間宮祥太朗がパンツを下ろす衝撃の体当たり演技!ギャグ要素満載の劇場版「お前はまだグンマを知らない」
2025.5.22(木)
4月より放送中の金曜ドラマ「イグナイト -法の無法者-」で主演を務めている間宮祥太朗。これまでのリーガルドラマとは一線を画した"ダークリーガル・エンターテインメント"と銘打った同作で、間宮が演じているのは、新米弁護士・宇崎凌。正義感に溢れる性格でありながら、原告になりそうなターゲットの心に火をつけて訴訟を起こさせるという手法をとる"無法者"な弁護士たちが集まる事務所に就職してしまった宇崎を熱演している。
そんな間宮が、「イグナイト -法の無法者-」からは一転、コミカルな演技を見せたのが2017年公開の劇場版「お前はまだグンマを知らない」だ。原作は井田ヒロトの同名ギャグ漫画で、日本テレビで数々の人気バラエティ番組の制作に携わってきた水野格が監督を務めた。群馬県民、通称"グンマー"共感の"群馬あるある"を、過剰なまでに誇張して描いた、郷土愛裏返しのコメディだ。
謎多き土地・グンマにチバから転校してきた高校生・神月紀(間宮)。自転車で転校先の学校に向かうものの、グンマのからっ風の洗礼を受け、なかなか前には進まない。やっとの思いで教室に辿り着くものの、グンマギャグやチバとは異なる号令、グンマの知識について学ぶ謎の授業など、転校初日からグンマならではの習慣に戸惑うことばかりでタジタジ。チバでの幼なじみ・轟一矢(吉村界人)や、登校中に一目惚れした篠岡京(馬場ふみか)らクラスメイトに囲まれながらグンマに馴染もうとはするものの、なかなかうまくはいかない。悪気なくグンマーの逆鱗に触れる発言をしてしまったり、グンマのライバルであるトチギとイバラキのヤンキーに追われることになったりと、グンマでの高校生活は混迷を極めていく...。
■体当たり演技で作り出されたギャグ要素たっぷりの世界に笑いがこみ上げる
(C)2017 劇場版「お前はまだグンマを知らない」製作委員会
本作で間宮が演じたのは、グンマに転校してきた高校生・神月。間宮のキリっとした顔立ちから放たれる二枚目の雰囲気は封じ込めた、少しヘタレで頼りない役どころだ。冒頭の登校シーンから、からっ風を全力で浴びる必死な顔を見せ、追い抜いてきた篠岡のスカートが風でめくれた時には、思いっきり鼻の下を伸ばす。教室でも、グンマの習慣を目の当たりにして戸惑い驚いた表情を見せたり、そうかと思えば、消しゴムを拾う時に女子生徒の足を凝視して喜んだりと、感情も表情もコロコロと変わっていく。挙句の果てには、"上毛かるた部"の部活動中の篠岡に見惚れていたところを気付かれて「むっつりドスケベ野郎」と罵倒され、白目を剥いて倒れてしまう。
そんな神月を、間宮は顔芸もいとわない表情作りとオーバーリアクションで好演。振り切った演技が、本作のコメディ要素をしっかりと際立てている。また、イバラキのヤンキーに追われてアカギ山に逃げ込む場面では、衝撃の演出も。よそ者の侵入で怒ったアカギ山の怒りを鎮めるために、クラスメイトの木村仁建(入江甚儀)と轟に促されるまま、パンツを下ろして山の神に股間を見せつける。それによって見事にアカギ山の怒りを鎮めた神月は、クラスメイトの中で一躍スターとなる。そんなギャグ漫画原作ならではのシーンを、まさに体当たりの演技で演じきった間宮。驚き、思わず声を出して笑ってしまう印象的なシーンだ。
そして、神月とは対照的に、冷静な性格の幼なじみ・轟。そんな轟を演じる吉村のいわば"受け"の演技と、神月を演じる間宮の振り切った演技のコントラストもバランスがよく、神月の発言に冷静につっこむ轟など、可笑しみたっぷりの掛け合いも楽しい。
原作者の井田は中学生の頃から実際に群馬在住というだけあって、"群馬あるある"に加えて、焼きまんじゅうやグンマちゃんなど、群馬ならではの食べ物やご当地キャラクターも会話の中に盛り込まれている。間宮のギャグ要素たっぷりの振り切った演技に注目しながら、楽しんで見てほしい一作だ。
文=HOMINIS編集部
放送情報【スカパー!】
劇場版 お前はまだグンマを知らない
放送日時:2025年5月25日(日)2:30~
チャンネル:WOWOWシネマ
※放送スケジュールは変更になる場合がございます
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