人気急上昇中のカン・ユソクも存在感を発揮!イ・ジョンソクが「瑞草洞<ソチョドン>」で体現する、仕事も恋も誠実な「しごでき男」のリアルな人生
2025.7.12(土)

今年で俳優デビュー15周年を迎えたイ・ジョンソク。若手スターとしての華々しいスタートを切り、"新・韓流四天王"の一角に挙げられるまでの存在となって久しいが、そんな中、法曹界を舞台にした主演ドラマ「瑞草洞<ソチョドン>」が7月5日から韓国で放送スタートした。
日本でもU-NEXTにて同日から独占配信されると、イ・ジョンソクの除隊後復帰作「ビッグマウス」(2022年)以来、実に3年ぶりの主演作ということもあり、大きな話題を集めている。
「ビッグマウス」(2022年)では、口が達者な三流弁護士が濡れ衣により投獄された危険な刑務所を生き延びるために天才詐欺師になり切る様子を、ダークな表情をのぞかせながら体現したジョンソク。この新境地を経て出演した「瑞草洞<ソチョドン>」では再び弁護士を演じ、180度異なる印象を放っている。
韓国の法曹タウンとして知られる"瑞草洞(ソチョドン)"を冠したタイトルの通り、法律事務所が集まった一軒のビルで働く、会社も別々な5人のアソシエイト弁護士たちの日常を描くお仕事ヒューマンドラマ。
毎日集まってのランチタイムや飲み会といった食事シーンをはじめ、様々な問題を抱えた依頼人たちと向き合っていく仕事ぶり、恋愛模様など、人生を探りながら生きる弁護士たちの姿が、現役弁護士のイ・スンヒョンの脚本のもとリアルに綴られていく。

(C) CJ ENM Studios Co., Ltd.
ジョンソクが演じるのは、長くても5年ほどで独立、もしくは社内弁護士になると言われるアソシエイト弁護士を9年も続けるアン・ジュヒョン。決して遅刻せず真面目に働くプロサラリーマンであり、優秀だが開業意欲ゼロという現実主義なキャラクターだ。
銀縁メガネ越しの鋭い眼差しや淡々とした口調など、ジョンソクは持ち前のスマートな佇まいを活かして冷静沈着なジュヒョンを演じており、その様子はまさに"しごでき"の一言。
若手時代の苦い経験から依頼人と一定の距離を保ち、判決の勝敗にも興味がなさそうな素振りを見せるなど、一見、冷血漢に思えるジュヒョンだが、瞳の奥に見え隠れする思慮深さや葛藤など、仕事ぶりを通じて公正で誠実な人柄が少しずつ表出する。アソシエイト仲間たちから生真面目な性格をいじられてタジタジしたり、憎まれ口を叩きながら微笑を浮かべたり...と、実は人間味のある様子もチャーミングだ。

(C) CJ ENM Studios Co., Ltd.
そんなジュヒョンの心を揺さぶるのが、「女神降臨」(2020年)などで知られるムン・ガヨンが演じるヒロインのカン・ヒジだ。新たに仲間に入った新米弁護士のヒジは、再会を果たしたジュヒョンとの過去を仄めかすが、肝心のジュヒョンは覚えていない意味深な様子。恋だけでなく、弁護士としてのあり方まで何かとぶつかり合う2人だけに、今後の関係性も気になるところ。
そんなヒジに加え、美味いお店を知るグルメで勝ち気なムンジョン(リュ・ヘヨン)、お金にうるさいケチなサンギ(イム・ソンジェ)など、個性豊かな仲間たちの連帯感のある会話劇も魅力的。そのケミストリーをムードメーカーとして引っ張るのが、カン・ユソク演じるチャンウォンだ。
主人公たちの手のかかる息子ウンミョンを演じた「おつかれさま」(2025年)や、元アイドルの研修医ジェイルを演じ、劇中アイドルとしての音楽番組出演も話題となった「いつかは賢いレジデント生活」(2025年)など話題作が相次ぐユソク。
本作ではベラベラと言葉が止まらず、仲間たちから鬱陶しがられる"愛されキャラ"をコミカルに表現。やや声のトーンを高めたという軽快なトークで、作品にテンポ感や気楽な雰囲気をもたらすなど、人気急上昇中の注目株として存在感を発揮している。

(C) CJ ENM Studios Co., Ltd.
物語はまだまだ幕を開けたばかりの「瑞草洞<ソチョドン>」。イ・ジョンソク演じる主人公とムン・ガヨン演じるヒロインの恋模様はもちろん、個性豊かな仲間たちがどのような弁護士ライフを歩むことになるのか、今後の展開が楽しみだ。
文=HOMINIS編集部
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