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PS4のアップデートがうまくかない?本体(システムソフトウェア)やゲームなどのアップデートのトラブル解決方法!

2024.10.23(水)

PS4本体や、アプリケーション、ゲームをアップデートしようと思っても、アップデートが遅い、重い、止まるなどの状況に陥ると、無事に完了するか心配になってしまいます。今回は、PS4のアップデート方法や、アップデートがうまくいかないときに考えられる原因、改善方法を紹介します。

POINT

  • PS4本体(システムソフトウェア)のアップデートは自動更新が便利。
  • アップデートがうまくいかない場合、モデムやルーターの再起動や通信環境の見直しを。
  • アップデートは正規のファイル、方法以外でアップデートしないこと。念のためにバックアップもとっておく。

PS4のアップデートが必要な理由とは?

PS4は、本体(システムソフトウェア)、アプリケーション(YouTube、Huluなど)、ゲームの3種類について、定期的なアップデートが必要です。アップデートをしないままでいると、本体やアプリケーション、ゲームが利用できなくなる場合もあります。本体、アプリケーション、ゲーム、それぞれのアップデート方法について見ていきましょう。

PS4本体(システムソフトウェア)のアップデート方法

PS4本体(システムソフトウェア)のアップデート方法は、3種類あります。

ネットワーク経由でアップデート

1.ホーム画面から[設定]を選択する。

 1.ホーム画面から[設定]を選択する。

2.[システムソフトウェアアップデート]を選択すると、自動的にインターネット経由で最新のシステムソフトウェアの有無が確認される。

2.[システムソフトウェアアップデート]を選択すると、自動的にインターネット経由で最新のシステムソフトウェアの有無が確認される。

3.新しいバージョンのアップデートファイルがある場合、PS4に直接ダウンロードされる。

4.ダウンロードが完了したら、画面左上に表示される[お知らせ]のポップアップを選び、案内に従ってインストールを行う。

パソコン経由でのアップデート

1.パソコンを使って、USBストレージ機器に「PS4」という名前のフォルダを作成し、その中に「UPDATE」という名前のフォルダを作成する。
※USBストレージ機器は、460MB以上の空き容量が必要です。

1.パソコンを使って、USBストレージ機器に「PS4」という名前のフォルダを作成し、その中に「UPDATE」という名前のフォルダを作成する。

2.「PlayStation®4 システムソフトウェア アップデート」のページで、[アップデートファイル(通常アップデート用)ダウンロード]ボタンをクリックする。

2.PlayStation®4 システムソフトウェア アップデートのページで、[アップデートファイル(通常アップデート用)ダウンロード]ボタンをクリックする。

3.アップデートファイルをダウンロードし、ファイル名は「PS4UPDATE.PUP」のまま、USBストレージ機器の「UPDATE」フォルダに保存する。

3.アップデートファイルをダウンロードし、ファイル名は「PS4UPDATE.PUP」のまま、USBストレージ機器の「UPDATE」フォルダに保存する。

4.アップデートファイルを保存したUSBストレージ機器をPS4に接続し、ホーム画面から[設定]→[システムソフトウェアアップデート]を選んで、案内に従ってインストールを行う。

ディスク、もしくはUSBでアップデート

1. PlayStation 部品販売サービスより購入できる「システムソフトウェアアップデートディスク」もしくは「システムソフトウェアアップデート USB 」でアップデートする。

2.アップデートの案内画面が表示されるので、案内に従ってアップデートを行う。

知っておくと超便利!PS4本体(システムソフトウェア)のアップデートは自動更新で

PS4本体(システムソフトウェア)の自動更新の機能を使えば、いちいち確認や操作をしなくても、自動でアップデートを済ませられるので便利です。

PS4のアップデートファイルを、自動でダウンロード&インストールしてくれて、PS4を常に最新の状態に保つ方法として、2つの手順が必要です。

手順①スタンバイモードに設定する

就寝中や外出中などに、PS4の電源を切るのではなく、「スタンバイモード」に設定しておけば、自動でアップデートをしてくれるようになります。以下のいずれかの方法で、スタンバイモードに設定しましょう。

