本田望結、恒松祐里にインタビュー!映画『きさらぎ駅Re:』の見どころとは?「前作を観ていない方も観に来てほしい」
2025.6.20(金)

映画『きさらぎ駅Re:』が6月13日(金)に公開された。
2022年6月に公開されネットや口コミで大流行、 社会現象を巻き起こした映画「きさらぎ駅」。 本作は、その「きさらぎ駅」のキャスト・スタッフが再集結した続編となっている。
3年前、異世界「きさらぎ駅」から奇跡の生還を果たした宮崎明日香(本田望結)。しかし、彼女の外見は20年前のまま――その異質な存在は、世間の冷たい視線と疑念に晒されることとなった。孤独と絶望に沈む明日香の前に現れたのは、ドキュメンタリーディレクターとして名を馳せる角中瞳(奥菜恵)。この運命的な出会いが、明日香の心に新たな決意を芽生えさせる。かつて命を懸けて救ってくれた堤春奈(恒松祐里)、そして異世界に取り残された者たち――彼らを助けるため、明日香は再び「きさらぎ駅」へと足を踏み入れる。果たして、彼女を待ち受けるのは救済か、それともさらなる絶望か――。
HOMINISでは本田望結と恒松祐里にインタビュー。アクションシーンについてや前作からのお互いの印象、作品の見どころなどを語ってもらった。
――今回、『きさらぎ駅Re:』に出演が決まった時の、お2人の率直なご感想をお聞かせください
本田「続編があったらいいなとは思っていたのですが、私は前作で元の世界に戻れたキャラクターを演じていて、今回はきさらぎ駅に残っているキャラクターの物語になると思っていたので、『私も出演できるの?』という驚きの方が強かったです」
恒松「私はまた同じメンバーで撮影できることが嬉しすぎて。台本もすごく面白くて、こんなきさらぎ駅もあるんだ、というか。続編をやろうとは言っていましたが、『どうするの?』と思っていたんですよ。台本がすごく面白かったので、ワクワクして臨みました」

(C)2025「きさらぎ駅 Re:」製作委員会
――前作から3年経ってキャラクターとの向き合い方も変わったと思いますが、最初に脚本を読んだとき、どんな印象を受けましたか
本田「ストーリーがどこからスタートなのかがとても気になりました。私はこの3年で高校生から20歳になっているので、前作の次の日からだったら、あの時のビジュアルにどうやって戻すの?と思っていました。でも、現実と同じ3年後からスタートしたので、良かったです」
恒松「私は逆に3年で全く変わっていないので大丈夫でした(笑)。前作もゲーム要素はあったのですが、今回はゲームを何回も失敗して、どんどんうまくなっていく感じで。新たなゲーム要素が追加されたのが今回の面白さだと台本を読んでも思いましたし、撮影しているときも面白かったです」
――お2人でのアクションシーンについて、話し合ったことはありますか
恒松「基本的にはアクション部のスタッフさんと話し合っていましたが、ハイタッチするシーンは私たちで提案させてもらいました。一緒にアクションをした後にハイタッチをしたら、バディ感が出るんじゃないかなと思って。真顔でハイタッチしているのですが、カメラが切り替わって後ろ姿になったら、2人ともちょっとニヤニヤしていて」
本田「私は最初から後ろ姿が映っていたので笑いながらハイタッチできたのですが、恒松さんは顔が映っているので、笑ってる私を見ながら真顔でハイタッチしてました(笑)」
――注目ポイントの1つですね。3年経っての共演ですが、お互いの印象は変わりましたか?
恒松「全然変わっていないです。年齢は大人になったので、運転免許も取ってお酒も飲めるようになったのですが、印象は以前のままでほっとしました。明るいままで、変わらなかったです」
本田「恒松さんが演じる春奈に再会するシーンで、『3年ぶりに会えた!』と私自身も本当に感動しました。それまでは恒松さんと本田望結として話していたのに、リハーサル始まった瞬間にあの世界にいる春奈を見て、続編の撮影が始まったことを実感しました。そのシーンを最初に撮ったこともあって、あの時の感動は忘れられないです」

(C)2025「きさらぎ駅 Re:」製作委員会

(C)2025「きさらぎ駅 Re:」製作委員会
――前作から続けての共演になる方もいらっしゃいますが、共演者の方との撮影中のエピソードはありますか?
恒松「話したのは寺坂頼我さんですね。寺坂さん演じる飯田大輔は、作中で最初にきさらぎ駅にいる人で、たぶん現実の世界に帰ったら年上なのに、前作から相変わらず私たちのパシリみたいなことをさせられていて...(笑)ご本人も腰が低い方で、それも面白くて。最高のキャラクターだなと」
本田「一番前作から変わってない人ですよね」
――新キャラクターも多く登場しましたが、共演してみていかがでしたか?
本田「前作では永江二朗監督からたくさんホラーの勉強をさせていただいたのですが、今回の現場でも、監督が新キャラクターとして出演する皆さんにホラーについて語っていらっしゃって、『私たちもうそれ知ってるんだよね。何回も来てるから、きさらぎ駅に』と思って見ていました(笑)。先輩感を出しちゃう自分がちょっと恥ずかしかったですね」
恒松「柴田明良さんと中島淳子さんが、実際にご夫婦でもありつつ、作中でも鎌田夫婦として出演されているのですが、撮影していない時もキャラクターのような感じで。中島さんが強くて、柴田さんが『すみません...』みたいな。柴田さんは美術部でもあるので、私たちより早く現場に来て、美術部としての仕事を全部してから俳優部になるというのが、前作ではなかったことですごく面白かったです」
――ご自身で演じた役に似ている部分や、共感できる部分はありますか?
本田「似ています、と言いたいのですが、明日香は本当にすごくいい子で、あまり言うと自分を上げてるみたいになっちゃうぐらいで...それくらいいい子です」
恒松「私は前作から春奈とは似ているなと思っています。自分がもし異世界に行ったら、どんどん適応して『生き延びるために倒していこう!』と春奈と同じ思考になると思うので、そのサバイバル能力が似ているのかなと思います。でも本田さんも異世界に行ったら、前回の明日香じゃなくて、今回の明日香みたいになりそう」
本田「確かになりそう。強くなって戻ってきた、続編の明日香の方が共感できますね」
――これから映画を楽しみにしている方に向けて、作品の見どころやメッセージをお願いします
本田「前作からのファンの皆さんの期待にも応えられて、また前作を振り返るドキュメンタリーパートがあるので、今作から観る方にも楽しめる作りになっています。前作を観ていない方も不安にならず観に来てほしいです」
恒松「前作との最大の違いは明日香が強くなって帰ってくるところだと思っていて、前作では私が演じた春奈が1人で奮闘していたのですが、今回は明日香と2人のアクションシーンがたくさんあって、見どころです。物語の厚みも増しているので、絶対に楽しんでいただけると思います」

(C)2025「きさらぎ駅 Re:」製作委員会
文=HOMINIS編集部
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