円井わんが映画『逆火』で挑んだ疑惑のヒロイン「人格を全肯定して彼女に挑んだ」
2025.7.4(金)
映画『逆火』が7月11日(金)に公開される。
本作は、実話と銘打たれた新作映画の感動ストーリーに、ある違和感を覚えた助監督が、真相を追求していく物語。
映画監督を夢見る助監督の野島の次の仕事は、貧困のヤングケアラーでありながらも成功したARISAの自伝小説の映画化であった。ところが、周辺で話を聞くうちに彼女に "ある疑惑"が浮かび上がる。この女は、悲劇のヒロインか、それとも犯罪者なのかー?
名声を気にする監督、大ごとにしたくないプロデューサーといった撮影を中断したくない面々が、真実を追求する野島に圧力をかけてくる。やがて疑惑の火は、家族をも巻き込み野島の日常が崩れ始める...。
『マッチング』『ミッドナイトスワン』の内田英治監督が完全オリジナル脚本で原案と監督を担い、北村有起哉が主演を務める。
今回は、疑惑のヒロイン・ARISAを演じた円井わんにインタビュー。脚本への感想や役作りについて語ってもらった。
(C)2025「逆火」製作委員会
――脚本を読んでみての感想をお願いします
「脚本を見た夜、かなり食らっちゃって考え込みました。ちゃんと伝えられる事が出来るだろうかという不安と同時に、この役を任せて貰えるんだ、という嬉さもありました」
――難しい役どころだったと思います。ARISAの人物像についてどのように受け止めていらっしゃいますか?
「ARISAは外側の壁が厚く強固で、内面が強い印象です。でも彼女がそうならざるを得なかった境遇や経緯を深く考えましたし、否定されることの方が多いかもしれない人格を全肯定して彼女に挑みました」
(C)2025「逆火」製作委員会
――ARISAに共感できる部分はありましたか?
「もちろんありました。共感の方が多かったかもしれないです」
――ARISAを演じるうえで気を付けたことや、役作りについて監督と話したことはありますか?
「他者の前では絶対的なカリスマ性、近寄り難い感じが必要だと思ってたので人懐っこさみたいなものは取り除こうと思っていました。他人を見下すのもまた違うけど、ミステリアスではあるつつ、ミステリアス感を出しすぎないなど」
(C)2025「逆火」製作委員会
――映画の在り方や、正義とは何か、というような部分にも触れた作品だと思いますが、俳優として感じることはありましたか?
「とても思う部分がありました。
弱者の立場にある人や物に対して無視や無関心でいてはならないと思っています。それを伝える事が出来る1つの表現方法が映画でもあると思いますし、創造する側もとらわれる事なく向き合っていくべきだし向き合える環境を用意されるべきだと思っています」
――この映画をみる方に作品を通して伝えたいことや見どころ、メッセージをお願いします
「『正義とは何か』をあなたに問いただす作品が完成しました。観てくださった皆様がどう感じるのか、感想を今から聞きたくて仕方無いです。本当に魂を込めて皆で逆火を作り上げたので是非、劇場で観ていただきたいと思っています」
(C)2025「逆火」製作委員会
文=HOMINIS編集部
-

畑芽育「あの自己紹介をしてくれるだけで...」と大橋和也を絶賛!ドラマ「君がトクベツ」
提供元:HOMINIS10/9(木) -

北田祥一郎、小西遼生、雨宮慶太監督らが登壇し、TVシリーズ放送20年記念日に劇場版『牙狼<GARO> TAIGA』の記者会見開催!
提供元:HOMINIS10/9(木) -

「俺たちバッドバーバーズ」も期待大!超特急・草川拓弥の"寄り添う芝居"も心地いい、男性同士の"晩活"に癒される深夜ドラマ「晩餐ブルース」
提供元:HOMINIS10/8(水) -

鈴木愛理「推しとの恋愛は恐縮しちゃいます(笑)」、社長秘書役で社長になった「推し」とのラブコメに挑む『推しが上司になりまして フルスロットル』
提供元:HOMINIS10/8(水) -

佐野勇斗、桜田ひよりのアドバイスで役作りが固まる「10年役者をやってきて、初めて見せる僕の姿」と語る、ドラマ「ESCAPE それは誘拐のはずだった」
提供元:HOMINIS10/8(水)

