奥平大兼がハマっているのは韓流ドラマに加えて「ホラー映画!エンタメとしてすごく最高」【#推シゴトーク】
2025.5.31(土)

「君の膵臓をたべたい」の原作者・住野よる氏のベストセラー小説『か「」く「」し「」ご「」と「』が、奥平大兼&出口夏希のW主演で実写映画化され、公開中だ。5人の高校生の瑞々しくも尊い日々を描いた青春ストーリーで、自分に自信が持てない高校生・大塚京を奥平が演じている。
「心がじんわり温かくなる作品だと思います」と今作の魅力について話す奥平大兼。そんな彼に今『推し』ているものについて語ってもらった!

――奥平さんが推しているものを教えてください
「今までほとんど見ることがなかったドラマや映画を最近はすごく見るようになりました。普段は半年に1本見るかどうかなんですが、ここ1ヶ月くらいで結構いろんな作品を見ましたね。特に韓国ドラマが面白かったです」
――具体的に推している作品はありますか?
「一番面白かったのは『太陽の末裔』です。軍人と女性医師のラブストーリーで、見始めたら止まらなくなりました」
――「韓ドラ」あるあるですよね!
「そうなんです!毎話、必ずと言っていいほど気になるラストで終わるので一気に見ちゃいますね」

――他にも面白かった作品はありましたか?
「韓国ドラマ以外だとホラー映画を推したいです。『怖いのは苦手』と食わず嫌いをしている人も多いと思いますが、本当に面白いホラーを見たら今まで見ていなかったことを後悔すると思います。ホラー映画って、エンタメとしてすごく最高です。物語にちゃんと筋が通っていて、ただ驚かせようとするだけではない作品は本当に面白い。苦手意識のある人も勇気を出して一度は見た方がいいです。意外とハマると思います」
――ホラー初心者におすすめの一作はありますか?
「僕が最初に面白いなと思ったのは、『ミッドサマー』(2020年)などのアリ・アスター監督の『ヘレディタリー/継承』」(2018年)です。本筋は非常にシンプルですが、伏線もいろいろ張り巡らされていて気付いたら没入していました。ストーリー自体の面白さにもとりつかれて、2、3回は見ました」
――その作品がきっかけでホラーにハマったと?
「そうですね。言い方が難しいですが、初心者の方にもちょうどいい怖さというか。トラウマになるレベルではないと思います(笑)」

撮影=市村円香 取材・文=川倉由起子