11年目への再始動...セブチことSEVENTEENの勢いを再認識させられる、新曲「THUNDER」から放たれる凄み

2025.6.13(金)

デビュー10周年の記念日となる5月26日に5thフルアルバム「HAPPY BURSTDAY」をリリースしたSEVENTEEN。その勢いは凄まじく発売初日だけでダブルミリオンを達成し、今年のK-POPで最多となる初週セールスを叩き出すなど、さすがの人気ぶりを見せつけている。

様々なアニバーサリーイベントでも多忙を極めていた彼らだが、実に3年ぶりとなるフルアルバムでのカムバックに伴い、KBSの人気音楽番組"ミューバン"こと「ミュージックバンク #1251」(韓国放送日：2025年5月30日放送)にも出演。各国のチャートを賑わせているタイトル曲「THUNDER」を披露した。

■JUNやJOSHUAらの"金髪ビジュ"にも目を奪われる！SEVENTEENのワイルドな色気あふれる「THUNDER」のステージ

誕生日を意味する"Birthday"と爆発や始まりを意味する"Burst"を組み合わせたアルバムには、兵役中のJEONGHAN(ジョンハン)とWONWOO(ウォヌ)を含むメンバー13人全員のソロ曲が初めて収録されたことでも話題に。今回披露されたタイトル曲「THUNDER」は、唯一無二の存在として再誕生したメンバーたちが、自らの世界を広げていく姿を雷と稲妻に例えて表現したEDMナンバーだ。

11人体制でのカムバック活動となったが、2人の不在を感じさせないようなド迫力のステージを展開。歌い出しやサビなど随所でセンターを張るHOSHI(ホシ)をはじめ、緩急を使い分けるカル群舞など、キレと色気が同居したダンスで楽曲の世界観を表現した。

VERNON(バーノン)のテクニカルなラップやアグレッシブな楽曲のアクセントとなるSEUNGKWAN(スングァン)の高音など、ボーカルの完成度も抜群。ダメージデニムやブラックレザーがアクセントの衣装も、メンバーたちのワイルドな魅力を引き立たせており、金髪のJUNやJOSHUA(ジュシュア)らのソリッドなビジュアルまで、あらゆる五感を刺激する中毒性の高いステージを創り上げた。

そんなインパクト抜群のSEVENTEENのカムバックステージの他にも、この日のミューバンでは、デビュー11年目の"レドベル"ことRed VelvetのIRENE(アイリーン)とSEULGI(スルギ)が圧倒的な存在感を放った。5月26日にリリースした2ndミニアルバム「TILT」で、ユニットとして5年ぶりにカムバックした彼女たちは同名タイトル曲を披露。ゴージャスなビジュアルや体を傾ける独特のダンスなど、優美かつ大人なパフォーマンスで観客を魅了していた。

■目隠しで踊るネクストレベルのシンクロダンスも！&TEAMが「Go in Blind」「Run Wild」の韓国語バージョンを披露

「#1251」には、SEVENTEENと同じHYBEファミリーである、日本発の9人組グループ・&TEAMも出演した。3回目の出演となった韓国の音楽フェス「2025 Weverse Con Festival」や、初のアジアツアー「2025 &TEAM CONCERT TOUR 'AWAKEN THE BLOODLINE'」の韓国公演が相次ぐタイミングで、ミューバンへのカムバックを果たした彼らは、3rdシングル「Go in Blind (月狼)」(4月23日発売)に収録された2曲(韓国語バージョン)をパフォーマンスした。

挑発的なギターリフから始まるタイトル曲の韓国語バージョン「Go in Blind (Korean ver.)」では、MV同様、黒い布を用いた刺激的な振り付けも。その布で目隠しした状態でもピタリと動きを揃えるネクストレベルのカル群舞もさることながら、自らの居場所を切り拓こうとする覇気に満ちたパフォーマンスに目を奪われる。

うって変わってディスコポップ調のメロディが耳をくすぐる「Run Wild (Korean ver.)」では、MAKI(マキ)のパワフルなボーカルをはじめ、メンバーそれぞれがファルセットを操りながらの生歌を披露。Kを中心とした躍動感あふれるダンスまで、高いスキルで実力をアピールした。

さらに、同じくHYBEファミリーであるILLITのMINJU(ミンジュ)と俳優ムン・サンミンがMCを務めるインタビューにも9人揃って登場。リーダーのEJ(ウィジュ)とKが代表して、「Go in Blind」の黒布を使ったダンスを披露する場面もあり、見事にシンクロしたパフォーマンスには会場からも大きな歓声が上がっていた。

■今週のランキングを制したのは、第5世代を牽引するRIIZEの新曲「Fly Up」

また、前週に引き続き出演したRIIZEは、初のフルアルバム「ODYSSEY」(5月19日発売)から、タイトル曲「Fly Up」と、新たにハイテンポなダンスナンバー「Ember to Solar」を初披露。洗練された印象のRIIZEだけに、パワフルかつダイナミックな情熱あふれるパフォーマンスが新鮮だ。

ランキングでも、(G)I-DLEから改名したi-dle(アイドゥル)の新曲「Good Thing」との首位対決を制し、グループの勢いを証明して見せたRIIZE。事前のインタビューでも、首位獲得の公約として挙げていたように、会場に詰めかけた熱狂的な"BRIIZE(ファン)"にハートを贈り、感謝の気持ちを示した。

文＝HOMINIS編集部

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