佐久間良子と西田敏行が夫婦役を好演!時代劇「橋田壽賀子ドラマスペシャル 旦那さま大事」
2025.7.2(水)
佐久間良子と西田敏行が主演を務めた時代劇「橋田壽賀子ドラマスペシャル 旦那さま大事」がTBSチャンネル2で放送される。
数多くの人気ドラマを世に送り出した橋田壽賀子が脚本を手掛けた本作。佐久間と西田は橋田脚本のNHK大河ドラマ「おんな太閤記」でも夫婦役で共演しており、西田が豊臣秀吉を、佐久間が妻・ねねを演じたことが話題になった。
そして、単発ドラマとして制作された本作で西田が演じているのは織田信長、豊臣秀吉、徳川家康の3人に仕えた武将・山内一豊。内助の功で知られる一豊の妻・千代を佐久間が演じている。
戦国の世を舞台にしながらも、合戦には重きを置かず、さまざまなしきたりのある武家に嫁いだ千代の聡明な決断と葛藤や、夫婦の関係性というところに焦点を当てて描き出しているのが、ホームドラマを軸にしてきた橋田ならではだ。また、「早く世継ぎを」と圧をかける姑・まつ(赤木春恵)と千代の関係も、普遍的なテーマとなっている。
一豊と言えば、名も無い時代に10両という大金で名馬を手に入れたという逸話でも知られる人物。本作では、馬売りとして田舎からやってきた兄妹の妹・うめを泉ピン子が演じている。
その個性と明るさで一豊を表現した西田と、旦那さまの出世のために知恵を絞る美しい千代を演じた佐久間の芝居に注目したい。
■若き日の一豊を当時30代の西田敏行が演じる
物語は、一豊が2年にわたる合戦から帰ってきた場面から始まる。賑やかな宴の中、まつは慎ましい生活の中で息子が30人もの家臣を養っていることを心配する。千代は"やりくりをするのが女房の勤め"と義母の気持ちを収め、酔った一豊から可愛がっていた名馬を合戦で失ったことなどの愚痴を聞く。女房には弱音を吐くものの、ご機嫌になると家臣に褒美として好きなものをあげてしまう当主の一豊を、西田が持ち味でもある大らかなさと人懐っこい笑顔で演じている。
やがて、"勝負の運は馬が左右する"と考える一豊は、千代の勧めで次の合戦に備えて"馬揃え"に出かけ、名馬に出会う。一豊は欲しくてたまらなかった馬を手に入れることになるのだが、面倒見がいい性格から、"侍になりたい"という夢を持つ孫兵衛と、そんな兄のために仕方なく可愛い馬を売りに出したうめのことを放っておけず、2人を馬屋に住まわせることにする。
妻や家族を大事にし、馬を愛し、身分の違いなど関係なく周囲に接する一豊は、お人好しの愛されキャラクターとして本作の中で描かれている。能天気に見えて、山内家や夫を思うが故の千代の申し出には甘えず、きっぱり断る男気も。清々しいほどに裏表がなく気取らない武将を演じた西田の喜怒哀楽たっぷりの芝居が楽しめる。
■しっかり者の千代の、切ない心の奥底まで佐久間良子が表現
義母から嫌味を言われながらも気丈に振る舞っている千代を演じた佐久間のセリフや表情は、千代の本心を想像させる。
"妻に頼るわけにはいかない"と馬を買うための10両を受け取らない一豊に、千代は最終的に「旦那さまを大事にすることは自分を大事にすること。私は自分のためにあの馬を買うたのでございます!」と説得を試みる。というのも千代には、"欲しくても手に入らなかった名馬を買った男"として、一豊の名が織田信長に伝わるかもしれないという算段があったのだ。さらに千代は世継ぎのことに考えを巡らせ、義母も顔色を変えるようなことを思いつく...。全ては武家に嫁いだ女の宿命と言い聞かせ、自分の感情を押し殺す千代の悲しさが、佐久間の表情や佇まいを通して伝わってくる。
そんな千代のことをしたたかだといって、うめは猛反発。佐久間と泉がぶつかり合う熱演も見どころだ。橋田からの問いかけが込められているナレーションも含めて、昭和の俳優たちの名演を堪能してほしい。
文=山本弘子
放送情報【スカパー!】
橋田壽賀子ドラマスペシャル 旦那さま大事
放送日時:2025年7月5日(土)8:00~
チャンネル:TBSチャンネル2 名作ドラマ・スポーツ・アニメ
※放送スケジュールは変更になる場合がございます
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