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櫻井翔演じる武蔵と妖の交渉戦の行方は?脱獄した大和耕一(菊池風磨)の不穏な動きからも目が離せない「放送局占拠」

2025.7.26(土)

7月12日より放送が開始した「放送局占拠」。物語序盤から伏線と思われる設定や演出が随所に映し出され、考察も含め、早速話題となっている。

櫻井翔が主演を務める「占拠」シリーズは、謎の武装集団"百鬼夜行"が巨大病院を乗っ取った2023年の「大病院占拠」から始まった。2024年には完成したばかりの空港を舞台に、新たな武装集団"獣"が登場する「新空港占拠」が放送。そして、シリーズ第3作目となる今作の「放送局占拠」は、かながわ新空港の占拠から1年後、テレビ局を舞台に描かれる。

櫻井翔主演の「放送局占拠」、今度の舞台はテレビ局!
櫻井翔主演の「放送局占拠」、今度の舞台はテレビ局!

東京都知事選挙を直前に控え、選挙特番のために候補者が集まる「テレビ日本」。警視庁刑事部・立てこもり犯罪対策班「BCCT」の捜査員となった武蔵三郎(櫻井)は、管理官・和泉さくら(ソニン)、捜査官・伊吹裕志(加藤清史郎)と共に同局の警備にあたっていた。そんな中、伊吹が何者かに誘拐されたことが判明。時を同じくして、選挙特番の裏側で、テレビ日本の局内にはお面を被った謎の集団が次々と侵入し始めていた。大きな爆発音を皮切りに、局内では通信障害が発生。生放送中の選挙特番も乗っ取られてしまい、武装集団"妖"による放送局占拠が始まるのだった...。

■今回の敵は"妖(あやかし)"と名乗る武装集団、その目的は何なのか

今作でも占拠に巻き込まれることになった武蔵。局内には妻・裕子(比嘉愛未)と娘・えみり(吉田帆乃華)も偶然居合わせたり、管理官の和泉が自分をかばって妖に撃たれてしまったりと、危機的状況に追いやられることとなる。

妖は局内に閉じ込めた500人の人々の中から、内閣官房長官の息子で俳優の式根潤平(山口大地)、プロデューサー・奄美大智(戸次重幸)、キャスター・灘見寛治(福澤朗)、ディレクター・日出哲磨(亀田佳明)、新人AD・忽那翡翠(齊藤なぎさ)、インフルエンサーの真鍋野々花(宮部のぞみ)、そして都知事選候補者の沖野聖羅(片岡礼子)、大芝三四郎(真山章志)、三河龍太郎(北代高士)、そして裕子と数名のスタッフを人質にとり、テレビ日本に立てこもる。武蔵を始めとした残りの人々は解放されることとなり、局の外へ。そしていよいよ妖による生放送が始まるのだが、そこで武蔵は交渉人に指名され、「都知事候補の三河の闇を2時間以内に暴け」と要求される。

「大病院占拠」では病院の隠蔽体質を世に知らしめること、「新空港占拠」では新空港建設の過程で身内が犠牲になった者たちの復讐が武装集団の犯行動機だったように、「占拠シリーズ」では"権力者による何らかの隠蔽"を明らかにすることが武装集団の犯行の目的となってきた。今作でも、妖の目的は何かというところは最重要ポイントだ。妖のリーダーと思しき般若が「罪深き闇を白日の下にさらす」と宣言している、その発言は何を意味するのか、今後の展開に注目だ。

■脱獄した"青鬼"、大和耕一が大胆な動きを見せる...その真意とは?

また、前作のラストで留置所から脱獄した"青鬼"こと大和耕一(菊池風磨)も第1話から登場。大和は武蔵の義理の弟でもある伊吹の前に現れ、さらにはクリーニング店の店長の拉致を伊吹に命令する。怪しい目論みを実行する大和の目的は何なのか。脱獄犯でありながら大胆な動きを見せる大和の動向も、今作の気になるポイントだ。

第3話では、三河の闇を暴くことを命じられた武蔵が1年前の"ある事件"に辿り着く。いよいよ武蔵と般若の生放送での交渉戦が始まることとなる。その行方から、目が離せない。1人、また1人と明かされていく妖の正体にも注目だ。

文=HOMINIS編集部

放送情報

放送局占拠
放送日時:2025年7月12日より毎週(土)21:00~放送中
チャンネル:日本テレビ
※放送スケジュールは変更になる場合がございます