藤木直人と當真あみが親子役を好演!弁当作りに挑戦する父親の姿を描く「パパとなっちゃんのお弁当」
2023.7.15(土)
爽やかなビジュアルと親しみやすい笑顔で人気の俳優・藤木直人。23歳の時に1995年公開の映画「花より男子」でクールな美少年・花沢類役にて鮮烈なデビューを果たして以来、映画やドラマ、舞台に加え、アーティスト活動も行うなど、マルチな才能を発揮している。20~30代の頃は数多くの作品でヒロインを支えるイケメンキャラを演じてきた藤木も、年齢を重ね、愛情深い父親的存在の役柄も似合うようになった。そんな中で出演したのが、2023年放送のドラマ「パパとなっちゃんのお弁当」だ。
本作で藤木が演じるのは、バツイチのシングルファーザー・遠山直史。2017年3月、直史は故郷を離れて東京の大学に進学する長女・桃子(大友花恋)を見送るために、4月から高校生になる次女の千夏(當真あみ)、直史の父・健三郎(平泉成)と母・靖子(市毛良枝)と共に愛媛県・松山空港を訪れた。家族に感動的な別れの言葉を送る桃子だったが、最後に直史だけ「ごめん、急ぐから、パス!」と言い捨てられ、大いにショックを受ける。「パスで済まされたのは、思い出を何も残せなかったからね」と母に言われた直史は、次女の千夏には何か思い出を残さなければ...と思案した。そして、娘の高校生活での弁当作りという役割を担うことを決意する。
(C)NTV
直史は何をやっても三日坊主な上に、料理経験もない。家族みんなに反対されながらも、思いつきで娘の弁当作りにチャレンジする直史を、藤木は実にいきいきと演じている。物語の冒頭、長女の桃子が東京へ旅立つシーンから、娘たちの別れの抱擁に目を潤ませ、その後自分に贈られるであろう感謝の言葉を想像しては感極まるも、実際には軽くあしらわれてしまい絶望するなど、多彩な表情を見せることで視聴者に直史の愛すべき人柄を印象づけていく。
その後、高校生になる次女・千夏との絆を深めるため、朝は5時半起きで弁当作りに精を出すことになる直史。最初は卵を上手に割ることもできず、せっかくの卵焼きも焦がしてばかり。そんな料理初心者の直史にリアリティを与えるため、藤木はぎこちない手つきで長ネギやニンジンを切り、母・靖子のアドバイスにも「わかってるって!」と、声と表情で直史のいら立ちをストレートに表現。その等身大の演技が視聴者の共感を呼び、いつしか直史の弁当作りを応援したくなるだけでなく、遠山一家が紡いでいく絆を見守りたいという感情を抱かせていくのだ。
(C)NTV
平成から令和に変わる3年間を舞台に、当時の時事ネタもストーリーに盛り込みながら、父親が作り上げた700個の弁当と、そこに添えられたお品書きを中心に、家族のドタバタな日常を笑いあり、涙ありで描く、実話を基にした王道のホームコメディ。次女・千夏役の當真のフレッシュな存在感と、藤木の温かな笑顔の相乗効果によって、誰もが愛さずにはいられないハートフルなドラマとなっている。
文=中村実香
放送情報
パパとなっちゃんのお弁当
放送日時:2023年8月5日(土)12:15~
チャンネル:ホームドラマチャンネル
※放送スケジュールは変更になる場合がございます
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