武井咲の笑わない演技に惹かれる!ドラマ「ゼロの真実〜監察医・松本真央〜」
2023.10.4(水)
武井咲が主演したドラマ「ゼロの真実〜監察医・松本真央〜」。IQ150の新人監察医が、鋭い観察眼と豊富な知識で真相究明していく法医学ミステリーだ。
武井が演じるのは、アメリカで法医学を学び年間100体以上の解剖実習を経験してきた新人監察医・松本真央。己の理論に反する他人の意見は一切聞く耳を持たず、表情一つ変えないという、新人としてはかなり生意気で監察医務院内でもハレーションを起こしていく役どころ。 "笑わない"ことが彼女の大きな瞳の強い目力を強調させ、その美しさを際立たせる。
©テレビ朝日 MMJ
対照的に脇を固める俳優たちの表情は豊かそのもの。佐々木蔵之介は正義感は強いがギャンブル依存症の警部補・屋敷一郎役、その部下でいつも屋敷に振り回されっぱなしの捜査官・富田肇を和田正人が演じる。監察医務院のメンバーには、恐妻家で「僕、東大だから」が口癖の部長・泉澤郁夫(生瀬勝久)、ガーターベルトをチラ見せするなど派手なファッションが目を引く印田恭子(真矢みき)をはじめ、真央の指導医を嫌々引き受ける岩松正彦(六角精児)、物腰柔らかで個性豊かな面々のクッション材となっている中山光則(尾身としのり)、しばしば児玉清のモノマネで周囲を和ませる児玉吉人(青柳翔)。そのほか、東京都下水道局から出向してきた監察医補佐・保坂博(でんでん)、堂々と遅刻し、定時にさっそうと帰宅する事務員・秋山晴子(水沢エレナ)がいる。そんなエネルギッシュな彼らと無表情の真央とのギャップも見どころの1つだ。
©テレビ朝日 MMJ
第1話は、真央が関東中央監察医務院に配属された初日から始まる。監察医たちが職場に来ると、そこにいたのはなぜか逆立ちしてピクリとも動かない真央。それが新人監察医だとわかると自己紹介をしたり、おどけて見せたりする監察医たちだったが、肝心の真央は無表情のまま。そんな中、工事現場で死亡した現場監督・三神 忠勝(斎藤歩)の遺体が運ばれてくる。警察には3mの足場から転落し死亡したと判断されたものの、三神の妻・珠江(あめくみちこ)は納得がいかず、解剖し原因究明をしてほしいと懇願する。先輩たちの反対を押し切り、解剖を引き受けた真央は、死因は外部からの強烈な衝撃によるものでただの転落死ではないと結論付け、事故死として処理していた警察は上を下への大騒ぎとなってしまう。真央の活躍により真相は突き止められたが、嵐を呼ぶ大型新人を前に監察医務院には暗雲が立ち込めるのだった。
©テレビ朝日 MMJ
「ゼロの真実」は法医学ドラマであると同時に、遺体から亡くなったその人の人生を描くヒューマンドラマでもある。脚本は「セカンドバージン」「星降る夜に」など多くの作品を生み出してきた大石静で、リアルな解剖シーンにミステリー要素とコメディーの絶妙なバランスはさすが。1度ならず2度3度と武井咲を逆立ちさせる脚本にも注目だ。
文=石塚ともか
放送情報
ゼロの真実〜監察医・松本真央〜
放送日時:10月23日(月)18:20~
放送チャンネル:テレ朝チャンネル2
※放送スケジュールは変更になる場合があります
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