ニュース王国

「劇場版総集編 呪術廻戦 懐玉・玉折」中村悠一、櫻井孝宏、遠藤綾、永瀬アンナが作品を振り返る「夏油がいなくなってるよ」、「すごく切なかった」

2025.6.26(木)

「週刊少年ジャンプ」での約6年半にわたる連載が完結し、シリーズ累計発行部数1億部(デジタル版含む)突破した人気コミック「呪術廻戦」。2020年10月からTVアニメ第1期が放送され、2021年に公開された「劇場版 呪術廻戦 0」は、全世界興行収入265億円の大ヒットを記録。その後、TVアニメ第2期となる「懐玉・玉折/渋谷事変」が2023年7月から放送されると、国内のみならず全世界で大きな反響を呼んだ。続編となる「死滅回游」の制作も決定し、ますます盛り上がりを見せている。

そして現在は、劇場版総集編「呪術廻戦 懐玉・玉折」も公開中。初日には劇場公開を記念した初日舞台挨拶も実施され、中村悠一(五条悟役)、櫻井孝宏(夏油傑役)、遠藤 綾(家入硝子役)、永瀬アンナ(天内理子役)が登壇した。

五条悟役の中村悠一が、劇場版総集編の感想を客席に問いかける
五条悟役の中村悠一が、劇場版総集編の感想を客席に問いかける

「劇場版総集編 呪術廻戦 懐玉・玉折」の主題歌「青のすみか (Acoustic ver.)」をバックにキャスト陣が華やかに登壇すると、客席からは熱い拍手が。2023年7月から12月まで放送されていた「呪術廻戦」TVアニメ第2期のうち、全5話となる「懐玉・玉折」を再構成した本作。公開初日を迎えた感想を尋ねられた中村が、「一度OAしたものを再編成してお届けするということで、どれだけ興味を持って見ていただけるか不安でした。皆様いかがでしたか?」と客席に語りかけると、劇場は大きな拍手に包まれた。

続いて話題は、本作の冒頭に収録されている原作・芥見下々とアニメ制作・MAPPAによる新規ミニアニメ「劇場版総集編 じゅじゅさんぽ」に。中村が「伏黒甚爾が呪霊と一緒に湯治しているなって言い出さないよな...」とコメントし笑いを誘うと、櫻井は「一緒に収録できたので、3人の空気がそのままそこにあるようでした」と収録を振り返った。永瀬さんも「3人の掛け合いがすごく高校生らしいなと感じました」と感想を語った。

また、本作のエンディングでは、"もう戻れない"彼らの"青い春"を描いた全54点の新規描き下ろしイラストが写し出されており、その感想を尋ねられた中村が、卒業式の様子が描かれたイラストについて「夏油がいなくなってるよ」とコメントすると、櫻井が「すごく切なかった」と返した。プリクラ風のイラストを見た永瀬は「思い出をたくさん作っているんだな」とコメントし、遠藤はエンディングについて「本編から落ち着く間もなく、2人の感情の動きが、そのまま流れるようにエンディングを迎えたという感じがしました」とそれぞれの"青い春"への思いを語った。

その後は、乙骨憂太役の緒方恵美からビデオメッセージが到着。メッセージ内では「劇場版 呪術廻戦 0」の復活上映情報が告げられた。本予告も初公開され、会場は盛り上がりを見せた。緒方は「愛と呪いの物語、百鬼夜行のバトル、そして『懐玉・玉折』で描かれた五条と夏油のその先をお楽しみいただけたらと思っております。是非10月17日以降に劇場でお目にかかれるのを楽しみにしています」とファンに向けてメッセージを贈った。

「劇場総集編 呪術廻戦 懐玉・玉折」についてのトークと、最新情報の発表で盛り上がりをみせた本イベント。イベントの最後には中村が「すごくカロリーの高い作品なので考えさせられる部分も多いのですが、それでも皆さんに何度も楽しんでもらえるものをお届けしているので、何度も通う方は心を強く持って、折れずに見ていただきたいです」と感想。続いて櫻井も、「じゅじゅさんぼで映画を見ている3人にとてもグッとて、キラキラした思い出もいっぱい詰まっているんだなと思います。それを確認しに、何度も見に来ていただけたらなと思います」と、思いを語った。

遠藤も「総集編に加えて、新たな彼らの日常を見せていただくことができて、彼らが生活していたんだっていうのを実感して、とても嬉しく思いました。今後もアニメやゲームなどいろんなところで呪術廻戦を楽しんでいただけたら嬉しいです」とファンに語り掛けた。

最後は、永瀬の「大きなスクリーンで見ることができて嬉しかったです。切ないだけじゃないところが素敵な作品だなと思います。また何度でも見たくなるような作品ですので何度でも楽しんでください!」というメッセージで、本イベントは幕を下ろした。

取材=HOMINIS編集部

公開情報

劇場版総集編「呪術廻戦 懐玉・玉折」
劇場公開中

「劇場版 呪術廻戦 0」復活上映
2025年10月17日(金)全国公開予定