カリスマと称賛を集めるチャン・ヒョクら、韓国の「男前」芸能人が参戦...トロット人気を象徴するサバイバル番組「男前トロット」
2025.5.15(木)

社会現象となった歌謡オーディション番組「ミスター・トロット」も火付け役となり、近年、K-POPと人気を二分するほどのブームを巻き起こしている"トロット(韓国の大衆歌謡)"。
日本でも演歌・歌謡界の若き歌い手たちが活躍の場を広げているが、お隣・韓国でも、同オーディションをきっかけに国民的歌手へと駆け上がったイム・ヨンウンや、韓国の大手事務所・SM EntertainmentとTV朝鮮がタッグを組み結成された世界初のトロットアイドルグループ・MYTRO(マイトロ)ら、新たな才能が続々と誕生している。

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そんな空前のトロットブームを追い風に、俳優やスポーツ選手といった、歌を本業としていない"男前"なタレントたちがトロット歌手デビューを目指す異色の大型サバイバル「男前トロット」が今年2月より放送された(字幕版が5月17日(土)よりMnetにて日本初放送)。
エントリーしたのは、芸歴29年のカリスマ俳優チャン・ヒョク、近頃は動画配信者としても活躍する格闘家チュ・ソンフン(秋山成勲)をはじめとする12名。熾烈な戦いをくぐり抜けた4名がトロット音源をリリースする権利を勝ち取る。

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韓国トロット界を代表するチャン・ミンホとイ・チャンウォンがタッグを組み、彼らがMCだけでなく"トロデュース(トロット+プロデュース)"を手掛けることからも、並々ならぬ本気度が窺える今回の番組。トロットに対する深い愛情とプライドを持つ2人が、才能あるトロット歌手の"後輩"を発掘する。

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第1話の冒頭では、誰もいないスタジオに挑戦者が1人ずつ登場。緊張感が漂う中、重厚な足取りで現れたチュ・ソンフンに「テレビを見ている気分」と後輩が恐縮したり、共演経験のある者同士が和やかにコミュニケーションを取ったりと、韓国芸能界の関係性が映し出されているのが、興味深い。
最後の12人目で登場したチャン・ヒョクには、「信じられない!」「なぜここに?」と一同驚愕。その反応をよそに笑顔で握手をして回ったチャン・ヒョクは「(トロットは)歌ったことがない」と笑って明かすも、色気たっぷりの高いビジュアル力はやはり別格。番組への期待感をより一層高めた。

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12人で少しの間フリートークをした後、MCのチャン・ミンホとイ・チャンウォンがいよいよステージから登場。煌びやかなセットで現役トロット歌手としての本格的なショーを繰り広げ、挑戦者たちは総立ちで盛り上がる。
そして遂に始まった第1ラウンドは、トロット歌手の父を持つ俳優イン・ギョジンのパフォーマンスからスタート。「トロットは人生の原動力」と語る東京五輪のフェンシング(男子サーブル団体)金メダリストのキム・ジュノ、ミュージカルでもその歌唱力を発揮する俳優キム・ドンホ、人気子役出身のイ・テリと続き、5人目のチュ・ソンフン(秋山成勲)は「昔からのファン」と語るナ・フナの「なんで泣く」をカバー。アスリートらしく呼吸を強化する特別なトレーニングを受け、熱意溢れる歌で圧倒するパフォーマンスは必見だ。

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第2話以降も、個性豊かな挑戦者たちが"脱落"のプレッシャーと戦いながら全力のパフォーマンスを披露する。チャン・ミンホとイ・チャンウォンによる具体的で的確な講評コメントも面白く、ライバルのステージに感嘆の声を上げるチャン・ヒョクら、挑戦者たちのリアクションも目を引く。韓国での放送時も上々の視聴率を叩き出したこの番組。さまざまなミッションに挑む男たちの魂の歌とトロットデビューを懸けたサバイバルの結果を最後まで見届けたい。

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文=川倉由起子
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