大人の渋さを放つ竹野内豊、あのキャラを彷彿とさせる阿部サダヲに反響続々!今田美桜&北村匠海を導く朝ドラ「あんぱん」名脇役の存在感
2025.4.29(火)

「アンパンマン」の生みの親・やなせたかしと妻・暢をモデルとした夫婦の波乱万丈の人生を描く連続ドラマ小説第112作「あんぱん」。3月31日からスタートした物語は幼少期から青年期へと突入。キャストが今田美桜と北村匠海へと切り替わった"第3週"以降は、将来に向けた話が本格的に動き出し、ますます注目を高めている。
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戦前、戦中、戦後という激動の時代を舞台に、快活で行動力のある"はちきん"な朝田のぶ(今田)と少し頼りない柳井嵩(北村)を中心とする人間模様が繰り広げられる本作。その2人はもちろん、彼らを支える周囲の人物にも豪華キャストが名を連ね、反響を集めている。
例えば、物語の序盤、すでに鬼籍に入っている嵩の父・清として回想シーンに初登場した二宮和也はセリフ一つというわずかな出演ながら抜群の存在感を発揮。また、のぶの人格に大きな影響を与えた先進的で自由な父・結太郎(加瀬亮)は、わずか第4回でのスピード退場劇が視聴者に衝撃を与えた。

個性豊かなキャラクターが繰り広げる人間ドラマの中でも反響を呼んでいるのが「アンパンマン」の世界観が見え隠れする登場人物や展開の数々。第1回から登場する"ヤムおんちゃん"こと風来坊のパン職人・屋村草吉(阿部サダヲ)は、"ジャムおじさん"を彷彿とさせると視聴者の興味を集めてきた。
初回から決して良い人とは言えないもののどこか憎めない"謎の男"として登場した屋村。父の死と祖父・釜次(吉田鋼太郎)の怪我により家計が窮地に追い込まれた朝田家をあんぱん作りで助ける救世主ぶり、さらにのぶの母・羽多子(江口のりこ)にパン作りを仕込むという、まるでジャムおじさん&バタコさんを思わせる展開が話題となった。

朝田家と密接なつながりを持つ屋村に対し、柳井家のキーパーソンとして重厚な渋みを放っているのが、再婚のため母・登美子(松嶋菜々子)から預けられた甥の嵩と、一足先に養子として迎えていた弟・千尋(中沢元紀)を育てる伯父の寛(竹野内豊)。甥っ子たちを優しくも時に厳しく諭し、家業の医者を継がなくてもいいと彼らの人生を最優先する人格者ぶりが人気を集めている。
"なんのために生まれて""なにをして生きるのか"という第3、4週のサブタイトルにあるように「アンパンマンのマーチ」の引用も劇中に散りばめられている本作。将来のことで悩む甥たちに対して「何のために生まれて、何をしながら生きるか...見つかるまで、もがけ。必死でもがけ」と寛の口から重みをもって語られるセリフには、歌詞の深さを再確認した人も多いようだ。

そんな周囲の人たちに支えられながら成長していくのぶと嵩の物語はまだまだ動き出したばかり。嵩が戦時中に出会う上等兵の八木信之介役として朝ドラ初出演となる妻夫木聡や、作曲家・いずみたくをモデルとしたいせたくや役の大森元貴(Mrs. GREEN APPLE)など、今後新たに登場するキャラクターにも注目しながら、2人の行く末を見届けたい。
文=HOMINIS編集部
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