・電源ボタンを、ピッという音がするまで押したままにする。
・ホーム画面から[電源]を選び、[スタンバイモードにする]を選ぶ。
・クイックメニューから[電源]→[スタンバイモードにする]を選ぶ。
・コントローラーのPSボタンを長押しし、表示された画面で[スタンバイモードにする]を選ぶ。

手順①スタンバイモードに設定する

手順②インターネット接続を「常にオン」にする

PS4がスタンバイモード中もインターネットに接続するためには、スタンバイモード中の機能を設定する必要があります。

1.ホーム画面から[設定]→[省電力設定]を選択する。

1.ホーム画面から[設定]→[省電力設定]を選択する。

2.[スタンバイモード中の機能を設定する]を選択し、[インターネットに接続したままにする]にチェックを入れる。

2.[スタンバイモード中の機能を設定する]を選択し、[インターネットに接続したままにする]にチェックを入れる。

3.[設定]に戻って、[システム]→[自動ダウンロード]を選択する。

3.[設定]に戻って、[システム]→[自動ダウンロード]を選択する。

4.[システムソフトウェアのアップデートファイル]と、[アプリケーションのアップデートファイル]にチェックを入れる。

4.[システムソフトウェアのアップデートファイル]と、[アプリケーションのアップデートファイル]にチェックを入れる。
自動ダウンロード設定しておけば勝手にアップロードしてくれるのだ
インターネットネコ

アプリケーションのアップデート方法

PS4のアプリケーションを最新の状態にアップデートする場合、以下の手順で進めます。

1.ホーム画面のアプリケーションのアイコンを選択し、OPTIONSボタンを押して表示されるOPTIONメニューから、[アップデートを確認する]を選択する。

1.ホーム画面のアプリケーションのアイコンを選択し、OPTIONSボタンを押して表示されるOPTIONメニューから、[アップデートを確認する]を選択する。

2.アップデートが必要な場合は、案内に従って[[ダウンロードリスト]へ]を押し、ダウンロードとインストールを行う。
※「インストールの準備ができました」と表示された状態の場合は、リストの項目を押し、「はじめる」を選択して、アップデートの完了を待ってください。

2.アップデートが必要な場合は、案内に従って[[ダウンロードリスト]へ]を押し、ダウンロードとインストールを行う。

PS4のゲームのアップデート方法

アプリケーションと同様の手順で、PS4のゲームも最新の状態にアップデートできます。

1.ホーム画面のゲームのアイコンを選択し、OPTIONSボタンを押して表示されるOPTIONメニューから、[アップデートを確認する]を選択する。

1.ホーム画面のゲームのアイコンを選択し、OPTIONSボタンを押して表示されるOPTIONメニューから、[アップデートを確認する]を選択する。

2.アップデートが必要な場合は、案内に従って[[ダウンロードリスト]へ]を押し、ダウンロードとインストールを行う。

2.アップデートが必要な場合は、案内に従って[[ダウンロードリスト]へ]を押し、ダウンロードとインストールを行う。

アップデートが遅い!止まった!原因と解消方法は?

PS4本体、アプリケーション、ゲームなどのアップデート方法がわかっても、アップデートファイルのダウンロードやインストールが遅かったり、止まったりすることがあるかもしれません。その原因と解消方法を紹介します。

アップデートがうまくいかない原因や、考えられる対処法は1つではありません。次の解消方法を試してみましょう。

<PS4本体、アプリケーション、ゲーム共通>

PS4、モデム(ONU)、ルーターの再起動をする

PS4本体を再起動すると、不具合が解消されることがあります。それから、モデムやルーターなども常に電源ONの状態で通信を行なっているため、時折エラーが起こる場合があります。そのため、PS4本体、モデム(ONU)、ルーターなどを再起動すると、不具合が解消されるケースがあります。

通信環境を見直す

ネットワーク環境を含め、本体とサーバーとのネットワーク経路にトラブルが発生していると、アップデートが失敗する場合があります。以下の内容を試してみてください。

・通信機器を再起動する

モデムやルーターなどの通信機器をずっとつけっぱなしにしていると、PS4と通信機器との経路にトラブルが発生する場合があります。アップデートの調子が悪いときは、通信機器を再起動してみましょう。

