平祐奈と丸山隆平が「FOGDOG」で刑事バディを熱演!それぞれが演じる役への印象は「天才になれるんだ!」「一癖も二癖もある役」
2025.7.18(金)
人の顔が識別できない症状"相貌失認"を抱える一方、抜群の記憶力を持つ休職中の警察官・狗飼錐(いぬかい きり)と、検挙率はナンバー1だが暴力沙汰で捜査一課を追われ、"未解決事案総合対策管理室(通称:みかん部屋)"に異動してきた武闘派刑事・猿渡響(さるわたり ひびき)。一見すると水と油な2人がタッグを組み、長期に渡って未解決のままで放置されてきた不可解な事件に挑む姿を描く新感覚の完全オリジナル刑事ドラマ「FOGDOG」が7月21日(月)深夜より、読売テレビ「ドラマDiVE」枠で放送される。
今回は放送に先駆けて狗飼錐役の平祐奈と猿渡響役の丸山隆平にインタビューを行い、作品にかける思いなどを聞いた。
(C)「FOGDOG」製作委員会
――今回のドラマについてお聞きになった時の感想は?
平「刑事ドラマへの出演が初めてだったので、楽しみだなと思いつつ、私が演じる錐は"天才少女"と書かれていたので、『天才になれるんだ!』とワクワクしました。ストーリーも未解決事件を捜査していくという素敵な内容で、楽しみだなと思いました」
丸山「久しぶりの刑事ドラマ主演なのですが、当初いただいていた企画書ではスタイリッシュでクールな内容だったのが、あれよあれよという間にとてもポップな刑事ドラマになりまして。扱っている事件は未解決事件ということで、難事件を錐と猿渡のタッグで解決していくというミステリー的な要素が見応えのあるものになっているんですが、そこにコメディ要素も加わって、より見応えや奥行きのある作品になりました。衣装もスーツだったりするのかな?と思っていたのが、思いっきりスカジャンを着た一癖も二癖もある役で、『これはとても演じがいのある役だな!』と。現場でもすごく柔軟にいろんなことに挑戦したり試したりして、台本にはないところも膨らませながら作っていった作品なので、どんな風に皆さんに届くのかがとても楽しみです」
――ご自身が演じる役柄の魅力を教えてください
(C)「FOGDOG」製作委員会
平「錐という女の子は、相貌失認という人の顔が認識できない症状を抱えていて。その上、お父さんが早くに亡くなっていたりメンタルが弱かったりと、警察官ではあるんですが、いろんな失敗が重なって、ちょっと引きこもっている女の子です。本来はすごく優しくて明るい子なんですけど、自分に対して否定的になりがちなんです。そんな中で猿渡刑事という最高のバディと出会って、成長していくという役どころになっています」
丸山「実はめっちゃ強いねんな!1話の冒頭からのアクションシーンが見どころよな。僕が演じる猿渡は検挙率はナンバー1なんですが、度重なる暴力行為で問題を起こす、時代に合わないような刑事で。捜査一課から追われてしまい、未解決事件をファイリングしたりとかする"みかん部屋"に送られてしまう刑事です。ちょっと昭和な部分が匂い立つような男でして、間違ったことは許せなく、ついつい手が出てしまう...というキャラクターを演じさせていただきました」
(C)「FOGDOG」製作委員会
――普段は柔らかい京都弁の丸山さんですが、本作では強めの大阪弁を使われています
丸山「昔から商売っ気の強い街じゃないですか、大阪って。言葉が届きやすいというか、強いというか、そういう意味でセリフが立ちやすいなというところもあって。あとは人情味だったり下町感も出るし、猪突猛進な感じも演出されたりもするので、すごく便利な言語だなとは思いましたね。当初は猿渡のセリフは標準語だったんですけど、大阪弁に変更していただいて。自分でも"普段使わない関西弁"というのを目指して、猿渡にフィットするように、現場でも監督と話しながらやっていきました」
――平さんは、錐が現実にいたら友達になりたいですか?
平「もちろん友達になります!お花畑を観に、ドライブに連れて行きたいですね。あと、錐ってファッションに興味があるってわけじゃないけど、たまたま選んだ服がセンスがいいという設定なので、一緒に古着屋巡りとかしてみたいです」
取材・文=中村実香
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