佐藤瑠雅&多和田任益が見せるボーイズラブ作品につながる役者としての絶妙なバランス感覚を見せた「ギーツエクストラ 仮面ライダータイクーン meets 仮面ライダーシノビ」
2025.4.7(月)
ボーイズラブをテーマにした「彼のいる生活」(2024年、TOKYO MX)でW主演を務めて話題となった佐藤瑠雅。そして、大学生と警察官の恋愛を描いたボーイズラブドラマ「シュガードッグライフ」(2024年、ABCテレビ)でW主演を務めて話題を集めた多和田任益。奇しくも同年にボーイズラブ作品で話題となった2人が共演した作品が「ギーツエクストラ 仮面ライダータイクーン meets 仮面ライダーシノビ」(2023年)だ。
同作品は、東映特撮ファンクラブのコラボレーション作品で、「仮面ライダーギーツ」(2022~2023年、テレビ朝日系)の仮面ライダータイクーン(佐藤)が、「仮面ライダージオウ」(2018~2019年、テレビ朝日系)に登場する仮面ライダーシノビ(多和田)の世界に迷い込んだエピソードを描く。
世界征服を企む闇の忍者衆、虹蛇の総帥・天草四郎時貞(橋本祥平)の策略により、神蔵紅芭(華村あすか)はとらえられ、助けに向かった兄の蓮太郎(多和田)は忍者ライダーのエネルギーを失ってしまう。一方、異世界ゲートに吸い込まれ「シノビ」の世界にやってきた桜井景和(佐藤)と姉の沙羅(志田音々)は、忍者だらけの景色に困惑。そんな中、沙羅が何者かに連れ去られてしまう。
コラボ作品の一番の魅力といえば、やはり共演するはずのなかったキャラクター同士の絡みで、同作でも奇跡のコラボが満載。仮面ライダーハッタリの今生勇道(財木琢磨)や、仮面ライダー剣斬(声・富樫慧士)、仮面ライダー風魔、そして仮面ライダーZXの村雨良(菅田俊)までも登場し、5大忍者ライダーが夢の競演を果たしているほか、紅芭と沙羅の女性キャラの交流などもあり、仮面ライダーファンの期待に応えるクオリティーが憎い。
そんな中で注目してほしいのが、景和と蓮太郎の共演シーンだ。景和は沙羅を助けるために蓮太郎の協力を仰ぐが、変身ができず意気消沈している蓮太郎はなかなか動こうとしない。
そんな蓮太郎を鼓舞してやる気を出させよう奮闘する景和と蓮太郎の2人の温度差に思わずクスリとさせられてしまう。このコミカルな空気感を作り出している佐藤と多和田の演技がすばらしい。
蓮太郎を非難するわけでもなく、ただひたすらに一生懸命励まし続ける景和のひたむきさを、純粋な役作りで表現する佐藤。一方、多和田は、自信を無くしてポンコツ感が最大級に増した蓮太郎を、観る者の感情を逆なでする感じではなく、かわいらしさ満載で好演。この"明""暗"というような分かりやすい"真逆なポジション"とは別の、違ったベクトルの表現を求められるシチュエーションで、しっかりと互いの表現を際立たせる芝居で、互いを高め合っている。
時系列的に"後出し"となるが、彼らのこの表現力は、違うキャラクターながら「男性の恋愛感情の芝居」という同じジャンル内で違った芝居を見せなければならないというボーイズラブ作品の最も重要なハードルを越える試金石になっているといえるだろう。この好演を見れば、主演作品の話題性にも納得がいく。
恋愛と友情とジャンルは違えど、"男性同士の演技の掛け合い"ですばらしいバランス感覚の芝居を披露している2人。"5大忍者ライダーの夢の競演"に興奮しながら、佐藤と多和田の役者としての絶妙なバランス感覚も堪能してほしい。
文=原田健
放送情報【スカパー!】
ギーツエクストラ 仮面ライダータイクーンmeets仮面ライダーシノビ
放送日時:4月27日(日)12:00~
放送チャンネル:東映チャンネル
※放送スケジュールは変更になる場合があります
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