パク・ボゴムが流した涙のワケとは？10年来の友情が垣間見える「雲が描いた月明り」のキム・ユジョン、ジニョン、クァク・ドンヨンによる貴重すぎる4ショット

2025.5.10(土)

3月に配信が開始された除隊後初の主演ドラマ「おつかれさま」が、韓国の各年代の世相を描いた名作として幅広い層に愛され、上半期最大の話題作という前評判に違わぬヒットを記録しているパク・ボゴム。

同じく3月より韓国KBSで放送がスタートした音楽番組「THE SEASONS～パク・ボゴムのカンタービレ」の新MC起用でも注目を集めており、番組初の"俳優MC"として自らのキャリアを生かした、ゲストキャスティングにも期待が高まっている。第3回(韓国放送日：3月28日)では、「応答せよ」シリーズで縁を結び、「君を憶えてる」(2015年)で共演した先輩俳優ソ・イングクと約10年ぶりに"再会"したことが話題となったばかりだ。

「THE SEASONS」はタイトルの通り、シーズンごとにMCが交代するというスタイルが特徴の本格派の音楽ショー番組で、MZ世代に人気のラッパー、イ・ヨンジやプロデューサーとしても手腕を奮うZICOなど、実力派のトップアーティストたちがMCを歴任。その"第7代MC"として、KBSの老舗音楽番組「ミュージックバンク」や名だたる授賞式のMCを務めるなど、音楽への造詣も深いボゴムに白羽の矢が立った。

【新MCパク・ボゴムの誠実さが伝わるトークも...ピアノやダンス、優しい歌声も披露した「THE SEASONS」に見る、豊かな音楽的素養】

その記念すべき第1回のゲストには、ボゴムの初主演ドラマで、トップスターの仲間入りを果たしたラブコメ時代劇「雲が描いた月明り」(2016年)で共演したキム・ユジョン、ジニョン、クァク・ドンヨンの3人が登場。「月を見るたびに思い出します」と言いながら10年来の友だちだという彼らを迎え入れると、貴重な4ショットに会場からは歓声が沸き起こった。

第1回に呼びたいゲストとしてボゴム自らが3人に電話をかけたというだけあって、その仲の良さが窺える軽妙なテンポが心地よく、序盤からジョークを交えながらオープニングトークが展開していく。

ボゴムが新MCを務めることになった感想を聞かれた3人が、"リハーサル中にボゴムが泣いていた"と早速暴露し始めると、「大切な3人が時間を割いてくれて...自分を見つめる(労わるような)眼差しに感動して...」と、ボゴムは先ほどまでの流暢な語り口から一転、少し慌てた様子で言い訳する場面も。照れ隠しのように「ここはカットしてください」と言う姿も何だか微笑ましい。

さらに会場の大型モニターに流れた「雲が描いた月明り」の名シーンの数々に、顔を覆ったり、思わず爆笑したりと恥ずかしそうにリアクションする4人。ユジョンが「寝ずに行っていた撮影だったから、ボゴムは撮影の時、半分寝ていた」と裏話を明かすなど、終始和やかなムードで同窓会トークが繰り広げられた。

また、客席で観覧していた前MCのイ・ヨンジがステージに飛び入り参加し、即興でaespaの「Supernova」をダンスコラボする場面も。エンディングでは、「応答せよ1988」のOSTとしてカバーされたことでも知られる大ヒット曲「紫色の香り」(カン・スジ)を仲良く歌唱した4人。B1A4のメンバーとしてデビューしたジニョンのさすがの歌声もさることながら、互いに視線を合わせ、楽しそうにステージを満喫する様子は10年来の固い友情を感じさせた。

トーク途中には、3人がド・ギョンス(EXO-D.O.)の「Popcorn」をサプライズで歌唱し、ボゴムを取り囲んでパフォーマンスする貴重なショットも。何でも完璧にこなすイメージの強いボゴムだけに、友人たちにいじられる様子など、気さくなトークによって顔を出すプライベートな素顔は必見。今後もどんな意外なゲストを招いてくれるのか？ボゴムならではの人脈を生かしたキャスティングにも期待したい。　

文＝HOMINIS編集部

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