陳内将が再び特撮作品で悪役を熱演した「ギーツエクストラ 仮面ライダーゲイザー」
2025.5.24(土)

2022年9月より放送された令和仮面ライダーの第4弾「仮面ライダーギーツ」(テレビ朝日)で、物語の舞台となっていた「デザイアグランプリ」(DGP)。これは地球が滅んだ後に宇宙空間へ移住し、精神のみの思念体になった未来人たちによって、様々な時代で開催されるライダーリアリティーショーだ。
創始者のスエル(松岡禎丞)を頂点とするDGPは、プロデューサーらによって選ばれたプレイヤーたちが仮面ライダーとなって、ジャマーエリアに登場するジャマトの怪人たちとゲーム形式で対決。勝利条件が都度変化するゲームステージを繰り返し勝ち抜いたプレイヤーはデザ神となり、世界を望み通りに作り変えられる権利を手にできるというシステムだった。

(C)東映特撮ファンクラブ (C)2022 石森プロ・テレビ朝日・ADK EM・東映
本編は、最後の戦いに勝利した浮世英寿/仮面ライダーギーツ(簡秀吉)によって、誰もが幸せになれる世界へと作り変えて幕を閉じている。
そんな「仮面ライダーギーツ」の東映特撮ファンクラブ(TTFC) オリジナルスピンオフとして製作されたのが、「ギーツエクストラ 仮面ライダーゲイザー」だ。
■クセのある演技でプロデューサーを熱演

(C)東映特撮ファンクラブ (C)2022 石森プロ・テレビ朝日・ADK EM・東映
徹底してリアリティのみにこだわり、オーディエンスを楽しませてきたプロデューサーのニラム/仮面ライダーゲイザー(北村諒)を主人公に、DGPのエピソードゼロを描いた本作。
本編で部下のサマス(安田聖愛)に撃たれ消滅したニラムが、本来の世界であるはるか未来でリデザインされるところから物語がスタート。体が復元され、次に記憶のリデザインに移ると、場面はニラムがプロデューサーに着任して最初の仕事となった戦国時代の記憶に転換される。この記憶こそ、本作のメインストーリーだ。
物語の大きな鍵を握るのが、新キャラクターのネメル/仮面ライダーゲイザーゼロ。プロデューサーとしてDGP創設期から活躍する彼は、DGPを面白くしたいという一心から裏である計画を企て、秘密裏に実行していく。
ネメルを演じているのは、「特命戦隊ゴーバスターズ」(2012年)でヴァグラスの幹部・エンター役を好演した陳内将。本作でも怪しげな行動をとるネメルを感情たっぷりに表現している。その演技は時にオーバーに映るのだが、逆にデキるプロデューサーらしくもある。ネメルが魅力的なキャラクターへと昇華しているのも、そんな陣内の演技の賜物だろう。
「仮面ライダーギーツ」の世界観がより深く理解できる「ギーツエクストラ 仮面ライダーゲイザー」。クセになる陣内の演技にも注目しながら楽しんでほしい。
文=安藤康之
放送情報【スカパー!】
ギーツエクストラ 仮面ライダーゲイザー
放送日時:2025年6月1日(日)11:00~ほか
放送チャンネル:東映チャンネル
※放送スケジュールは変更になる場合があります
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