一途な佐藤健の献身ぶりも...「べらぼう」の妖艶な遊女役から一変、小芝風花のヒロイン力が際立つ「私の夫と結婚して」
2025.6.26(木)
7月期のTBS火曜ドラマ「初恋DOGs」でも注目を集めるナ・イヌの人気を不動のものとした作品であり、ヒロインを務めたパク・ミニョンとのロマンスが社会現象レベルのヒットを巻き起こした韓国ドラマ「私の夫と結婚して」。
6月27日(金)よりPrime Videoにて世界独占配信されるその日本版では、小芝風花&佐藤健がW主演を務めるとあって制作当初から大反響。6月26日には、主演の2人が韓国からリモート生出演する日韓コラボイベントの完成披露プレミア試写会も行われるなど、配信開始に向けて徐々にその熱がヒートアップしている。
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親友と夫の裏切りに傷つけられた揚げ句、人生の幕を突然降ろすことになってしまったヒロインが10年前の自分にタイムリープし、"2度目の人生"で痛快な復讐劇を繰り広げる「私の夫と結婚して」。韓国版でパク・ミニョンが演じたヒロインを小芝風花が、ナ・イヌが演じたヒロインの上司を佐藤健がそれぞれ演じるほか、ヒロインを裏切る夫に横山裕、親友に白石聖。そしてヒロインを支える魅力的な同級生役で登場する七五三掛龍也...といったキャスティングも期待をそそる。
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韓国で大ヒットしたNAVERの同名ウェブ小説が原作だけあって、6月27日(金)に配信される第1、2話からストーリーがダイナミックに展開する。第1話「二度目の2015年」では、病気で入院中のヒロイン・神戸美紗(小芝)が夫・友也(横山)と親友・麗奈(白石)の不倫現場を目撃。その2人の手によって命まで奪われ、直後10年前の2015年で目を覚ます。続く第2話「二人の初恋」では美紗が上司の鈴木亘(佐藤)と急接近し、2人の意外な縁が判明する一方で、美紗は早くも胸のすく復讐計画を開始する。
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目まぐるしく展開する序盤において最も衝撃的なのは、やはり美紗を打ちのめす友也と麗奈の裏切りだ。ここが無慈悲かつ強烈であればあるほど、見る側も、美紗の"2度目の人生"の復讐劇に没入できるわけだが、美紗には、夫に突き飛ばされてガラステーブルに頭を打って命を落とす韓国版のヒロイン(カン・ジウォン)とはまた違う最悪な人生の幕引きが用意されている。
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"1度目の人生"の病床シーンで見せる、美紗の蒼白な表情もかなりのインパクト。不倫現場でのもみ合いの末、美紗が死んだとわかるや即責任逃れに走る友也と麗奈のクズっぷりも相当なものだが、そんな友也と麗奈に"2度目の人生"で冷たい視線を送る美紗の妖艶な色気も絶品だ。NHK大河ドラマ「べらぼう~蔦重栄華乃夢噺~」の"伝説の花魁"役で絶賛を浴びたばかりの小芝が、何とも艶っぽい眼差しと声色で復讐劇に凄みを加えている。
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そして第2話からは、美紗の上司・亘とのロマンスも動き出す。亘は、美紗の"2度目の人生"を大きく左右することになる人物。韓国版で、ヒロインが勤務する大手メーカー"U&K"の総括部長に就いているユ・ジヒョクは、"一見冴えないがメガネを外すとイケメンな御曹司"というスペック面のギャップも注目を集めたが、日本版の亘は、(小芝とは実年齢で8歳差である)佐藤が演じているということもあり、"精神面で美紗を支える存在"という印象がより強いように感じられる。
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先行特別映像でも、「亘という人間は自己犠牲の美学というか、自分の人生を美紗という女性を守るために、彼女の幸せのために使うと決めているような人」と佐藤自身も語っているが、韓国版が全16話なのに対し日本版が全10話ということもあり、早い段階から美紗を想う亘の一途さに焦点が当たっていきそうだ。
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前述した「初恋DOGs」しかり、日韓俳優&スタッフが共同制作するプロジェクトが急増しているが、本作は、韓国の大手エンターテインメント企業・CJ ENMと韓国屈指の制作会社スタジオドラゴンがタッグを組んだ初の日本映像作品。また、ソン・ヘギョを再ブレイクさせた復讐劇「ザ・グローリー~輝かしき復讐~」のアン・ギルホ監督のメガホンという点においても期待は高まるばかり。韓国版のパク・ミニョン&ナ・イヌとはまた違う、小芝風花&佐藤健ならではの"ケミ"にも注目したい。
文=酒寄美智子
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