山﨑玲奈がジェシーのコメディ力を絶賛!「どんなアドリブが飛び出してくるか分からないので、笑わないように我慢するのが大変」 ミュージカル『ビートルジュース』
2025.5.8(木)

2023年夏、日本で初上演されて大きな話題となったミュージカル『ビートルジュース』。公演終了直後から再演を望む多くの声が寄せられた本作の上演が2025年5月9日(金)から開始する。
ミュージカル『ビートルジュース』は、「チャーリーとチョコレート工場」「スウィーニー·トッド」などファンタジックなストーリーと独特の色彩美で知られるティム·バートン監督の1988年の映画作品を原作としたミュージカル作品。
前回に引き続き主演をつとめるジェシー(SixTONES)を始めとし、勝地涼や愛加あゆ、清水美依紗、山﨑玲奈、吉野圭吾、瀬奈じゅんなど、キャストと演出のさらなる化学反応にも期待が高まっている。
HOMINISではリディア役をWキャストで務める2人にインタビューを敢行。
今回は、若くして『ピーター・パン』をはじめ豊富なミュージカル経験を持つ山﨑玲奈のインタビューを紹介する。役柄の魅力や今後の展望など語ってもらった。
――リディア役を演じるにあたり、準備されたことや意識されたことはありますか
「リディアが15歳ということが分かって、今の私の年齢に近いこともあり、『等身大の自分で演じられるかもしれない』と直感的に思いました。ですが『ビートルジュース』の世界観はかなり非現実的なので、自然な感じでお芝居することは難しい...。なので、まずはこの世界観に自分が馴染むことに専念しました。お稽古では皆さんとの掛け合いで自分が感じ取ったものを、少しずつ馴染ませていき、そこから私なりの『奇妙で異常な少女』リディアを意識づけています」
――リディアという役柄の魅力を教えてください。ご自身との共通点はありますか
「リディアは本当に10代の少女なのか?と疑問に思うくらい冷静で、大人びていて、私とはかなり対照的かも...と思う部分が多いのですが、実はとても好奇心旺盛だし、家族のことが大切で大好きで、本当はきっと甘えん坊なんです。このギャップがすごく可愛くてリディアの魅力だと思います。その少女らしさの部分は私にとって大きな共通点でもあるので、お客様には是非ともその魅力あるギャップを感じて頂けたら嬉しいです」
――稽古を通して、これまでのほかの活動との違いや、舞台ならではの魅力を教えてください
「実はコメディ作品に出演するのは初めてです。アドリブ満載なところ等は王道のミュージカルっぽくなくて。でも、それがこの作品の最大の魅力でもあり、私は大好きなんです。また、舞台は生き物のように毎回違うことが魅力だと思っていて、私自身も今日はこういう風にしてみよう!とか考えることも好きなので、毎回楽しんで演じています」

――演出の福田雄一さんやジェシーさんなど、共演者の皆さんの印象を教えてください。稽古中の印象的な裏話などあれば教えてください
「毎日刺激を頂いております(笑)まさか...立ち稽古初日で1幕通すなんて(笑)!!噂には聞いていましたが、あまりにも早く訪れた通し稽古に、最初はドキドキが止まりませんでした。しかし、通し稽古を重ねる内に、やってみたい事を何度でも挑戦できる贅沢な現場であると感じるようになりました。それだけ『自由』に私なりのリディアを追求できるのがとても有難いです。ジェシーさんとのシーンでは、どんなアドリブが飛び出してくるか分からないので、いつも笑わないように我慢するのが大変です(笑)。とにかく皆さんのコメディ"力"が凄すぎて、最近は感動すら覚えています。しかも本番になるともっと凄いと聞いてしまったので、今から笑わないように鍛えておこうと思っています(笑)」
――Wキャストとなりました清水さんとは、作品を作るうえで何か会話されましたか
「清水美依紗さんとは『フィスト・オブ・ノーススター~北斗の拳~』でご一緒していた事もあり、今回Wキャストと聞いた時はとっても嬉しかったし心強かったです。お稽古では、お互いに話し合うというよりも、美依紗さんのリディア像を見てたくさん学ばせてもらっています!!そして、美依紗さんに初演の際に大変だったポイントを聞いてみると、リディアは『タスクが多い』と仰っていて、『ビートルジュース』は作中で色々な仕掛けがあったりもするので、舞台稽古に入ってからのタスクの日々が今からドキドキです」
――本作を通して伝えたいメッセージを教えてください
「リディアは母親を亡くしますが、そこから父であるチャールズとの関係性はもちろんのこと、様々な人との出会いによって、少し変わってはいるけれど、力を合わせて助け合ったり、愛情を求めたり感じ合えたり...。実は『愛』がテーマではないかとも思うし、なんと言っても凄く楽しい作品なので、是非ともたくさんの方にご観劇頂きたいです」
――今後、山﨑さんご自身はどのように活動されていきたいですか。ミュージカルで挑戦したい役などもあれば教えてください
「ミュージカルや舞台でも活躍しつつ、ドラマや映画、CMなど幅広いジャンルで活躍できる俳優になることが目標です。また、もっともっと語学を勉強して、ブロードウェイやウエスト・エンドなど、世界に羽ばたける俳優になることが将来の夢です。そして、『レ・ミゼラブル』のエポニーヌ役、『ミス・サイゴン』のキム役はいつか挑戦してみたいです!」
文=HOMINIS編集部
公演情報
ミュージカル『ビートルジュース』
【東京】2025年5月9日(金)~28日(水) 日生劇場
【大阪】2025年6月4日(水)~29日(日) 新歌舞伎座
<キャスト>
ジェシー(SixTONES) 勝地涼 愛加あゆ 清水美依紗/山﨑玲奈(Wキャスト) 吉野圭吾 瀬奈じゅん
可知寛子 小山侑紀 高橋卓士 伯鞘麗名 横山達夫
岡本拓也 坂元宏旬 竹内真里 中嶋尚哉 堀江慎也 / 植村理乃(スウィング) 米澤賢人(スウィング)
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