泉ピン子の喜怒哀楽がたっぷり!高田純次と夫婦役で節約主婦を熱演した痛快ミステリードラマ「自治会長糸井緋芽子 社宅の事件簿」
2025.7.4(金)
泉ピン子が社宅の自治会長を演じ、人気シリーズとなったのが主演ドラマ「自治会長 糸井緋芽子 社宅の事件簿」だ。泉は、平均視聴率52.6%を叩き出したNHK朝の連続テレビ小説「おしん」(1983-1984年)に出演して人気がブレイク。その後もドラマ「渡る世間は鬼ばかり」で姑などのいびりに負けず中華料理店で頑張る嫁を演じ、"渡鬼"のピン子として親しまれる国民的女優になった。
ママと慕っていた脚本家・橋田壽賀子の勧めにより、30代の若さで「おしん」で母親役を演じた泉だが、その生活感があって庶民的なキャラクターは、同性を中心に多くの視聴者の共感を呼んだ。
長寿番組となった"渡鬼"がオンエアされている真っ最中に放映されていた本作では、泉は節約がモットーの糸井家の主婦、緋芽子を愛嬌たっぷりに演じている。商事会社に勤めている夫・章太郎を演じているのは高田純次。バス停に並ぶ順番まで会社の上下関係が反映され、ママ友付き合いにも派閥がある中、不可解な殺人事件が起こり、自治会長の緋芽子が事件を推理していくミステリードラマだ。ファミリー劇場では7月に、高視聴率を記録した本シリーズの第1作目から第4作目(全9作)までを放映。令和に見ても共感できるテーマや主人公のたくましい生き方に励まされるドラマとなっている。
■家族の夢のために奮闘する主婦を泉がパワフルに演じる
「自治会長糸井緋芽子 社宅の事件簿」 (C)ザ・ワークス/TBS
社宅に夫と長男の誠、長女の里佳子の4人で暮らす緋芽子の家には節約に関する張り紙がたくさん貼られている。その倹約ぶりは徹底していて、例えば歯磨きに使うコップの水は2杯まで。スーパーのタイムセールは必ずチェック、特売品があったらママチャリで買い物に走る日々を送っている。世話好きな性格もあって自治会長を引き受けているので、住民の苦情や相談にも対応し、休む暇なし。
その上、夫の転勤などに伴い引っ越す社宅の先々で殺人事件が起こり、会長として警察の聴取を受けるなど出世がらみの人間関係に巻き込まれていく。部長夫人など妻たちにもヒエラルキーがある中、どこにも属さず、嫌味を言われても雑草のように強く生きる主婦、緋芽子は泉のハマり役。相手が誰であろうと不合理なことを言われると「あんたも私も同じ社宅に住んでいるご近所さんじゃないの」とビシッと言い返す性格にもスカッとさせられる。出世には興味なしだが、地道に働く夫を立て、社宅の平和を守るべく事件解決に奔走する主人公を泉が喜怒哀楽たっぷりに演じている。
■戦うスーパー節約主婦の名言も見どころ
「自治会長糸井緋芽子 社宅の事件簿④」 (C)ザ・ワークス/TBS
人事課長の急死により、夫が課長に出世。社宅を引っ越すことになる回では広い間取りに糸井家は大盛り上がり。とはいえ、緋芽子の節約精神は変わらず、トイレがウォシュレットになっても電気代と水道代がかかるため使用禁止で、「倹約」の文字を書いた額縁に向かって手を合わせる。課長夫人になったことでご近所との関係も激変するが、人事課長の死因について心ない噂が流れる中、今度は自治会長を務めている女性が社宅の敷地内で事故に遭って病院に運ばれることになる。
思春期の娘・里佳子も不安定になり、連鎖する事件を止めるために独自で聞き込みをし、推理する緋芽子。そのために生命の危険にさらされても、怯まず、相手に刺さる名言を放つ熱演も見どころだ。嫌味にも逆境にも負けず、節約も楽しむポジティブ精神の主人公は泉ピン子の生き方ともどこかシンクロしているのかもしれないと思わされる。
文=山本弘子
放送情報【スカパー!】
「自治会長糸井緋芽子 社宅の事件簿①」
放送日時:2025年7月28日(月)19:00~
「自治会長糸井緋芽子 社宅の事件簿②」
放送日時:2025年7月29日(火)19:00~
「自治会長糸井緋芽子 社宅の事件簿③」
放送日時:2025年7月30日(水)19:00~
「自治会長糸井緋芽子 社宅の事件簿④」
放送日時:2025年7月31日(木)19:00~
放送チャンネル:ファミリー劇場
※放送スケジュールは変更になる場合があります
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