韓国男子の甘さと包容力...イ・ジュニョクが体現した「スパダリ」が心に沁みる「わたしの完璧な秘書」の共感ポイント
2025.7.23(水)
今年6月に開催された東京公演を含むアジア5都市を巡った初のファンミーティングツアー「2025 LEE JUN HYUK 『LET ME IN』」で、改めて人気の高さを示したイ・ジュニョク。
40代を迎え、この"第2のブレイク"を巻き起こしている要因は、もちろん約9年ぶりのラブコメ主演となった「わたしの完璧な秘書」で見せた、知的で洗練されたウノ役がきっかけだ。相手役ハン・ジミンとの"大人ロマンス"が、なぜこれほどまでに女性ファンの心を掴み、揺さぶったのか?改めてジュニョクが作り上げた"スパダリ"ウノの魅力を掘り下げてみたい。
(C) SBS
7月26日(土)よりKNTVにてTV初放送される「わたしの完璧な秘書」は、仕事"だけ"できる敏腕CEOのカン・ジユンと、有能な秘書ユ・ウノの関係性を描いた、大人のオフィスロマンス。
イ・ジュニョクが演じたウノは、容姿端麗で仕事・家事・育児を完璧にこなすシングルファザー。自宅はキッチンもリビングも未就学児の娘がいるとは思えないほど完璧に片づけられ、ラベルで管理された調味料や、トーンごとに並べられたクローゼットの中身といった細部からも、有能ぶりが窺える。
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そんなマネジメント能力の高さと細やかな気配り、そして誠実な人柄を買われて誘われたのが、ヘッドハンティング会社「ピープルズ」の秘書の仕事。冷たく閉ざされていた孤独なCEO、カン・ジユン(ハン・ジミン)の心の扉を、持ち前の細やかな気配りでこじ開けていく...。
恋愛下手なジユンの心をまず動かしたのは、やはりその管理能力。仕事以外のことには無頓着で社員の名前もしょっちゅう間違え、デスクの上は散らかり放題...そんなジユンの職場環境が、サポートの達人・ウノの登場により劇的に変貌する。
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デスクの下で探し物をするジユンの頭上にさりげなく手をかざしてジユンがデスクに頭をぶつけないよう気遣ったり、仕事に夢中で昼食を抜きがちなジユンのために好物のパン屋のパンを買っておいたりと、いたれり尽くせりのサポートぶりに、孤独に慣れ切っていたジユンも徐々に心を開き始める。
それと同時に、自分のことは二の次で仕事に邁進するジユンの不器用さがウノのハートを捕らえていく。ケアしたい性分のウノと、一見有能だが裏に回れば不器用なジユン。そんな"奇跡のマッチング"がロマンスに発展していく過程が本作最大の見どころだ。
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ここにオフィスロマンスならではのディテールが加わり、恋愛模様が加速していく。呼び名一つとっても、ジユンを"代表"と呼んでいた序盤から、残業時や外回りなど、2人きりの瞬間だけ名前呼びを織り交ぜ始めるウノ。
おそらく恋愛スキルも上級に違いないウノが、お堅いジユンの心を溶かしていく展開が堪らない。気配り上手な韓国男子のスウィートさと、大人の男性ならではの包容力を併せ持つ、ハイブリッドな"スパダリ"がまさにユ・ウノなのだ。
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すでにウノに心奪われながらも、CEOとしてウノとの間に一線を引こうと最後の抵抗を試みるジユンの葛藤も共感度抜群。プライドの高いジユンが葛藤を乗り越えて一歩踏み出すことで、2人の恋が動き出す。
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2人の恋がオープンになるシーンがまたドラマティック。あんなにも社員たちの目を気にしていたジユンが決意の表情でウノの手を握ったままエレベーターを降り、オフィスへ。手をつないでオフィスに入ってきた2人を見て、全てを察する社員たち...。ウノの包み込むような愛情とケア精神の前に、ジユンの心の壁が崩壊した瞬間だ。
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責任感が強く頑張り屋のジユンの孤独に共感すればするほど、ウノの圧倒的スパダリぶりが心に沁みる。ともすればファンタジーになりがちなウノのキャラクターがリアリティある存在に仕上がっているのも、これまで数々の人間味あるヒール役を演じ続けてきたイ・ジュニョクだからこそ。世界123ヶ国で視聴者数1位獲得というムーブメントを起こしたのも納得の仕上がりだ。
文=酒寄美智子
放送情報【スカパー!】
わたしの完璧な秘書
放送日時:2025年7月26日(土)20:00~
※毎週(土)20:00~(2話連続放送)
チャンネル:スカチャン1(KNTV801)、KNTV
※放送スケジュールは変更になる場合があります
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