・PS4を有線LAN接続

PS4を無線LAN(Wi-Fi)接続にしているなら、LANケーブルを使っての有線接続に替えてみましょう。有線LAN接続のほうが安定して高速な通信ができます。

・パブリックDNSなど別の番号へ設定

DNSとは「ドメイン・ネーム・システム」という、ドメインとIPアドレスを結びつける仕組みです。「Google Public DNS」「OpenDNS」「1.1.1.1」といったパブリック(公共型)DNSなど、別の番号に接続することで通信速度が改善する場合があります。Google DNSを利用する場合は次の手順で行います。

1.PS4ホーム画面の[設定]から[ネットワーク]を選択。

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2.[インターネット接続を設定する]を選択。

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3.[Wi-Fiを使う]あるいは[LANケーブルを使う]を選択。

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4.[カスタム]を選択。

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5.[IPアドレス設定:自動]を選択。

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6.[DHCPホスト名:指定しない]を選択。

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7.[DNS設定を手動] を選択

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8.プライマリDNSを[8.8.8.8]、セカンダリDNSを[8.8.4.4]に設定。

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9.[MTU設定:自動]を選択。

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10. [プロキシサーバー:使わない]を選択して完了。

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・モデムへ直接有線で接続

ルーターを経由せず、LANケーブルをモデムのLANポートに直接接続すると、速度低下による通信エラーなどを回避できることがあります。モデムをルーターモードで利用している場合、ブリッジモードにしてください。モデム・ONUの背面/底面にモードの切り替えスイッチがあります。

時間を空けたり、20時以降の混雑時間を避けたりする

アップデートファイルの配信直後や時間帯によっては、アクセス集中によりダウンロードがうまくいかない場合があります。少し時間を空けて再度試したり、ネット回線の利用者が増える20時以降の時間帯を避けたりしてみてはいかがでしょうか。

本体(システムソフトウェア)の初期化

ここまでの方法を試してみても、アップデートに失敗するなら、PS4本体の初期化を試してもいいかもしれません。

初期化の場合、PS4は購入当初の状態に戻り、ストレージやセーブデータなども削除されてしまうので、あらかじめ必要なデータをバックアップしておくことをお勧めします。

1.PS4とUSBストレージ機器を接続し、[設定]→[システム]→[バックアップ / 復元]を選択する。

1.PS4とUSBストレージ機器を接続し、[設定]→[システム]→[バックアップ / 復元]を選択する。

2.「PS4をバックアップする」を選択し、データのバックアップをする。

2.「PS4をバックアップする」を選択し、データのバックアップをする。

3.「設定」画面へ行き、「初期化」を選択する。

3.「設定」画面へ行き、「初期化」を選択する。

4.「PS4を初期化する」を選択して、画面の指示に従って操作し、初期化する。

4.「PS4を初期化する」を選択して、画面の指示に従って操作し、初期化する。

オンラインで修理を申し込む

初期化をした後もアップデートができない場合は、本体の故障・不具合の恐れがあります。公式の「オンライン修理受付サービス」ページから、修理を申し込みましょう。

PS4でPSNにサインインできず、システムアップデートができない場合

PSNにサインインできないと、PS4のさまざまな機能が使用できなくなるため、アップデートも行えなくなってしまいます。

PSNにサインインできない場合、まず行うべきは最新の利用規約に同意しているか、PSNがメンテナンス中かどうか、ネットワーク環境やパスワードの確認をしましょう。

それでも解決しない場合は、セーフモードを実施しましょう。セーフモードで本体を起動すると、PSNへのサインイン不要で、PS4のシステムアップデートが行えます。

1.ホーム画面の[電源]を選択する。

1.ホーム画面の[電源]を選択する。

2.「電源オプション」を選択する。

2.「電源オプション」を選択する。

3.[PS4の電源を切る]を選択する。

3.[PS4の電源を切る]を選択する。

4.PS4の電源ランプが消灯し、電源が切れていることを確認したら、電源ボタンを押し続ける。

5.7秒ほどでピッと音が鳴るので、電源ボタンから指を離す。

6.画面に「コントローラをUSBケーブルで接続して、PSボタンを押してください。」と表示されるので、画面の指示に従いPSボタンを押すと、セーフモードが起動する。

7.[システムソフトウェアをアップデートする]を選択する。

<アプリケーション、ゲーム共通>