開いて改善点を考えるところです。ツッコミどころ満載ですが、すごく素直なので、そこも含めてほっとけない存在だなと思います」
中川「水沼というキャラクターの魅力は、包容力があって、どこか達観しているところが"沼"だなと思いました。つかみどころのない彼だからこそ、追いたくなったり知りたくなったりする魅力があると思います。物語の終盤で見せる別の一面が一番好きなシーンでした。"形勢逆転"みたいな場面があって、早く皆さんにも観てもらいたいです。共通点は、どんな人とでもすぐ仲良くなれるところ。仕事現場でも人に話しかけることに緊張しませんし、メンタル的に辛いシーンでなければ、いつでも話しかけてくださいという空気を出していると思います」
桜田「鯛島は、見た目が良いという設定ではありますが、僕は内面が本当に素敵な人だと思っています。周囲をよく見ていて、人の気持ちに寄り添える優しさを持っている方だと感じました。共通点はあまり多くないかもしれません」
草川「憎めないところかなと思います。幼馴染だからというより、人として愛される存在なんだと思います。共通点は、自分と同じ"拓"という漢字が名前に入っているところですね」
EJ「ジョンスは日本に留学している韓国人という役だったので、日本語での演技に対するプレッシャーは少なかったと思います。いつも明るくニコニコしていて、少し未熟なところもあるのですが、そこも含めて自分と似ている部分があると感じながら演じました」
――"鯛男・沼男・王子様・幼馴染"など、さまざまなポジションの中で、ご自身に一番しっくりくるのはどのタイプですか?
中川「他の役を演じるなら"幼馴染タイプ"がいいなと思いました。個人的に気を遣わない友達同士の空気感があるシーンが好きなので。幼馴染のお笑いコンビのラジオ番組が大好きでよく聴いていたりして、憧れています。田辺さんと草川さんのシーンを観て、2人の空気感がとても楽しそうで羨ましかったです。鯛男や王子様は自分の性格とは離れていると思いますが、役者としてそういう役も演じてみたいです。水沼という役は、以前ご一緒したことのあるプロデューサーさんがオファーしてくださった役なので、作品の中では彼が一番自分に合っていると自信を持って演じさせていただきました」
草川「やはり演じさせていただいた拓未ですね。彼に言いたいことはたくさんありますが、深く理解すると、この気持ちもひとつの正解なのかなとも思います」
EJ「"沼男"ではないですね..."王子様"というイメージも、自分とはちょっと違うと思います。たぶん"幼馴染"だと思います。背伸びをせず、気楽に話せるという点では自分と似ているのかなと思っています」
桜田「理想としては、"王子様"のようにかっこいい人でありたいと、日々自問自答しています」

――中川さんは"沼男"という役をどう演じましたか?また、役を通して感じた"ズルさ"はありましたか?
中川「"からかい上手な人"をイメージして演じました。からかわれている側が嫌な気持ちにならない空気感を大事にして、そんな掛け合いが映像に表れていたらうれしいです。監督とも『なぜ海老子ちゃんは水沼のお店によく来るのか』を話し合って、『一緒にいて楽なんじゃないかな』という答えが出て、それが腑に落ちました。その気を遣わない2人の空気感を現場で作ることができて、楽しかったです。また、監督とは『水沼の魅力は、時々見せる哀しさ』という話もしていて、そうした表情にもこだわって演じました。水沼という役を通して、"ギャップのある人ってズルいな"と思いました。だからこそ、自分もそんなギャップのある大人になりたいという願望が芽生えました。作中で脱ぐシーンに向けて体を鍛えたので、今後も続けて、服を着ているとスラッとして見えるけど、脱ぐとしっかり筋肉がある――そんなギャップをまずは目指したいです!」

――"幼馴染"としての演技で意識したことと、草川さんにとって"長く続く関係"に必要なことはありますか?
草川「"こういう幼馴染いるよね"って思ってもらえるように、海老子との距離感を意識しました。"長く続く関係"には、やっぱり"話し合い"が大事だと思います。僕はグループ活動を10年以上やってきましたが、コミュニケーションってやっぱり大事ですね」
――EJさんは日本の連続ドラマ初出演とのことですが、出演されてみていかがでしたか?また、韓国ドラマとの違いがあれば教えてください
EJ「ドラマ出演は初めてで、とても緊張しましたが、普段からドラマや映画を観るのが好きだったので、自分が出演できることが本当にうれしかったです。初めてグループ活動以外の個人活動ということで"うまくやりたい"という気持ちが強くありました。自分がちゃんと演じられるか心配でしたが、素晴らしい共演者の皆さんの演技を間近で見て、たくさんのことを学びながら一緒に演じることができました。実際に演じてみたら、心配していたよりも楽しい気持ちのほうが大きくて、いつも現場に行くのが楽しみでした」
――EJさんが"王子様"というキャラクターを演じるうえで意識した"リアルな王子様像"とは?
EJ「海老子ちゃんが夢に見ていたような"王子様"としてジョンスが登場するのですが、どう演じればいいかが最初は分かりませんでした。なので、自分がこれまで観てきた韓国ドラマに出てくる"かっこいい人"を想像しながら演じました。ちゃんとできていたかはわかりませんが...(笑)」

――桜田さんの"鯛男"として印象的だったシーンや役の捉え方について教えてください
桜田「鯛島は見た目以上に、海老子が働く会社での上司としての立ち居振る舞いや、人間的な魅力が"鯛"だと思っています。印象的なシーンとしては、鯛島がプレッシャーを感じるとお腹が痛くなってしまうという悩みを海老子に打ち明ける場面で、それまでの彼は"後輩として海老子を放っておけない"という感覚だったのが、"本当に大切な存在"だと気づいた瞬間だったように感じました。その後の足湯のシーンでは、演じながらより海老子を大切に想う気持ちを感じることができましたね」

――最後に、海老子のように「自分に自信がないけど恋したい」と悩んでいる人に向けて、田辺さんならどんな言葉を贈りますか?
田辺「自信って、どのレベルになったら持てるんだろうって、よく思います。何かに挑戦する一歩手前で迷ったときは、『心から今の自分が好きと思える選択をしよう』と、自分に言い聞かせています。結局、"自信があるかどうか"よりも、"後悔しない選択"ができることのほうが大事なんじゃないかなと思います」
文=HOMINIS編集部
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