宙組スター・風色日向が初主演を務めた作品「MY BLUE HEAVEN −わたしのあおぞら−」
2025.5.31(土)

6月3日(火)にタカラヅカ・スカイステージで初放送される「MY BLUE HEAVEN −わたしのあおぞら−」('24年宙組・バウ・千秋楽)は終戦直後の横浜を舞台とし、戦争で傷を負った人々が混乱と喧騒の中を逞しく生き抜く人々の姿を描く物語だ。作・演出を齋藤吉正が担当する。
天地楽(通称ジョーイ)、園田弥生(ヤヨイ)、そして日系アメリカ人のライアン、幼馴染として共に仲良く過ごした3人の運命を戦争が大きく変える。復員してきたジョーイが出会ったのは、戦争によって両親と幸せな生活を奪われ、すっかり変わってしまったヤヨイだった。ヤヨイを救うべく動き出すジョーイだが、持ち前の天才的なサイコロの腕を買われ、やがて危険な裏社会の深みへとはまっていく。そこに戻ってきたのは、GHQの日本語通訳を務めるライアンだった...。
主人公ジョーイを演じるのは、宙組期待の男役スター・風色日向だ。「El Japón -イスパニアのサムライ-」(2019年)、「NEVER SAY GOODBYE」(2022年)にて新人公演の主演を果たし、伸びやかな演技で注目された。「カルト・ワイン」(2022年)における狂言回し的なオークショニア役、「大逆転裁判」(2023年)における主人公の盟友・亜双義一真役なども印象深い。本作が宝塚バウホールでの初主演となる。
次々と降りかかる苦難にも決してめげることなく明るく乗り越えていくジョーイは、風色の持ち味である大らかさと包容力が存分に活かされる、初主演にぴったりのはまり役だ。裏稼業に勤しむようになっても不思議と品を失わず、サイコロを振る姿も決まっている。
山吹ひばり演じるヤヨイは、幸せな少女時代から戦争で生活が一変して苦労する女性だ。綺麗事で済まない世の中を持ち前の才覚でしたたかに生き抜きつつ、純粋な心も失わない、多彩な顔を持つヒロイン像を創り上げてみせる。
亜音有星演じるライアンは一見、苦労人ジョーイとは対照的なキャラクターに見えるが、じつは色々と複雑な思いを心に秘めている。スカイ・ステージにて再度見直すと、色々な発見がありそうだ。
ダニエル(大路りせ)とナンシー(風羽咲季)は出てくるだけで何かやってくれるのでは?と期待してしまう。作品の良いスパイスとなっている楽しいコンビだ。
裏社会でのし上がるためには手段を選ばぬ上杉健吉(真名瀬みら)の救いようのない悪役ぶり、戦争未亡人の田島房江(小春乃さよ)の懐の深さなど、ジョーイにかかわる人々の生き様にもそれぞれのたくましさがある。
この時代の日本を舞台にした作品は宝塚歌劇では珍しい。「夢々しさ」とは真逆の時代を舞台に選びつつ、なお「夢」や「希望」を描くことに挑んだという意味でも、挑戦的な作品と言えそうだ。
文=中本千晶
放送情報【スカパー!】
MY BLUE HEAVEN -わたしのあおぞら-(’24年宙組・バウ・千秋楽)
放送日時:2025年6月3日(火)18:30~ほか
放送チャンネル:TAKARAZUKA SKY STAGE
※放送スケジュールは変更になる場合があります
-
芳根京子が「心まで健康になる」と語る朝の新ルーティンとは?【#推シゴトーク】
提供元:HOMINIS2/4(火) -
久保史緒里のこだわりの暮らしとは?「些細な幸せを集めることが好きです」【#推シゴトーク】
提供元:HOMINIS2/8(土) -
菅井友香の"推し"は今の季節が旬の○○!【#推シゴトーク】
提供元:HOMINIS3/22(土) -
20代後半の"リアル"?玉城ティナのさまざまなセルフケア術とは?「20代後半のリアルかも」【#推シゴトーク】
提供元:HOMINIS5/26(月) -
ホウ・ミンハオ(侯明昊)ら、美男キャストのブロマンスに熱い支持!中国で反響を呼んだ「少年歌行」シリーズの第2弾「少年春風」への高まる期待
提供元:HOMINIS6/3(火)