乃木坂46・賀喜遥香と筒井あやめが「通じ合う同志/頼れる存在」と同期の絆を再確認して臨む量産型シリーズ新章のドラマ「量産型ルカ」
2025.6.27(金)

2022年7月期に放送された、元乃木坂46・与田祐希の地上波連続ドラマ初主演作「量産型リコ」(テレ東系)。与田演じる主人公・小向璃子(リコ)がプラモデル作りを通じて成長していく『ホビーヒューマンドラマ』で、2024年夏に最終章となるシリーズ3作目が放送され、完結を迎えた。そして2025年7月、乃木坂46の4期生・賀喜遥香と筒井あやめがW主演を務めるドラマ「量産型ルカ -プラモ部員の青き逆襲-」(テレ東系)として新たな「量産型」ワールドが誕生する!
今回の舞台は、高校のプラモデル部。賀喜が高嶺瑠夏(通称タカルカ)、筒井は瀬戸流歌(通称セトルカ)を演じ、性格も好き嫌いも違う2人の『ルカ』による高校生活最後の青春が描かれていく。賀喜と筒井に、本作の印象や演じる役の見どころ、そして『青春』にまつわる話を聞いた。

――先輩の与田さんからバトンを引き継ぎますが、「量産型」シリーズの印象はいかがでしょうか?
賀喜遥香「まず与田さんがかわいい(笑)。あとは、見ていて心が温かくなります。いやされますし、登場人物がみんな優しい人ばかりでホッとするドラマですよね。新作の『量産型ルカ』もそうなっていったらいいなと思います」
筒井あやめ「私も同じです。与田さんがとにかくキュートなのと、自然とほっこりする感じがすごくいいなって思いながら見ていました」
――今回出演が決まって、与田さんと何かお話はされましたか?
筒井「『量産型リコ』の撮影中、与田さんはライブと重なって大変だった時期があったそうです。私たちも今回、全国ツアーのリハーサルと被るので『大変だろうけど頑張ってね』とエールをいただきました」
賀喜「私はまだ直接お会いできていないですが、与田さんの『量産型リコ』は乃木坂46のファンの方にすごく人気があります。私たちが今回『量産型ルカ』をやることもみなさん喜んでくださっているのがすごくうれしいです。今回も愛される作品にできたらいいなと思いますし、与田さんに会う機会があれば、胸を張ってこのドラマのお話ができるように頑張りたいです」

(C)「量産型ルカ」製作委員会

――W主演を務めますが、同期のお2人はどのような関係性ですか?
賀喜「私たち、本当に真逆ですね。そこは劇中とタカルカとセトルカと一緒だなと思いますが、あやめん(筒井)はアウトドアで私がインドアで、好きなものもわりと反対ですね。ですが、加入から同期でずっと一緒にやらせてもらっていて...。もう7年近く一緒にいるので、通じ合っている同志みたいな感覚です」
筒井「そうですね。かっきー(賀喜)は同期としてずっと頑張ってきたので、すごく頼れる存在だなって思います。ちなみに、かっきーが演じるタカルカは、言葉遣いが悪くなって、たまに男っぽくなる瞬間がありますが、そこは普段のかっきーにはない部分なのですごく新鮮。私は楽しんで見ています(笑)」
――グループ活動以外の現場にメンバーがいるのはどうですか?
筒井「私はめちゃくちゃ安心しますね。一人での現場はいつもガチガチで心細い気持ちで向かいますが、今回はかっきーがいるから本当に心強いです」
賀喜「私も同じ気持ちですね。初めてのことが多くて不安もありましたが、何でも相談できる、あやめんがそばにいてくれて本当に楽しく撮影できています」

――役作りで準備したことや意識していることはありますか?
賀喜「タカルカはクラスメイトの渉くん(山崎竜太郎)と言い合いをするシーンが多いんですよ。でも私自身は誰かとケンカしたことがあまりなくて...。弟はよく私に暴言を吐いてくるんですが、言い合いにはならないんです(笑)。だから今回、弟と話すときに、これがもしケンカになったらどんな感じだろう?って想像しながらしゃべったりしました(笑)」
筒井「セトルカちゃんは物腰が柔らかい印象なので、ゆったりしたしゃべり方や、のほほんとしている感じを出したいなと思っています。普段の私も『ふわふわしてるね』とよく言われますので、そこまで苦戦することなくできているかなって思います(笑)。ただ、好きなことに没頭する瞬間とかは普段の私にはない部分なので、そんなお芝居は難しいなと思っています」
――これまでプラモデルを作ったことはありましたか?
賀喜「私は小さい頃からプラモデルがずっと身近にありました。父がすごく好きで、弟と私で作って遊んだりしていました。一人暮らしを始めてからもたまに一人で作るくらい好きなので、この作品に関われてすごくうれしいです」
筒井「私は本当にゼロでした。プラモデルの実物を見たのもこのドラマが始まる前に組み立ての練習をしたときで『パーツってこんなに小さいんだ!』って驚きました。説明書の見方も分からなかったので、かっきーに教えてもらいましたね。作るのはすごく楽しくて、プラモデルの魅力をそこで初めてちゃんと知りました」

(C)「量産型ルカ」製作委員会 (C)創通・サンライズ

――今作の舞台は高校のプラモデル部ですが、その時代に戻れるなら、どんな部活に入って青春を味わいたいですか?
筒井「私はずっとマネージャーをやってみたくて。高校に入る前からスポーツ系のマネージャーっていいなぁとあこがれがありました!」
賀喜「中学生の頃バスケ部でしたが、放課後、吹奏楽部の練習する音が校内によく響いていたのを憶えています。それぞれが違った楽器を練習して、それを合わせて...っていうのが青春っぽくていいなって。私は楽器が何もできないので、そういう意味でも憧れがありますね」
筒井「やるなら何の楽器がいい?」
賀喜「えー!トランペットとか『吹く系?』(笑)。鉄琴とか木琴とか、大きくて存在感のある楽器もいいな」

――タカルカとセトルカは『プラモデル』という夢中になるものを見つけ、人生が変わっていきます。お2人がそんな風に影響を受けたものはありますか?
筒井「去年のお正月にプライベートでロンドンに行きまして、自分の中で世界がすごく広がりました。今までは、人にどう思われるか気になって自分を出せなかったりしましたが、いろんな個性を持って自由に生きている海外の方たちを見て、こんな風に生きたいなって。いい意味で考え過ぎず、もっとラフに生きていこうって思えたのは大きかったです」
賀喜「私はやっぱり、大好きなアニメです。小さい頃からずっと見ていて、作品に没頭している間は現実を忘れることができるというか。その感覚が好きだし、リフレッシュするという意味で助けられることもあります。絵を描くのも好きで、それこそ好きなキャラクターを描いているときは何もかも忘れて何時間でも集中していられます」

撮影=大川晋児 取材・文=川倉由起子
放送情報
木ドラ24「量産型ルカ -プラモ部員の青き逆襲-」
放送日時: 2025年7月3日(木)深夜0:30~
チャンネル: テレ東系
※毎週(木)深夜0:30放送
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