チャン・ルオユン(張若昀)人気を象徴する「慶余年」・范閑の新章！シャオ・ジャン(肖戦)の後を継いだウー・シンジエン(呉幸鍵)ら、人気キャストの「その後」が大反響

2025.7.11(金)

"見始めたら離脱不能"とまで称され、総再生回数160億回超という伝説級のヒットを叩き出した痛快な時代劇「慶余年～麒麟児、現る～」(以下「慶余年」)。前作から約5年が経った昨年5月に、待望の続編「慶余年２～麒麟児、挑む～」(以下「慶余年２」)が中国で配信されるや大反響。史劇ファンの間で日本放送を待ち望む声が続出する中、遂に7月25日(金)よりチャンネル銀河にて日本初放送を迎える。

現代の記憶を持ったまま異世界の国・南慶で"高官の隠し子"に転生した青年・范閑が、現代知識と持ち前の頭の回転の早さ、戦闘能力にハッタリまで駆使して陰謀渦巻く都で権力争いを制していく姿を爽快に描いた「慶余年」。

同作で一躍中国トップスターへと駆け上がったチャン・ルオユン(張若昀)演じる范閑の活躍を中心に、シリアスな権力闘争のみならず、タイムスリップや胸キュンロマンス、軽妙洒脱なコミカル要素...と、バラエティに富んだ見せ場を緻密に練り上げた、秀逸なストーリー展開でファンを虜にした大ヒット作だ。

その続編とあって、熱い期待を持って迎えられた「慶余年２」。何と言っても前作の最終話、仲間であったはずの、シャオ・ジャン演じる言氷雲の刃に范閑が倒れ、命を落とす(ように見えた)衝撃のラストで幕を下ろしたこともあり、その続きが気になっていたファンは多いはず。

複雑なストーリーを緻密に練り上げてきた「慶余年」シリーズだけに、もちろんそこにはきっちりと説得力のあるタネ明かしが用意されている。とある目的のため、前作で「絶体絶命なら死ねばいい」という三処の師兄のアドバイスに従って死を装った范閑。その訃報に慶国の皇宮は大騒ぎ。訃報は庶民にも広まり、追悼にかこつけた商売が大盛況。そんな中、都に潜伏した范閑は、あることを伝えるため慶帝への謁見を試みる...。

前作を上回るほどの軽妙さで走り出した第2章で、范閑も第1話から"らしさ"全開。庶民たちが葬儀をネタに金儲けする横を何も知らずに通りがかり、それが"詩仙"と称えられる自身の葬儀だと知ると、「ぶち壊す」と息巻いて、「自分の位牌ですよ、縁起が悪い」と腹心の王啓年に止められたり、激怒する慶王に捨て身で謁見して涙も流さんばかりの勢いで大げさに謝ったりと、どこまで作戦でどこからが本気なのか読めない"范閑節"が炸裂する。思わず膝を打ちたくなる爽快な頭脳戦はもちろん、迫力のワイヤーアクションによるフィジカルな見どころも、存分に散りばめられている。

そして気になるのが、婚約者・林婉児とのその後。"鶏肉の君"として、范閑からひと目惚れされ、波乱の人生に巻き込まれてしまった婉児だが、今作では待望の花嫁姿も見られそうだ。

「春を待ちわびて～The sea in the dream～」や「追風者～金融界の夜明けへ～」など話題作への出演が続くリー・チンが林婉児役で続投し、范閑が惚れるのも納得の可憐かつ勇敢なヒロインを好演しているほか、范閑が転生した一家の姉弟役で人気を博したソン・イー＆グオ・チーリン、王啓年役のティエン・ユー、敵国の聖女・海棠朶朶役のシン・ジーレイら、シリーズに欠かせない人気キャラも勢ぞろい。

さらに、中国で最高レベルの俳優に贈られる称号"国家一級俳優"として君臨する慶帝役のチェン・ダオミンと陳萍萍役のウー・ガンも、前作同様、脇を固め、物語に深みを与えている。

一方、前作でシャオ・ジャンが演じていた言氷雲は、「A LIFELONG JOURNEY-人世間-」や「氷に恋したサンシャイン -驕陽伴我-」で注目されたウー・シンジエンにバトンタッチ。クールな印象はそのままに、范閑との軽妙なやりとりも軽やかに演じている。

ここまで愛される時代劇の主人公もいないのでは？そう思わされるほど、才能以上に熱いハートで、人心を掌握し、試練を乗り越えていく"麒麟児"范閑。その格好良さにしびれること必至の、「慶余年」シリーズ第2章の幕開けだ。

文＝酒寄美智子

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