高橋一生と飯豊まりえの名コンビぶりも光る!井浦新、戸次重幸ら実力派キャストが築き上げる「岸辺露伴」ワールド
2025.5.22(木)

5月12日に催されたジャパンプレミアの模様が全国の劇場に中継されるなど、5月23日(金)の公開を控えて注目を集める「岸辺露伴は動かない 懺悔室」。SNS上には期待の声が寄せられており、原作コミックの中でも屈指の人気エピソード「懺悔室」の映画化がいかに待ち望まれていたのか窺い知ることができる。
■玉城ティナ、高橋一生演じる岸辺露伴は「生きている人間として血が通っている」

(C) 2025『岸辺露伴は動かない 懺悔室』製作委員会 (C) LUCKY LAND COMMUNICATIONS/集英社

(C) 2025『岸辺露伴は動かない 懺悔室』製作委員会 (C) LUCKY LAND COMMUNICATIONS/集英社
荒木飛呂彦の人気漫画「ジョジョの奇妙な冒険」から生まれた「岸辺露伴は動かない」は、漫画家の岸辺露伴が相手を本にし、生い立ちや秘密を知ることができる特殊な力 "ヘブンズ・ドアー"を駆使しながら不可思議な現象に立ち向かう、取材見聞録形式の短編のスピンオフシリーズ。
NHKのTVドラマとして、高橋一生を主演で2020年に初めて実写化されると、現在まで第4期にわたり全9話を放送。2023年にはルーヴル美術館でのロケを行った劇場版「岸辺露伴 ルーヴルへ行く」も公開され、興行収入12.5億円というヒットを記録した。

(C) 2025『岸辺露伴は動かない 懺悔室』製作委員会 (C) LUCKY LAND COMMUNICATIONS/集英社
劇場版第2弾となる「岸辺露伴は動かない 懺悔室」は水の都・ヴェネツィアを舞台に、世代を超えて襲いかかる"呪い"を描いたサスペンス。
取材のためにヴェネツィアに足を運んだ岸辺露伴は、教会で仮面を被った男から「誤って浮浪者を殺した」という懺悔を聞かされる。浮浪者から「幸せの絶頂の時に"絶望"を味わう」という呪いをかけられたという奇妙の告白にのめり込んでいく露伴だが、自分の身にも呪いが襲いかかっていることに気づき...。

(C) 2025『岸辺露伴は動かない 懺悔室』製作委員会 (C) LUCKY LAND COMMUNICATIONS/集英社

(C) 2025『岸辺露伴は動かない 懺悔室』製作委員会 (C) LUCKY LAND COMMUNICATIONS/集英社
原作通り、ヴェネツィアでのオールロケによる撮影のもと、歴史的な美しい街並みと同時にどこか不穏な雰囲気がスクリーンに映し出されている本作。ロケによる作品特有の奇怪な空気感に加え、キャラクターの再現度も抜群だ。
主人公・岸辺露伴を演じた高橋は、露伴のどこか風変わりな一面を冷静な眼差しに落ち着いた口調や首をかしげるような仕草など、絶妙なケレン味と共に表現。高橋のアイデアによるイタリア語での「ヘブンズ・ドアー」の決め台詞など、自身も原作ファンだからこその役への理解度の高さを活かしたアレンジも盛り込み、表面的にキャラを演じるのではなく、見事に命を吹き込んでいる。

(C) 2025『岸辺露伴は動かない 懺悔室』製作委員会 (C) LUCKY LAND COMMUNICATIONS/集英社

(C) 2025『岸辺露伴は動かない 懺悔室』製作委員会 (C) LUCKY LAND COMMUNICATIONS/集英社
そんな露伴の共に行動する担当編集者・泉京香を演じるのは飯豊まりえ。京香は原作では一編にしか登場しないキャラクターだが、快活すぎてやや鬱陶しい人物像を、飯豊は嫌味なく演じ、メインヒロインへと昇華。本作でも屈託のない笑顔で天真爛漫な一面を体現する。
また、思いもよらぬ角度からの言葉を放ち、露伴に気づきを与えるなど、2人の息の合った凸凹コンビぶりも魅力的。露伴の行動に対する京香の驚きのリアクションといった互いのキャラクター像を際立たせる相乗効果の演技が光る。

(C) 2025『岸辺露伴は動かない 懺悔室』製作委員会 (C) LUCKY LAND COMMUNICATIONS/集英社
さらに、露伴に自らの過ちを告白する謎の男・田宮役には井浦新を抜擢。「私にとって荒木先生作品に参加することは、ただ嬉しいだなんて簡単には言いがたく、覚悟の意味も度合いも変わってきます。と同時に、言葉では表すことのできない大歓喜にも襲われています」という言葉通り、物語を動かす重要なキャラクターで嬉々とした怪演を見せる。

(C) 2025『岸辺露伴は動かない 懺悔室』製作委員会 (C) LUCKY LAND COMMUNICATIONS/集英社
呪いのきっかけとなる浮浪者・ソトバ役の戸次重幸は「この作品に私が出演していると誰も気付かないのでは?という不安があるほど。ただそれでも良いと思える程、役と作品に対して拘らせていただきました」と語るように、本格的なメイクや演技など入念な役作りによりイメージを裏切る姿を披露している。

(C) 2025『岸辺露伴は動かない 懺悔室』製作委員会 (C) LUCKY LAND COMMUNICATIONS/集英社

(C) 2025『岸辺露伴は動かない 懺悔室』製作委員会 (C) LUCKY LAND COMMUNICATIONS/集英社
原作屈指の名シーンとして知られる"ポップコーンバトル"での熱演が光る水尾役の大東駿介や、呪いに関わってくるキーパーソン・マリアを演じた玉城ティナなど、実力派俳優の豪華共演で独特の世界観を作り上げている「岸辺露伴は動かない 懺悔室」。
その中心として作品を牽引する高橋一生が放つ蠱惑的なオーラをはじめ、目を奪うような美術や衣装、ヴェネツィアでの本格的な撮影によって生み出された奇々怪界の「岸辺露伴」ワールドを、スクリーンで堪能したい。

(C) 2025『岸辺露伴は動かない 懺悔室』製作委員会 (C) LUCKY LAND COMMUNICATIONS/集英社
文=HOMINIS編集部
-
間宮祥太朗がパンツを下ろす衝撃の体当たり演技!ギャグ要素満載の劇場版「お前はまだグンマを知らない」
提供元:HOMINIS5/22(木) -
役所広司、山田孝之らの好演が名作の名をさらに高める!時代劇の金字塔のリメイク「十三人の刺客(2010)」
提供元:HOMINIS5/22(木) -
パク・ボゴムのイケメンすぎるエピソードも露呈...「君を憶えてる」「応答せよ」シリーズの先輩俳優ソ・イングクとの意味深いデュエットも
提供元:HOMINIS5/22(木) -
パク・ボゴムの除隊後復帰作「おつかれさま」への評価がいまだ止まず...歌姫・IUの澄んだ歌声が心に沁み入るデュエットにも表れた、抜群の「ケミ」
提供元:HOMINIS5/22(木) -
映画『BADBOYS -THE MOVIE-』に出演の豆原一成&池崎理人、グループ内では何担当?
提供元:HOMINIS5/22(木)