小林親弘、新人時代に憧れていた小野大輔&坂本真綾との再共演に「頑張らねば!」と緊張
2025.4.25(金)

シリーズ累計3600万部を超え、全世界の ファンを魅了し続ける、枢やな 原作『黒執事』(掲載 月刊「Gファンタジー」スクウェア・エニックス刊)。そのアニメ新シリーズ『黒執事 -緑の魔女編-』が2025年4月5日より放送開始となり、話題を呼んでいる。
今回は『緑の魔女編』のキーパーソンの1人を務める、ヴォルフラム役・小林親弘にインタビュー。
『黒執事』へのイメージや、アフレコ中の思い出などを聞いた。
――新シーズンが始まりましたね
「前シーズン『寄宿学校編』の時は、まだオーディションを受けていなかったので『やるんだなぁ』くらいにしか思っていませんでした。ただ『せっかくだから関われたらいいな』という気持ちはずっとあったので、今回携われることになって本当に嬉しかったですね。原作を読んでいても、とてもおもしろいエピソードだったので!」
――もともと『黒執事』という作品に、どんなイメージを抱いていましたか?
「タイトルは知っていて、すごく人気のある作品だということも知っていました。ただ、実際に自分が読むまでは、耽美な執事がキレイに物事を解決していく、品良く何か所作をする物語...というイメージでした」
――読んでみると、またイメージは変わりますよね
「はい。わりとサスペンスだったというか、思っていたよりもダークだなと思いました。人も結構亡くなるので、元々のイメージと違うなと。あとは、読んでからファンタジー要素もあると知ったので、いろんなジャンルがこんなにキレイにまとまっていて、すごくおもしろいと思いましたね。ただ、一言で説明するのは難しいなとも思いました」
――今回ヴォルフラムという役については、どのように挑もうと考えましたか?
「相手が釘宮(理恵)さんなので、安心して丸投げしちゃいました。自分で持ち込むというより、2人の関係性の中で役を作っていけたら、きっといいものになるだろうなと思ったので、台本に書いてあることにとにかく一生懸命、取り組みました。本来なら、所作とかも多少研究した方が良いのかもしれないのですが、僕の役も理恵さんの役も不器用な人たちだったので(笑)」
――歴史が長い作品ゆえに、今回から加わること、しかも重要人物で...ということに対しては、どんな気持ちでしたか?
「原作が開始したのが2006年とのことなのですが、2006年って僕、まだ上京すらしていなかったので『その頃からやってる作品なんだ!』と改めて驚きました。しかも小野(大輔)さんと坂本(真綾)さんは、僕が声優の仕事を始めた直後に海外ドラマ『glee/グリー』の吹替でご一緒したおふたりで。時を経て、自分が、再びこうやっておふたりと一緒に作品に関われるのは不思議なご縁だなと。とても厳かな気持ちになったというか。きっとおふたりは新人時代の僕が、たくさん怒られているところも見ていたと思うので『ちょっとでも成長した姿を見せたい!頑張らねば!』と思いました。アフレコ初日はすごく緊張しました」
――緊張は、どのタイミングでほぐれましたか?
「第2話ぐらいからはほぐれました。皆さん優しくて、新しく来た我々のことも快く受け入れてくださったんです。それに現場もとても明るかったので、すぐになじむことができました。僕も釘宮さんも、すごく伸び伸びとやらせていただきました」

――久しぶりに共演した小野さんと坂本さんからは、どのようなコメントを?
「『おお、久しぶりだね』とか『嬉しいよ』と第1話のアフレコの時点で言っていただけて。『こちらこそです!どうぞよろしくお願いします』とお返事しました」
――小林さんから見た、小野さんと坂本さんコンビの印象を聞きたいです
「空気感が出来上がっていますし、自分が声のお仕事を始めた当時から、ずっと第一線で活躍していらっしゃるおふたり。『glee/グリー』ではカップル役だったのですが、黒執事では執事と主人の関係で、全然毛色が違うのに息ぴったりで。今回の現場でのおふたりは、力も抜けていて、かっこよかった。いい関係なんだろうなと改めて思いました」
――その印象は新人時代から変わらず?
「ずっと変わらず、かっこよくて、優しいなという印象ですね。年齢的にはそこまで変わらないのに、母と父のようというか、敬意を持つぐらいすごい人たちです。当時は『どうやったらこんな風に喋れるんだ』と憧れを持っていたのを覚えています」
――先ほども言ったように歴史の長い作品ゆえに、気になるけど、今絡み始めてもいいものかと迷っているファンの方も多いのではないかと思っております。改めて、小林さんから見た作品の魅力を教えてください
「『黒執事』は途中から入っても、楽しめる作品だと思っています。実際、僕も『寄宿学校編』から読んだのですが、おもしろくてのめり込めました。逆に「なんでこういう関係性になっているんだろう?」と遡って読むのも魅力かなと。エピソードごとに、新しいキャラクターも出てきて、事件も変わるので。ここから見ていただいても安心して楽しめると思います。むしろ、今から遡って楽しめるだなんて、逆に幸せなんじゃないかな、とも思います。ぜひ楽しんでください!」

取材・文=於ありさ
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