Mrs. GREEN APPLEの「原点」というべき「ゼンジン未到」シリーズも...高いステージ力と充実のセットリストが炸裂するミセスの伝説的ライブの数々

2025.7.26(土)

2015年にメジャーデビューし、今年でデビュー10周年を迎えるMrs. GREEN APPLE(以下、ミセス)。アニバーサリーイヤーとなる2025年は、"MGA MAGICAL 10 YEARS"と称して、様々なプロジェクトを展開。7月8日にリリースされたベストアルバム「10」も、自己最高初週売り上げとなる76万枚を記録するなど、その勢いは圧倒的だ。

そんな"MGA MAGICAL 10 YEARS"の中でも、大きな目玉の1つといえるのが、7月26日(土)・27日(日)に神奈川・山下ふ頭特設会場で計10万人の動員を予定している野外ライブ「MGA MAGICAL 10 YEARS ANNIVERSARY LIVE ～FJORD～」だ。このメモリアルな2DAYSライブから、7月27日(日)のステージの模様がＷＯＷＯＷにて生中継される。

バンドでは史上初となる2年連続日本レコード大賞受賞、2年連続「MTV VMAJ」4冠、ストリーミングサービスでの総再生数1億回超の楽曲数がアーティスト別1位――これらの輝かしい実績からも、日本の音楽シーンを席捲するスケール感が窺えるが、彼らの魅力の本質というべきは、多くの観衆を惹きつける楽曲そのものの力とバンドとしての高いステージ力だ。

この10年間で"スタジアム級バンド"へと駆け上がったミセスの、伝説的ライブの数々を7月より3ヶ月間にわたり放送・配信するＷＯＷＯＷの特集＜Mrs. GREEN APPLE MAGICAL 10 YEARS SPECIAL＞。

中でも注目したいのが、彼らがデビュー前からライブハウスを中心に行ってきたツアー「ゼンジン未到」シリーズの最新編であり、その"原点的"ライブといえる「ゼンジン未到とヴェルトラウム～銘銘編～」(横浜スタジアム公演を8月3日(日)ＷＯＷＯＷライブにて放送)。

ストーリー性のあるものから音楽劇仕立てのものまで、様々なライブスタイルを展開しているミセスだが、この「ゼンジン未到」シリーズはファンからも格別な支持を獲得。2024年7月にノエビアスタジアム神戸と横浜スタジアムで行われた最新編「ゼンジン未到とヴェルトラウム～銘銘編～」は、4日間で約15万人を動員した日本のバンド史上最年少でのスタジアムツアーにあたる。

よりタフでストロングに進化した"バンド"としての姿を見せたこの最新編では、大森元貴のボーカルに呼応するようにサビで大合唱が沸き起こった「青と夏」、若井滉斗のテクニカルなギタープレイに歓声が上がった「ライラック」、藤澤涼架の弾くピアノのイントロが心に沁み入る「点描の唄」などのほか、「インフェルノ」「私は最強」「アポロドロス」「familie」「ダンスホール」「ケセラセラ」...と歴代のヒットナンバーを数多く披露。のちにリリースされる「10」の収録曲を数多く含んだベスト盤的なセットリストは、ミセスの魅力を味わうにはもってこいだ。

梅雨明け直後のうだるような暑さにも負けす、広大なスタジアムでもオーディエンスの心を掴みにいく、ライブハウスのような熱のこもったパフォーマンスを繰り広げたミセス。

このオーディエンスを熱狂させた熱いパフォーマンスから1年、10周年記念となる今回の野外ライブ「MGA MAGICAL 10 YEARS ANNIVERSARY LIVE ～FJORD～」に続いて、10月からはバンド初の5大ドームツアー「DOME TOUR 2025 "BABEL no TOH"」もスタンバイ。現在進行形で成長を続けるミセスの"現在地"を見届けたい。

文＝HOMINIS編集部

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