なえなの「原ちゃんのすっぴんが見たくて...」に原菜乃華が意外な答え!映画『見える子ちゃん』
2025.6.19(木)
霊が見えるようになった女子高生が、ひたすら霊を無視してやり過ごそうとする姿を描く、泉朝樹による青春ホラーコメディ漫画『見える子ちゃん』の実写映画が6月6日に公開された。
今回は主人公・四谷みこ役の原菜乃華と、二暮堂ユリア役のなえなのにインタビュー。役作りについてや、お互いの印象について語ってもらった。
――出演が決まった際の気持ちをそれぞれ教えてください
原「もともと見させていただいていた作品だったので実写化するんだ!"って思いました。オーディションだったのですが"みこ役をやりたい"っていう思いが強かったので、オーディションに受かったときはすごく嬉しかったです」
――「みこ役をやりたい」と思ったのはなぜだったんですか?
原「今まではわりと陽の雰囲気な役をやることが多かったんです。天真爛漫で明るくて、自分の感情に素直でっていうような。でも、みこは自分の思いを抑えがちで、あまり表情に出ない子なので、細かい表情の変化を表すっていうのにやりがいがありそうだなと思いました」
――なえなのさんは、いかがでしょう?
なえなの「私は演技の経験が少ないので、受かりましたって言われたときに"嘘だろ?"って(笑)。オーディションも演技をするというよりかは、怪談話を披露する課題だったので、正直手応えがわからなくて"あ、あれでよかったんだ"ってびっくりしました」
――役作りで気をつけた点、大切にした点を教えてください
原「怖がってるのを我慢しなきゃいけない役だったので怖いというのを表情に出しすぎてもダメだし、出さなすぎても観てる方に怖さが伝わらない。その塩梅を調整するのが本当に難しいなと思いました。そういう点は監督にその都度相談させていただきましたね」
なえなの「ユリアは、霊が見えているときとか、対峙しているときは、ものすごくメラメラしているのですが、生きている人間と対峙するときは、すごく不器用なキャラクターなんです。だから、霊とクラスメイトの前で変化をつけるように意識しました。それから"臨・兵・闘!"って唱えるシーンは知識はあるけど、インチキくささが抜けない、へんてこに見えるようにということも意識しましたね」
―――お互いの印象についても教えてください
原「初対面の印象は、もともと動画を見させていただいていたので、シンプルにお会いできるのがすごく楽しみでした。あとはツインテールをしている女の子がすごく好きなので、バレないようにジロジロ見てましたね、初日は」
なえなの「私はすごい女優さんだと思っていましたし、自分の経験が浅いのもあって、すごく緊張しました。仲良くなりたいけど、嫌われたくないなと思いながら、ちょっとずつ近づいていったのですが、原ちゃん、結構ガード固くて(笑)」
原「えっ!そうかなー?」
なえなの「優しいし、明るいんだけど、ウワァってするタイプじゃないから。どう接しようか一生懸命考えていた時期もありました。それから、どうしてもすっぴんが見たくて...」
原「ええ!?私は、なえなのちゃんのメイクポーチの中がひたすら気になってたよ」
なえなの「そうなの!?」
原「それから、なえなのちゃんは、すごい場を盛り上げてくれるし、回してくださる。私も久間田さんも人見知りなのですが、なえなのちゃんのおかげでだいぶ打ち解けました。すごく嬉しかったですね」
なえなの「よかったー!私、回すの大好き」
――ちなみに久間田さんと3人での撮影が多かったのかなと思うのですが、高校生っぽさを出すために意識したことはありますか?
原「同年代のおふたりだったので、自然と学生時代に戻ったような感じの空気感はありましたね。わりと自然と出た仲の良さが、お客さんにも伝わるんじゃないかなと」
なえなの「キャピッとしている高校生っていうよりかは、個性のある高校生だったから、そこまで意識はしなかったけど、スチール撮影のときが唯一キャピキャピした感じが出た気がします。腕組んで走ったり、肩組んだり!」
原「TikTokも撮ったりしたし、ダンスを踊ったりして。"キラキラしてる!"とは思いました」
――先生役の京本さんの印象も教えてください
原「京本さんは、ずっと一緒に撮影させていただいたというわけではないのですが。たくさん話しかけてくださって、本当に先生でした。現場の頼れるお兄さん的な存在というか」
なえなの「京本さんを押し飛ばすシーンがあって、リハーサルでは監督から"ちょっと走って、押す振りをやってみて"って言われたのですが、頭が真っ白になって、そのとき思いっきり押し飛ばしちゃったんですよ。マットも何もないのに、押した瞬間に"やばい!"と思って。"ごめんなさい!"って言ったら、アイドルらしい爽やかな笑顔で"大丈夫、大丈夫"って言ってくれて。アイドルだ、って思いました」
――改めて最後に映画が気になっている方にメッセージをお願いします
原「私自身、ホラーが苦手ですし、ホラーがあまり得意でない方もいると思うのですが、最初から最後まで楽しみながら見られる初めてのホラー作品なので、友だちや家族、恋人とおばけ屋敷感覚で、アトラクションに乗ってるみたいに楽しんでいただけたら嬉しいです。ちょっと遊びに行こう、みたいな感覚で映画館に足を運んでいただけたらと思います!」
なえなの「ホラーだからヒヤヒヤするし、びっくりもするけど、汗かくほどではないので、夏にぴったりなホラーだなと思います。デートだったら、ギリ「キャッ!」が出来るシーンもあると思うのでいろんな好きな人と見に来てほしいです!」
取材・文・撮影=於ありさ
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